とってつけたようなネタですが、今年もやります、極私的ベストゲームin千葉マリン。
…っつっても、今年のベストゲームの選考は難しいねえ…。
去年は実際に生で観たゲームを中心に取り上げていたのだけれど、正直今年は生観戦の応援チームの勝率がさほどではなく、今年に限っては、実際に生で観た試合という縛りにはこだわらず、テレビでしっかり観た試合も含めて選んだ方がいい…という結論に至ったので、生観戦云々にはこだわらずに選んでみたいが、やはりどうしても得点は生観戦の方が高くなる。
そんなわけで、小馬太郎兵衛的極私的ベストゲームin千葉マリン2009、イッてみよう!じゃなくていってみよう!←もはやお約束
【第3位】
2009年8月2日 対楽天戦
その時のエントリはこちら。
2009年8月3日付「ラッキーボーイがついに掴んだお立ち台」
2005年のホークスとの頂上決戦では、ラッキーボーイだった早坂。
あれから4年経ち、自らが置かれる立場は一変した。
内野でもユーティリティプレーヤーを目指す一方、目の前にある試合の出場に遮二無二こだわろうと、今年は外野手へも挑戦した。
春先から拙い守備がクローズアップされがちだった早坂。
センターに出ては、なんでもないセンター前のヒットを3塁打にしてしまったり、たまにショートで出たと思ったら痛恨のエラーを犯してしまったり。
それでも地道に目の前のチャンスにひたすら食らいついた結果が、この試合でのお立ち台に繋がったと思う。
この試合、9回を153球投げた唐川。
夏場のスタミナアップが課題だった唐川も、9回を投げきることで、徐々に成果が現れている。
そして、目の前のチャンスに食らいついた早坂。
唐川共々、この試合で、プロ野球選手として、更なる階段を上り始めたと思いたいし、ぜひともそうであって欲しい。
それにもまして、いろいろあった今シーズン、とてもとても試合に集中出来る環境下ではなかったのは、ファン総じて皆同じであるはずで、正直「勝つことの楽しさ」を、このゲームで改めて再発見したのだった。
そのあたりの心境は、上にリンクした過去ログに思いっきり心情を吐露している。
正直、シーズン中にこんな事を書いたり思ったりしたのは、マリーンズファンを13年ほどやって来た中でも、全く初めての経験なもんで…。
さて。
第3位はテレビ観戦、しかも千葉テレビでクラさんの毒舌解説を心ゆくまで堪能下試合から出ました。
それでは第2位は…。
【第2位】
2009年4月30日 対檻ッ鉄戦
その試合のエントリはこちら。
2009年5月1日付け「野球の神様が降臨したもうた」
祝!伊藤プロ初勝利!!
最初こそ、マリーンズと檻ッ鉄でくんずほぐれつのやらかし合いだったのだけれど、回を追うごとに、マリーンズは直行、檻ッ鉄は山本省吾がだんだんとノッてきて、気がつけば、ビールが進むにつれて試合が締まり、しかもホームに向かって風速6メートル、この時期のナイターにしてはひっじょーに冷たい風が吹き付けてくるので、ビールを飲んではトイレ、トイレに行ったら暖を取ってコーヒー、暖まったらトイレ、また来たら今度は飲みたくなるという、どうにもこうにもブルドッグな無間地獄状態。
試合が締まり、投手がテンポ良く投げてくれると、自然とこちらも負ける気がしなくなる。
延長11回表、1死2、3塁の大ピンチを無得点に抑えた伊藤。
ピンチの後にチャンス有り。
初回のチャンスにものの見事に併殺打に倒れ、一躍ロッテ臭がプンプンする選手の仲間入りを果たした井口が、併殺打を吹き飛ばすサヨナラ3ランで決着。
あれは凄かったねえ…。
飛んだ場所はバックスクリーンの右だったと思うが、ネット裏で見ていても、打った瞬間においらは立ち上がっていたから、まさしく「打った瞬間」のHRだった。
伊藤も2008年シーズンは、我慢に我慢を強いられる1年で、果たして今年はどうかと思っていたのだが、思ったより早く勝ち星が付いてくれて、本当に良かった。いや、ネタとしてなら、このまま「記録付かずの中継ぎ登板」を、どこまで伸ばせるか…というところも焦点といえば焦点だったのだけれど、プロはやはり記録がついてナンボの世界。
しゃべらせてみると、意外とこれがよく話す。
内くんほどまでとは言わないけれど、朴訥なイメージを勝手に抱いていたので、あれだけしゃべるのは意外でしたな。
2008年シーズンに、伊藤頑張れと散々ハッパをかけていたおいら。
ついに伊藤が報われる日がやって来た。
そして、その試合を生で、現場で、しかもたまたまネット裏で観ていて見届けることが出来たのだから、こんなに幸運なことはない。
自分が応援していた選手のプロ初勝利を見届けることが出来るのも、ファン冥利って奴ですわな。
さて、それでは第1位の発表…と行きたいところですが。
「ベストゲーム」があるのなら、「ワーストゲーム」があったっていいじゃございませんか。
というより、誰が好きこのんでワーストゲームなんてわざわざ選んで書こうという気になるのか…という話ですが、このワーストゲームは、おいらなりの総括を書いておかねば成るまい…というところで、おそらくはもうばれちゃったとは思いますが、ワーストゲームの発表。
【ワーストゲーム】
2009年9月27日 対檻ッ鉄戦
これは、当日、事件の爆心地である外野にいたおいらが総括することである。
檻ッ鉄ファンの皆さん、チームのお家騒動にもろに皆さんを巻き込んだ形になってしまい、本当に申し訳ございませんでした。
真実は一つかも知れないが、正義は一つだけとは限らない。
俺達は、ただ千葉ロッテマリーンズが好きで、千葉ロッテマリーンズを応援するために集まっている。
選手とチームを応援することが第一の義。
それ以外にはあり得ない。
敗退行為に及ぶ連中。
その輪の中に、ビール片手にフラフラと割って入る、前監督の側近であるラリー・ロッカ氏。
それが、マリーンズを取り巻く「政治」の、片方の勢力の構造の全てだった。
彼らにも「義」はあっただろう。
だからこそ、その「義」が受け入れられなかったのなら、素直に黙って引いて欲しい。
別に俺は、今までフロントを肯定してきたことは一度たりともないことは、長くご愛読頂いている皆様には先刻ご承知なはず。もちろん、「フロントはアレだけど、今回のこの手は良かった」と、評価すべき部分はしっかり評価しているつもりである。あんまりないけど。
ただでさえ、世の中の経済情勢がアレなだけに、この先、本当にプロ野球界がどうなるのかは、正直想像だにつかない。
俺は何度も、「千葉ロッテマリーンズを殺したければ殺すがいい、俺は千葉ロッテマリーンズと共に死ぬ」と書いている。
マリーンズがこの先、どのように舵を取ろうとしているのかは、分からない。
けれど、マリーンズファンの務めとして、最後までマリーンズの動きには食らいついていくつもりである。
あの日。
敗退行為に及ぶ連中の中には、「俺にはボビー残留の署名活動をしていた責任がある。責任は最後まで全うしたい」という人もいた。
そいつが見ていた先は、ボビー残留ではなく、チームの千葉残留だった。
そう言いながらスタンドに消えていったあいつを止められなかった俺を、無力だというなら無力だと罵ればよい。
あの日。
「俺、こうなることは全然知らなかったんだけど、俺、荷担しちゃったんだよね…」と、内野2階席へ上がる階段の踊り場で、一人泣いている人もいた。
思えば、なぜおいらが内野2階席へ上がる途中で、偶然にもその場に遭遇してしまったのだろうか…。
あの日。
あの事件で泣いた人がいるという事実を、決して忘れてはいけない。
あの日の真実は、雷庵さんとなお★さんに語った時の、俺の涙の中にある。
ついててもしょうがないけど俺がついている。
これからも、このスタンスを決して崩すことなく、マリーンズと共にありたいと切に願う。
この一線を踏み越えた時、ともすると、マリーンズの方からおいらを遠ざけてしまうのかもしれない。
来年?
さあ、どーなるんですかね?
ゼロから作るのもありじゃないですか?
私は楽しく皆さんと楽しむことが出来れば結構です。
だって、野球観戦は娯楽なんですから。
強制なんてまっぴらゴメンです。
さて、いよいよ極私的ベストゲームin千葉マリン2009の発表ですが…。
発表はCMの後!!
↑さんざん引っ張っておいてそれかよ
(以下後編へ続く)
…っつっても、今年のベストゲームの選考は難しいねえ…。
去年は実際に生で観たゲームを中心に取り上げていたのだけれど、正直今年は生観戦の応援チームの勝率がさほどではなく、今年に限っては、実際に生で観た試合という縛りにはこだわらず、テレビでしっかり観た試合も含めて選んだ方がいい…という結論に至ったので、生観戦云々にはこだわらずに選んでみたいが、やはりどうしても得点は生観戦の方が高くなる。
そんなわけで、小馬太郎兵衛的極私的ベストゲームin千葉マリン2009、イッてみよう!じゃなくていってみよう!←もはやお約束
【第3位】
2009年8月2日 対楽天戦
その時のエントリはこちら。
2009年8月3日付「ラッキーボーイがついに掴んだお立ち台」
2005年のホークスとの頂上決戦では、ラッキーボーイだった早坂。
あれから4年経ち、自らが置かれる立場は一変した。
内野でもユーティリティプレーヤーを目指す一方、目の前にある試合の出場に遮二無二こだわろうと、今年は外野手へも挑戦した。
春先から拙い守備がクローズアップされがちだった早坂。
センターに出ては、なんでもないセンター前のヒットを3塁打にしてしまったり、たまにショートで出たと思ったら痛恨のエラーを犯してしまったり。
それでも地道に目の前のチャンスにひたすら食らいついた結果が、この試合でのお立ち台に繋がったと思う。
この試合、9回を153球投げた唐川。
夏場のスタミナアップが課題だった唐川も、9回を投げきることで、徐々に成果が現れている。
そして、目の前のチャンスに食らいついた早坂。
唐川共々、この試合で、プロ野球選手として、更なる階段を上り始めたと思いたいし、ぜひともそうであって欲しい。
それにもまして、いろいろあった今シーズン、とてもとても試合に集中出来る環境下ではなかったのは、ファン総じて皆同じであるはずで、正直「勝つことの楽しさ」を、このゲームで改めて再発見したのだった。
そのあたりの心境は、上にリンクした過去ログに思いっきり心情を吐露している。
正直、シーズン中にこんな事を書いたり思ったりしたのは、マリーンズファンを13年ほどやって来た中でも、全く初めての経験なもんで…。
さて。
第3位はテレビ観戦、しかも千葉テレビでクラさんの毒舌解説を心ゆくまで堪能下試合から出ました。
それでは第2位は…。
【第2位】
2009年4月30日 対檻ッ鉄戦
その試合のエントリはこちら。
2009年5月1日付け「野球の神様が降臨したもうた」
祝!伊藤プロ初勝利!!
最初こそ、マリーンズと檻ッ鉄でくんずほぐれつのやらかし合いだったのだけれど、回を追うごとに、マリーンズは直行、檻ッ鉄は山本省吾がだんだんとノッてきて、気がつけば、ビールが進むにつれて試合が締まり、しかもホームに向かって風速6メートル、この時期のナイターにしてはひっじょーに冷たい風が吹き付けてくるので、ビールを飲んではトイレ、トイレに行ったら暖を取ってコーヒー、暖まったらトイレ、また来たら今度は飲みたくなるという、どうにもこうにもブルドッグな無間地獄状態。
試合が締まり、投手がテンポ良く投げてくれると、自然とこちらも負ける気がしなくなる。
延長11回表、1死2、3塁の大ピンチを無得点に抑えた伊藤。
ピンチの後にチャンス有り。
初回のチャンスにものの見事に併殺打に倒れ、一躍ロッテ臭がプンプンする選手の仲間入りを果たした井口が、併殺打を吹き飛ばすサヨナラ3ランで決着。
あれは凄かったねえ…。
飛んだ場所はバックスクリーンの右だったと思うが、ネット裏で見ていても、打った瞬間においらは立ち上がっていたから、まさしく「打った瞬間」のHRだった。
伊藤も2008年シーズンは、我慢に我慢を強いられる1年で、果たして今年はどうかと思っていたのだが、思ったより早く勝ち星が付いてくれて、本当に良かった。いや、ネタとしてなら、このまま「記録付かずの中継ぎ登板」を、どこまで伸ばせるか…というところも焦点といえば焦点だったのだけれど、プロはやはり記録がついてナンボの世界。
しゃべらせてみると、意外とこれがよく話す。
内くんほどまでとは言わないけれど、朴訥なイメージを勝手に抱いていたので、あれだけしゃべるのは意外でしたな。
2008年シーズンに、伊藤頑張れと散々ハッパをかけていたおいら。
ついに伊藤が報われる日がやって来た。
そして、その試合を生で、現場で、しかもたまたまネット裏で観ていて見届けることが出来たのだから、こんなに幸運なことはない。
自分が応援していた選手のプロ初勝利を見届けることが出来るのも、ファン冥利って奴ですわな。
さて、それでは第1位の発表…と行きたいところですが。
「ベストゲーム」があるのなら、「ワーストゲーム」があったっていいじゃございませんか。
というより、誰が好きこのんでワーストゲームなんてわざわざ選んで書こうという気になるのか…という話ですが、このワーストゲームは、おいらなりの総括を書いておかねば成るまい…というところで、おそらくはもうばれちゃったとは思いますが、ワーストゲームの発表。
【ワーストゲーム】
2009年9月27日 対檻ッ鉄戦
これは、当日、事件の爆心地である外野にいたおいらが総括することである。
檻ッ鉄ファンの皆さん、チームのお家騒動にもろに皆さんを巻き込んだ形になってしまい、本当に申し訳ございませんでした。
真実は一つかも知れないが、正義は一つだけとは限らない。
俺達は、ただ千葉ロッテマリーンズが好きで、千葉ロッテマリーンズを応援するために集まっている。
選手とチームを応援することが第一の義。
それ以外にはあり得ない。
敗退行為に及ぶ連中。
その輪の中に、ビール片手にフラフラと割って入る、前監督の側近であるラリー・ロッカ氏。
それが、マリーンズを取り巻く「政治」の、片方の勢力の構造の全てだった。
彼らにも「義」はあっただろう。
だからこそ、その「義」が受け入れられなかったのなら、素直に黙って引いて欲しい。
別に俺は、今までフロントを肯定してきたことは一度たりともないことは、長くご愛読頂いている皆様には先刻ご承知なはず。もちろん、「フロントはアレだけど、今回のこの手は良かった」と、評価すべき部分はしっかり評価しているつもりである。あんまりないけど。
ただでさえ、世の中の経済情勢がアレなだけに、この先、本当にプロ野球界がどうなるのかは、正直想像だにつかない。
俺は何度も、「千葉ロッテマリーンズを殺したければ殺すがいい、俺は千葉ロッテマリーンズと共に死ぬ」と書いている。
マリーンズがこの先、どのように舵を取ろうとしているのかは、分からない。
けれど、マリーンズファンの務めとして、最後までマリーンズの動きには食らいついていくつもりである。
あの日。
敗退行為に及ぶ連中の中には、「俺にはボビー残留の署名活動をしていた責任がある。責任は最後まで全うしたい」という人もいた。
そいつが見ていた先は、ボビー残留ではなく、チームの千葉残留だった。
そう言いながらスタンドに消えていったあいつを止められなかった俺を、無力だというなら無力だと罵ればよい。
あの日。
「俺、こうなることは全然知らなかったんだけど、俺、荷担しちゃったんだよね…」と、内野2階席へ上がる階段の踊り場で、一人泣いている人もいた。
思えば、なぜおいらが内野2階席へ上がる途中で、偶然にもその場に遭遇してしまったのだろうか…。
あの日。
あの事件で泣いた人がいるという事実を、決して忘れてはいけない。
あの日の真実は、雷庵さんとなお★さんに語った時の、俺の涙の中にある。
ついててもしょうがないけど俺がついている。
これからも、このスタンスを決して崩すことなく、マリーンズと共にありたいと切に願う。
この一線を踏み越えた時、ともすると、マリーンズの方からおいらを遠ざけてしまうのかもしれない。
来年?
さあ、どーなるんですかね?
ゼロから作るのもありじゃないですか?
私は楽しく皆さんと楽しむことが出来れば結構です。
だって、野球観戦は娯楽なんですから。
強制なんてまっぴらゴメンです。
さて、いよいよ極私的ベストゲームin千葉マリン2009の発表ですが…。
発表はCMの後!!
↑さんざん引っ張っておいてそれかよ
(以下後編へ続く)
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