マリーンズ来季暗黒のお知らせ

この一週間、オフモードに切り替えるため、わざとマリーンズに関するエントリはアップしなかった、というより、薮田だとか福浦だとか直行だとか濱中だとか、この時期の不確定要素の飛ばし記事にいちいち反応していては、パリーグファンの耐性がついていないと言われても仕方があるまい…と思っていたら、このニュースはガチでした…。

戦力外通告について - 千葉ロッテマリーンズ

本日27日、吉井理人選手(42)と藤田宗一選手(35)に戦力外通告を行いました。
藤田選手にはコーチ就任要請を行いましたが、本人が強く現役続行を希望していることから、戦力外通告の措置を取りました。
吉井選手は今後に関しては検討中です。

吉井理人選手のコメント
「シーズン途中にマリーンズに呼んでもらいチャンスをもらったのだけど、結果を残すことが出来ず残念です。今後については今のところ未定です。」

藤田宗一選手のコメント
「突然のことで正直ビックリしています。コーチ就任要請をいただきましたが、今はとにかく現役を続行することしか頭に無いので、断らせていただきました。自分にはまだまだ投げる自信があります。自分を必要としてくれる球団があることを信じています。
自分としてはロッテのユニホームを着て連続中継ぎ登板の日本記録(526試合連続中継ぎ登板)を達成したかった。それが本当に残念です。
応援してくれたファンの皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました。」

。゜(゜´Д｀゜)゜。

組長が、組長が…orz

おいらは、ボビ夫さんに関しては、「これは」と思った選手に対しては、誰がなんと言おうととことん使い倒す起用法で、こと現代のドラスティックな用兵に比べれば、「ある意味では」よほど日本人らしい起用をする監督さんという一方で、一度見切ったら他の日本人監督の非ではないくらいに容赦しない監督で、ある意味「義理人情」と「冷徹非情」を兼ね備えた監督…という見方をしていたのだが、これはヒルマンにも共通して言えることだが、ともすれば日本人が考えやすい、「せめて記録にリーチがかかっているのなら、達成して花道を飾らせてやろう」などという思慮は、万に一つも持ち合わせていないらしい。でなければ、２０００本安打まであと１００本と迫っていたコユキさんを、記録達成まで３年も待たせるようなことはするはずがない。

しかし、組長まで戦力外通告とは…。
確かに今年の組長は、昨年まで以上に、悪い意味での「ヒットマン」と化すことが多く、交流戦の某関西多数派系球団を相手に悪夢を見せられた試合は記憶に新しい。
衰えというのは、ファン誰もが感じている。
組長自身納得がいかないシーズンであったとは思うけれども、なんとか悪いなりの粘りの投球を見せて貰いたかったものなのだが…。
薮田の地位には荻野、藤田の地位には川崎が上がってきた。
じゃあ聞こう。
それまで川崎が担っていた地位の替わりはいるのかと。
「敗戦処理ならだれでもいい」という考え方であるならば、２軍から左腕の誰かを適当に連れてくればいいだけだろう。抑えてくれたら儲けもの、打たれりゃ次の替わりを寄越せと叫べばよい。
しかし、ボビーは敗戦処理も実に大事にしているから、適当な選手をあてがうことはまずしない。

川崎は長い間のボビ夫さんの査定を受け、晴れて左腕中継ぎの座を手にした。
となると、敗戦処理で長いイニングを放れる左腕がいなくなってしまう。
その地位の投手を、来季発掘できるのか、それとも他球団から今更のごとく取ってくるか、あるいは見つけられずにチームに影響を及ぼすか。去年から今年にかけて、左腕という左腕は放出しまくったから、おそらくは何かしらのヴィジョンがあってこその戦略だと思いたいのだが、こうも左腕ばかり狙い撃ちをしたかのように放出するとなると…。

組長…。

お別れなんか言いたくないのに…。

え？
吉井さん？
お疲れ様でした。
来季は是非コーチ入りをして頂いて、貴重なご自身の経験を、マリーンズの若手投手陣に教えてやって下さい。できることなら。

来季の左はどうするんだよ…。
にゃーに川崎だけじゃしんどいだろうよ…。