小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

競馬もゆっくりと着実に復帰の道へ

2011-04-05 23:59:59 | 競馬の話をしようか
計画停電の影響もあり、震災直後の3月12日からの開催が見合わせになっている関東地方の競馬ですが、中央、地方ともに、ゆっくりとではありますが、復帰への一歩を踏みしめようとしております。

新潟競馬、23日から開催…福島競馬中止に伴い(読売新聞) - goo ニュース
日本中央競馬会は5日、今月30日から開始予定の第1回新潟競馬を、1週早めて23日からの10日間開催で実施すると発表した。

 今月の福島競馬が、東日本大震災で中止となったことに伴う措置で、23日に福島で予定されていた重賞「福島牝馬S」(G3)も、同日に新潟で行われる。


新潟競馬は東北電力の管轄下。
今のところ東北電力管内の計画停電は見送られており、今回の代替開催につながった様子。
地震の影響がないのなら、休んでいるのももったいない話だし、震災の翌週から関西では競馬が再開されたものの、関東の馬が関西のレースを使おうと思えば、阪神なら当日輸送、小倉なら滞在しなければならず(小倉の直前入厩も物理的にできるっちゃあできるんですが、いくらなんでも距離がありすぎますわねえ…)、さりとて近場の中山や東京だと、物理的にできるできないの問題ではなく、電力が安定して供給されるかどうかという、それこそ開催するのにかなり切実な問題が控えており、電力問題がクリアできる新潟開催なら…というところ。

遠く新潟まで離れてしまうものの、関東圏に競馬が帰ってくるのは、競馬ファンとしては朗報。

ただし、現時点で代替新潟開催の馬券を、どのあたりで売るのかは全くの未知数。
これは東日本の場外発売の施設が、現段階で北海道以外では稼働していないという問題もあるし、ファンがレースを検討するのに必要な競馬新聞が、震災の影響で正規の流通ルートに乗らずに配送されており、競馬新聞を手に入れられる販売店が、私鉄の駅売店やコンビニなどに限られ、キオスクあたりでは扱いがないという影響もあるだろうし、それ以前に競馬新聞を印刷する髪も不足しているという問題もあるだろう。
23日からの新潟開催ということは、同時に一週繰り下げ、東京競馬場で行われる予定になっている皐月賞の開催の動向も、ある程度は目星がつきそうだ…とは思いたいのだが、こればかりは計画停電がどの程度影響があるのか…という動向にも左右されるだろう。なにせ我々も、前日にならなければ翌日の計画停電が行われるかどうか分からないので、翌日の計画すらままならないという、重い現状があるからだ。

現段階では行われていない、中央競馬の東日本の本州内での馬券発売。
今週末、阪神競馬場では桜花賞が行われることから、比較的来場者の規模も大きくない関東のごく一部の施設で、場所によって後半6レースに限って場外発売されることに。

【!】4月9日、10日の発売・払戻のご案内 - JRA

これによると、東日本地区では新潟競馬場が阪神、小倉の全レース、高崎場外(旧高崎競馬場)では、阪神、小倉の後半6Rを場外発売するという。

…これ、もしかして。

東京から競馬ファンが高崎まで出てくるかね(´・ω・`)

いや、打てる方はどんどん高崎線なり上越新幹線で高崎で馬券を買うのも一手でしょう。
それだって経済を回すには効果があるわけで。

同じく震災直後から競馬開催が見送られてきた南関東地区でも、12日の川崎開催から競馬が再開されます。

復興支援競馬の開催と南関東競馬再開のお知らせ - 川崎競馬公式webサイト

詳しくはリンク先をご参照いただきたいが、リンク先の開催概要を見ると、売り場を絞ったり、開放されるスタンドを絞ったり、ビジョンを使用しなかったり、レース数自体も削って1日9レース制、開催日数も削減するなど、こと節電という観点に於いては最大限配慮されており、いかに省エネで競馬を開催するかが手に取るように分かる。
電力供給は不安定な要素はあるけれど、これとて経済と仕組みは全く同じで、競馬開催がお休みの間は馬もレースに使うことができず、賞金も出ないし馬の預託の金額ばかりがかさむことになるわけで、開催していかないことには、厩舎関係者も馬主さんも、競馬施設で働く関係者にとっても死活問題。

関東地方は行く先々でみな節電、節電と、特に夜になってからの暗さは、今までが明るすぎたのではないかとさえ思うほど。
それでもこうして経済を回して行かぬことには、いずれ血のめぐり(=経済のめぐり)が悪くなれば日本全国共倒れ…という図式は、自分の体に例えてみれば子供でも分かる理屈であり、なにはともあれ競馬が再開されることは喜ばしいこと。

賭ける体力、気力がある方は、どうぞがっつんがっつんご参加ください。

今の日本、経済活動に参加するのも、立派な「私たちができること」ですぞ。
自粛と委縮は、混同してはいけません。

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2 コメント

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Unknown (葛飾マリン)
2011-04-14 01:23:56
久々のコメントです。
南関では、休止期間中に期限を迎えた勝馬投票券の払戻が5月末まで延長され、「東京大賞典」の払戻ついでに買った「建国記念の日特別」を忘れぬうちに換金してきます。
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そうなんです (小馬太郎兵衛)
2011-04-15 00:27:06
お久しぶりでございます。

有効期間の延長がありますから、当たり馬券は払戻できますね。

…しかしあたしにゃ払い戻せる馬券がございませんで…(´・ω・`)
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