野田どじょう政権発足

先の民主党代表選で党首に選ばれ、首班指名で首相に任命された野田新首相の政権が、今日２日に発足しました。

閣僚名簿発表…国家公安委長に小沢側近の山岡氏(読売新聞) - goo ニュース

官房長官に内定した藤村修・民主党前幹事長代理は２日午前、野田新内閣の閣僚名簿を発表した。

　野田氏は同日午後、皇居での任命式を経て第９５代、６２人目の首相に正式に就任し、国民新党との連立政権を発足させる。

　首相＝野田佳彦

　総務・沖縄・北方＝川端達夫

　法務＝平岡秀夫

　外務＝玄葉光一郎

　財務＝安住淳

　文部科学＝中川正春

　厚生労働＝小宮山洋子

　農林水産＝鹿野道彦

　経済産業＝鉢呂吉雄

　国土交通＝前田武志

　環境・原発＝細野豪志

　防衛＝一川保夫

　官房＝藤村修

　復興・防災＝平野達男

　国家公安・拉致問題・消費者＝山岡賢次

　金融・郵政改革＝自見庄三郎

　行政刷新・公務員改革＝蓮舫

　国家戦略・経済財政＝古川元久

先の大震災発生以降、機能不全を起こしていた菅政権に変わって、ようやく新政権が発足して、内心ほっとしている。
巷間では早くも「誰それはどっち寄り」だとかいう閣僚降ろしに躍起になると思うのだけれど、人のことを漢字が読めないとか庶民感覚の金銭感覚とは程遠い経費の無駄とか、そんな些細、いや稚拙なことはどうだっていいんで、まずは大震災の復興に対して、早い段階で復興に向けた歩みを踏み出せるプロセスを提示できるような政策を期待しています。
今の日本に、「顔がいいから」「声がいいから」などというふざけた理由の好感度調査などをやっている余裕はないはずです。
大震災からまもなく半年。
原発事故の収束は見えるアテもなく、被災地の瓦礫の撤去も進んでいない地域も未だに残っています。
半年経過していて、未だにこの有様です。

電気もエネルギー。
経済もエネルギー。
いかにエネルギーを日本に潤滑させ、日本を復興の足がかりをどう形作るのか。
そして復興への資本は、国内でどう形作らせるのか。
後世に借金を残さず、大増税で場を凌ぐのか。
大増税になった場合、日本発の景気の底割れには至らないのか。
或いはこれ以上の赤字国債の発行こそが、更なる景気の底割れに至らしめるのか。

日本の復興は、あなた方の肩にかかっています。