小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

元幕内北桜、引退

2010-03-09 23:21:52 | Weblog
豪快な塩まきで人気があった、元幕内の北桜が、引退を表明しました。

豪快な塩まきの元幕内北桜が引退 「完全燃焼した」(共同通信) - goo ニュース
大相撲の元幕内で、豪快な塩まきでも人気だった東幕下27枚目の北桜(38)=本名向英俊、広島県出身、北の湖部屋=が9日、引退した。大阪府立体育会館で記者会見し「場所前に熱が出て体重も落ち、体力、気力とも(もう)いいかなと思った。完全燃焼したと思う」と話した。年寄「小野川」襲名が承認され、後進の指導に当たる。初土俵は87年春場所で、01年名古屋場所で新入幕。最高位は前頭9枚目。


まだほんの1~2年前、まだ北桜が幕下に陥落する前、十両あたりでのお楽しみといえば、北桜の豪快な塩まきと、華麗すぎる片山の四股。
制限時間が一杯になり、呼び出しさんが立ち上がるときの所作はそれぞれ違っていて、例えば高見盛の「アレ」であったりとか、元朝青龍が客席を一瞥くれた後に思いっきり気合いもろとも腹を叩いたり。
そんな中で、北桜の、両手を真上に上げての深呼吸からの塩まきは、もはや「様式美」と表現しても差し支えないだろう。




↑クリックで拡大します

取り組みが終わり、国技館の通路に姿を現すと、真っ先にファンに取り囲まれてもなんのその、気さくにサインに応じる姿を毎場所のように見かけ、ファンへの当たりがいいおすもうさんの一人でもあった。



最後に北桜の土俵を見たのは、去年の9月21日。
幕下陥落してもなお、もう一度十両の座を目指さんとしていた。



低く当たられて上体が起きて、少々苦しい体勢。


土俵際の勝負に持ち込むも…


投げを打ったところの写真が残っておりませんが、確か西方の土俵下に二人して倒れたものの、わずかに北桜の足が残っていそうな気配だったのだけれども、物言いがついてしまいました。


結局取り直しになっちゃった。


さあ今度こそ。


なんとか押し出して(寄り切りだったっけか?)勝利。
場内も取り直しの一番とあってやんややんやの大喝采。


豪快な塩まきが見られないのは寂しいですが…。

北桜関、お疲れ様でした。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさまでした。 (タコ徳利)
2010-03-10 17:09:14
北桜 関の人柄は、記憶に残る力士の一人です。

貴殿の写真は、北桜 関の一日を上手く撮影された、大変良い写真です。
勝った時に、締め込みの辺りで、小さくガッツポーズや、
膝が落ちて負けた時なんかは、土俵で拳をたたき付けて悔しがるアクション。

彼だから、許されるのですよね。

対して、派手にガッツポーズの元横綱は…(略)

あのファンサービスは凄いの一言。
一番大変だったのは付き人さんだよね。

今後は後進の指導者となりますが、髷を落としても、
協会員として国技館で、ファンに囲まれるのは、間違いないね(笑)


貴殿の写真は、重ねて本当にいい写真でした


感謝です!

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よくよく考えたら (小馬太郎兵衛)
2010-03-11 23:45:11
写真はやっぱり正面東側から撮るべきでした。
塩を撒いても本人の顔が写らないのでは、興味半減ですなあ…。

今度はしっかり力士の撮り方も考えて撮ります…。
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