入学金未納の2生徒、入学式に出席させず 千葉の高校(朝日新聞) - goo ニュース
久々に地元の高校の名前を聞いたと思ったら、こんな形のニュースになって取り上げられるとはね…。
そういえばこの高校、数年前だったかに、八千代中央駅前の某コンビニに、堂々と名指しで「出入り禁止」を通達されていたっけな。よっぽどやらかした数や量が凄かったのだろうか…?
それはともかくとして。
最初にふと思ったのだが、これってニュースとしての価値があるのか?ということ。
まあ、そんなネタにおいら如きが食いついている時点で、ニュースとしての価値はあるのだろうとは思うのだが、正直なところ、このニュースの意図するところがどこにあるのかが分からない。
「諸般の事情で入学金を払えなかった生徒二人が、学校という権力の手によって入学式に参加する権利を得られなかったのは誠にけしからん」という視点で見れば、一見して筋は通っているようにも見えるのだが、そう簡単に権力に楯突くことが素晴らしいと見る視点もいかがなものかと。
こんなもの、どう考えたって、息子や娘のために入学金を用意できず、事前の相談もしなかった親が100%悪いに決まっている。ましてや、その学校の主役は親でもなく、恥をかくのは息子や娘なのだから、生徒の立場からすればたまったものではないだろう。
恥をかくのは生徒、いや子供。その責任を負うのは親の役目だろう。
これのどこが、学校に責任の所在があるのか、おいらには皆目分からない。
まあ、これが私立ではなく「公立」だからこそニュースになるのであり、公立学校である以上、いろいろといわれるのは致し方ない部分はあるのだが、結局は、昨今社会問題となっている、給食費未納で学校給食運営を圧迫している問題と、本質的には何ら変わりがないではないか。
学校に全てを求める前に、毎日一番近くで見ている家庭でしっかりしましょうよ。
最近、余りにも学校に求められている理想像が高すぎて、学校がついてこれなくなっている現状を、とても憂慮している。
このままでは、学校という現場が、どんどん「家庭」によって潰されていく気がしてならないのだ。
千葉県八千代市の県立八千代西高校(大迫太校長)が、入学金を納めなかった新入生2人を、8日に行われた入学式に出席させなかったことがわかった。同校は「入学金を納めてもらわないと入学を許可できず、苦渋の選択だった」と説明している。
同校と県教委によると、新入生159人は入学金5650円や教材費、授業料など計9万円を入学式当日に納めることになっていた。ところが2人の生徒が未納であることがわかり、保護者に連絡したところ、それぞれ「今日は払えないので、後日支払いたい」「お金を持ってきていない」と話したという。
学校側は「今日中に払ってほしい」と伝え、午前10時から始まった入学式に2人を参加させず、別々の教室に待機させた。入学式後、2人の保護者は入学金を納め、生徒はいずれも入学を許可された。
学校側によると、入学金などを式の当日に納めてもらうことは、合格証書を送付したときに説明書を同封し、3月17日に行われた入学者説明会でも連絡していた。その際、「持参するお金は一部でもいい。分納もできるので、経済的な心配があれば事前に相談してほしい」と伝えたという。説明会には2人の保護者も出席していたという。
同校は県教委に対し「学校として苦渋の選択だったが、入学金が必要なことは事前に説明しており、やむを得ない処置だった」と話している。県教委は「入学許可は学校長の判断にゆだねられている。生徒や保護者につらい思いをさせてしまったが、説明会で既に連絡済みのことだった」としている。
久々に地元の高校の名前を聞いたと思ったら、こんな形のニュースになって取り上げられるとはね…。
そういえばこの高校、数年前だったかに、八千代中央駅前の某コンビニに、堂々と名指しで「出入り禁止」を通達されていたっけな。よっぽどやらかした数や量が凄かったのだろうか…?
それはともかくとして。
最初にふと思ったのだが、これってニュースとしての価値があるのか?ということ。
まあ、そんなネタにおいら如きが食いついている時点で、ニュースとしての価値はあるのだろうとは思うのだが、正直なところ、このニュースの意図するところがどこにあるのかが分からない。
「諸般の事情で入学金を払えなかった生徒二人が、学校という権力の手によって入学式に参加する権利を得られなかったのは誠にけしからん」という視点で見れば、一見して筋は通っているようにも見えるのだが、そう簡単に権力に楯突くことが素晴らしいと見る視点もいかがなものかと。
こんなもの、どう考えたって、息子や娘のために入学金を用意できず、事前の相談もしなかった親が100%悪いに決まっている。ましてや、その学校の主役は親でもなく、恥をかくのは息子や娘なのだから、生徒の立場からすればたまったものではないだろう。
恥をかくのは生徒、いや子供。その責任を負うのは親の役目だろう。
これのどこが、学校に責任の所在があるのか、おいらには皆目分からない。
まあ、これが私立ではなく「公立」だからこそニュースになるのであり、公立学校である以上、いろいろといわれるのは致し方ない部分はあるのだが、結局は、昨今社会問題となっている、給食費未納で学校給食運営を圧迫している問題と、本質的には何ら変わりがないではないか。
学校に全てを求める前に、毎日一番近くで見ている家庭でしっかりしましょうよ。
最近、余りにも学校に求められている理想像が高すぎて、学校がついてこれなくなっている現状を、とても憂慮している。
このままでは、学校という現場が、どんどん「家庭」によって潰されていく気がしてならないのだ。
昨今の給食費未納問題がなければ、あっさりとスルーするようなニュースですけど、そういう伏線を張って見てみると、気になる一件ですね。しかし、ホント、この親たち、説明聞こえていなかったんですかね?子供の前に、親が話を聞けないんじゃぁ、一緒に高校に入学したらどうなの?という感じですね。
学校側に、入学を辞退したもの、と思われても仕方ないくらいの
事態だと思います。義務教育ではないのだし・・・。
どこぞの学者先生が、学校側の対応を批判していましたが、
なんで???と不思議でなりません。
給食費未納やモンスターペアレンツについても
同じように学校側が批判される場合があって、
なんだか変、といつも思っています。
全く仰有るとおりで、結局は給食費と学校の学費、ましてや入学金も親からすれば皆一緒くただったのでしょう。
これが公立高校だから問題になるのであって、私立高校だったら「金払えないなら来るな」で終わりですからねえ…。
>も~さん
正直、学校の程度にもよりますが、「なんでも学校に責任を押しつける」という今の風潮にはとても納得しがたいものがありまして、このケースでも、学校は予め説明する責任を果たした上での処置なのですから、本来はニュースとしての価値すらないことで、ましてや夜7時のNHKニュース、それも全国に流すニュースとも思えないんですがねえ…。