ドラフト会議に思うこと

なんだか、今日一日の流れを見ても、ロッテファンの気質って変わったよなあ…と思うのだけれど…。

巨人入りまたもかなわず…長野、ロッテ２位指名に戸惑い(読売新聞) - goo ニュース

プロ野球・ドラフト会議（３０日）──ロッテから２位指名された 長野 ( ちょうの ) 久義（ホンダ）は記者会見で「小さいころからジャイアンツにあこがれていた。まだ頭の整理ができない」と戸惑いを隠せなかった。

　２年前のドラフトで日本ハムからの指名を拒否してホンダに進んだが、今回も巨人入りの夢をかなえられず、「（巨人との縁は）見ての通りです。（プロ入りかホンダ残留かは）半々です」と複雑な胸の内を打ち明けた。

　ドラフト終了後、ロッテのバレンタイン監督がホンダの野球部寮に駆けつけたものの、安藤強監督だけが応対。長野自身は「気持ちの整理がつかない」として会わなかった。バレンタイン監督は「彼が必ずロッテのユニホームを着てくれると信じている」と粘り強く交渉を続けていく意向を示した。

おいらごときが普段取り上げないドラフト会議のことを取り上げてもどうしようもないので、一言。

ネタをネタだと楽しめない人は（ロッテファンでいられるのは）難しい。

まさにロッテ魂がここで全開になるとは。
東京ガスの木村を１位指名するのも、メチャクチャ義理堅い所をみせるものだ…と思った次の瞬間の出来事だからなあ…。
まさにＫＹ。

Kimura Yuta
Karakawa Yuki
Kouji Yamamoto

本当に２位に長野を指名する、全身全霊のネタをカマすとは…。
長野にとってもロッテにとってもポシャれば痛い。

拒否られれば「ネタ球団」。
拒否すればまた路頭に迷う。

そりゃおいそれと簡単に結論を出すわけには行かないだろうなあ…。
いくら「ジャイアンツ愛」だからといって、ここで拒否すればまた２年間を棒に振る。２年経って、また巨人から指名される運命が待っていればいいけれど、そんな運命は神のみぞ知る。
ネタを楽しむ余裕がない、日が浅いファンは、昨日今日の発言でかなりヒートアップしているようだけれど、元はといえばホークスと相思相愛だった大嶺だってドラフト当日は涙に暮れて雲隠れしたし、西岡だって元々はスカウトの松本尚樹さんに「なんでロッテやねん」と言い放ったくらいだし、更に昔をほじくり返せば小池秀郎だ愛甲だという例だってありますわな。ちょっとだけ最近に帰れば、今じゃ「ミスター先頭打者アーチ」の高橋由伸だって、千葉マリンの正面で署名活動までして取ろうとしていたのに、あっさり振られて巨人に行かれたわけだし、「行きたい」と思う球団があればあるほど、意中の外の球団に指名されれば心が揺れ動くのは当たり前の話。
まあ、あの「言葉」が、後に笑い飛ばせるような流れになってくれれば…と思います。

あと、４位の坪井はおめでとう。
ロッテの４位は大当たり確実ですからな。

伊藤は今年は１軍を守りきったし、その前の年は荻野、やいのやいのと言われながら見事に今年はストッパーに。
更に前の川崎はもはや立派な左のセットアッパー、竹原は５０メートル６秒超前半の（まだ眠っている）右の大砲、雅彦は捕手に内野に、神田…はあともうちょいで１軍なんだけどなあ…。
更に遡れば２０００年が俊介、９９年はあのヘイボー、９８年は寺本四郎。
９６年が宏之ですよ。
８９年が南淵で（一時期スタンドにいてあっという間に消え去った「南淵男」に非ずw）、８８年は初芝ネ申。

これ、細木数子の予言と坪井の活躍の予感、どっちがより当たる確率が高いかと言われたら、間違いなく…。
細木数子の予言も、今年は巨人が優勝して日本シリーズまで進んだことによって、半分は当たったことになるんだけどねえ…。

しかし、育成選手も取りも取りましたなあ…。
８人か…。
この中で、支配下登録される選手は出てくるのだろうか。
１軍の生存競争も大変だけれども、それに輪をかけて２軍の生存競争はまさにサバイバル。これに育成選手が、どうなるか分からない支配下登録も狙っているのだから、以前の千葉市出身の誰かさんの前奏の替え歌じゃないけれど、文字通り「毎日サバイバル」状態に…。

あ、あと香月が揚げたコロッケは、マジで食べてみたいような気がする。

明日の千葉マリンを目指して、頑張れ、みんな！