狂化合宿

ただ今この文章を、日曜夜の寝静まった、東横イン京都四条大宮よりお送り致しております。

しかし、「強化合宿」の名に恥じぬ、とんでもない行程だったなあ。
土曜夜８時くらいに、あべちゃんのすむさいたま市武蔵浦和駅を出発、首都高→甲州街道で、俺が「あっさりしたものが食べたい」と言い始めたばっかりに、府中駅前でしゃぶしゃぶを食べることに。
前夜、勤務シフトの都合で１時間半しか寝ていないにもかかわらず、神経が昂ぶっていたのか、府中からハンドルを握ることになり、甲州街道→八王子→中央道→諏訪湖ＳＡ（小休止）→恵那峡ＳＡまでひた走ることに。諏訪湖で小休止したのは、公共温泉の営業が午後九時までで終わっていたのはわかっていたけれど、温泉で顔を洗えたらいいかなっていうささやかな願望だったのだけれど、見事に打ち砕かれ、顔がすっきりしないまま恵那山トンネルを越えて、恵那峡ＳＡまで。
ここまでがんばったのは、他ならぬ岐阜名物「五平餅」を食べるためであったのだが、これも昼間の実演販売のみで、深夜帯は実演販売はおろか、終夜営業の売店も扱っておらずにショボーン。俺の楽しみが…。しかも、ここでやっていなければ、名神に入った養老ＳＡでも五平餅は食べられないだろうし、せっかく五平餅が楽しみで深夜をひた走ってキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!のに、しょぼくれたら突然眠気が襲ってきたので、あべちゃんに運転を代わってもらった。
車のリアシートで横になると、時たま下半身の寒さで気がつくことはあったものの、前夜からの睡眠不足と相まってすぐに入眠。最後に気がついたのは、岐阜県中央道瑞浪インター通過中で、気がついたら名神栗東インターだった。小牧も関ヶ原も米原も気がつかず、眠っていたらしい。

京都競馬場に着いたのは、明け方５時前頃だったろう。ＧⅠ秋華賞だからなんなのか、駐車場がすでに開門になっていたので車を入れる。二人して寝不足ながらも、あまりの明け方の冷え込みように、二人して、さも当然のように指定席を所望していたので、車をひとまず降りて、指定席の列に向かったら、実は、指定席の列についたが最後、指定席販売開始まで一切列から離れられず。ということで、整理券をもらった後、集合時間まで車の中で仮眠という、二人の中の皮算用は、がらんがらんと音を立てて崩れ落ちていったのだった（笑）。我々を未明から指定席券売開始まで、見事に護送しきった京都競馬場の策略に、見事はまってしまったのだった。
おかげで満足な睡眠時間もとれぬまま、二人して馬券を買えば買うほど、自ら当たり馬券を避けるかのごとく外しまくるスパイラルに陥り、気がついたら俺は京都、府中計２勝１５敗、負債も１０３４０円までふくれあがっていった。

景気づけに、というか負け惜しみというかなんというか、夕食くらいは元気に行こうと、四条大宮から阪急電車で大阪梅田へ出て、お好み焼きで敗戦処理（笑）。最近の体調を考えたら、かなり食べた。
帰りは、「新快速１３０キロ運転を味わいたい」というあべちゃんたっての願いで、ＪＲ新快速で京都へ。といっても、心地よく体にかかるＧ（マジ）と疲労が重なってつい眠ってしまい、気がついたら京都に着いていたので、慌てて相方を起こして降りる。
もう夜１１時を回っていて、四条大宮へ出る死バスもとい市バスは終わっており、タクシーで四条大宮まで帰還したのでした。

あ、昼はちゃんとタコ食べましたよ。たこ焼きだったけれど。