第６８回桜花賞

嗚呼、２００２年の桜花賞のように、○アローキャリー→◎ブルーリッジリバーを本線で決めたあの日の再来を！

出馬表はこちらから。

クロフネにエアグルーヴのポルトフィーノが左寛ハ行で出走取消。
今年は１７頭の乙女の妖乱。

まず。
今年の桜戦線の代名詞として、こんなセリフがよく新聞紙上を賑わせているのだが…。

「今年は昨年のようなダイワスカーレット、ウオッカ級の馬が見当たらず混戦」

去年はレベルが違いすぎるだろと一言申し添えておこう。
この時期に牡馬と互角に渡り合える牝馬が２頭も出てくる年など早々滅多にあったものではなく、この２頭を物差しにしてレベルを計ってしまっては、他の牝馬に申し訳が立たないと思うのだが。

さて、桜花賞。
どこからでも買えるメンバー構成だが、阪神外回りの特徴として、やはり後方一気では届きづらいケースが多い。皆無であるとは言わないが、阪神に外回りコースが出来てからというもの、前が競り合ってハイペース…ということが激減した。これまでは「魔の桜花賞ペース」などという言葉も存在したが、その言葉が消えてなくなる日もそう遠いことではないだろう。
本命は、前走度外視◎[３]エイムアットビップ。熱発明けで大敗、調子が物を言うこの時期としては手が出しづらいが、休養前は大崩れしていなかった事を考えると、前走度外視でもう一度狙ってみる手だろう。すんなりなら中団より前の方でケイバが出来るはず。
調子の良さで言えば、やはり○トールポピーが最右翼。休み明けで前走あそこまで走れれば大丈夫。
本来だったら狙ってみて面白いのが▲[９]リトルアマポーラだが、前走が大幅な馬体減。１週前の週刊競馬ブックのフォトパドックでも、腹回りはギリギリのように写る感じで、もちろん体系にも細く見せる馬、太く見せる馬といるので一概に良し悪しは言えないが、前走から余り変わっていないようだとちょいと危険かも。京成杯でマイネルチャールズと互角に渡り合った戦績は評価できるものの、馬体減、前走の内容からすれば勝ったものの強調材料に加えるわけにはいかず、気配は十分に注意したい。評価を下げることを前提としてこの位置の印に。
レースの自在性…というところからすると、△筆頭には[１６]ブラックエンブレムを推したい。差して良し、好位で流れに乗るも良し、どちらかといえばレース展開に注文が付く馬たちにあって、このような混戦の時に、どこからでもレースが出来る馬には、戦績自体は目立たなくてもそれなりの利点がある。流れに乗れれば一発もある。ましてや鞍上は（以下略
以下、スローで出遅れて３着というレースが本物であって欲しい[５]オディール、有力馬が前に行けば、展開を突いたこの馬の浮上も大いにある[１７]シャランジュ、前走のようなレースが出来るか[１１]エアパスカルまで。

◎が結構人気がないので、馬連馬単は◎から裏まで流す。
３連単は、◎の軸１頭マルチが正解かも知れないが、元手がかかりすぎるぜ…orz

競馬ファンのご指名にあやかる乙女は、果たしてどの馬だろう。