keroの何気ない日々

主に、人間と犬がお互いに幸せであることを願って書いています。
ほか、雑談です。

人間の言葉は「音」

2025-01-23 17:10:31 | 動物との暮らし
室内にいても、一緒の布団で寝ても、ご飯は決めた時間なら人間より先でもいいのですが、
犬を擬人化しないというのは大切だと思います。賢いのは確かですから、
お話が良くわかる子がいます。

           何のお話?お耳ピン!
         

しかし、少し残念なことですが、人間の言葉がわかるわけではないようです。
人間が動物の鳴き声をきいて、何を言っているのかわかりますか? 研究結果
で警戒・餌がある・仲間を呼ぶなど鳴き分けはわかりますが、言葉がわかるの
とは違うと思います。犬にとっても、人間が発する声は、音のようなものだと
思った方が良いのではないでしょうか。
でも、飼い主が嬉しそうとか、怒っていることや不機嫌なことなど、「感情」
は伝わっていますよ。飼い主が元気がないことも伝わります。

また、しつけは、お手やハイタッチ、何かの芸を仕込むことではありません。
「待て」「おいで」「おすわり」などは、危険なものから守る音(言葉)にも
なります。
でも、「話が分かる子だから大丈夫」「声掛けをすれば制御できる」と思うのは
危険です。だから、飛び出し事故から犬を守るためには、外出時にはリード
つける、と飼い主が認識し、犬が小さい頃から習慣をつけてほしいです。
それが「お散歩」という音(言葉)の意味とつながり、リードをつけることを
嫌がらないようになるのではないでしょうか。
犬はリードをつけるものです。そこを「かわいそう」と人間に置き換えて判断
してはいけない思います。

<おまけ>
たぶん、犬が自由に動けるようにと考えてのことだと思いますが、伸びるリードをつけている
のを見かけます。飛び出し事故からは守れないのではないかな?と、個人的には一般道路で
使うものではないと思っています。



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しつけの考え方

2025-01-23 13:55:20 | 動物との暮らし
しつけの方法や技術的なことは変遷しています。
          
           かじるのはコレにかぎる。
        


昔は、人間にとって好ましくないことをすると、叱って教え込みましたが、
「叱る」と「怒る」は違うもの。感情的に怒るのはいただけません。

首に、引っ張ると締まるようなリードをつける方法もありました。
引っ張ると首が締まるから、嫌なのは当たり前。引っ張らなくなります。
それだと、犬は委縮してノビノビとできなかったかもしれません。
そういう方法のトレーナーさんにお願いすると、トレーナーさんが怖いから
なのでしょうか、犬はいうことをききます。
しかし、そのトレーナーさん以外の人の言うことはきかないこともあります。

最近では褒めて覚えさせることが主流のようです。人間にとって好ましいこと
をしたら、すかさず褒めてあげることが大事です。「陽性強化」といいます。
好ましくないことをしたときは声をかけそれをやめたら褒めることです。
人間の子供にもそうですが、叱るだけで、そのあとのフォローがない場合が
多くないですか?いうことをきいたのだから、そこは褒めましょうよ。

もし、悪いことをしたら現行犯で、こちらから出向いて行くと良いです。
遠くから言われても何のことかわかりません。
あとから叱っても、犬には何のことかわかりません。人間の子供でも同じで、
その場・その時が大事です。
しかも、こっちにおいでと言われたから行ったのに、叱られたら大損です。
もう、呼ばれても行かないことにしようと思うでしょう。
褒める時こそこちらに呼ぶ方が行くといいことがあると思いますよね。

褒める時にはご褒美があると良いですね。特別に、おやつをあげなくても、
撫でたり遊んだりしてやれば、十分なご褒美です。犬は遊び好きな子が多い
と思いませんか?
警察犬や介助犬も、遊びを楽しみながらお仕事を覚えるそうです。お仕事を
すると遊んでもらえるのが嬉しいのですね。

写真の子はガムを噛んでいます。噛んで良いものと悪いものを覚えました。
噛んで良いものを噛んでいる時に「じょうずに噛み噛みできるね」と言って
撫でました。
スリッパなどを噛んでいたころは「だめ」と言いましたが、声に反応して
やめたらすぐに「いい子~」と抱きしめたり撫でたりしました。



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目を合わせて褒めよう

2025-01-23 09:36:42 | 動物との暮らし
人と目を合わせるのは苦手、という人がいます。ちょっと勇気がいります
よね。動物にとっても大変なことなんです。

             はい、なぁに?
       
               
サルや家庭犬でない犬は、目が合えば「攻撃」になるということです。
猫は、他の猫と出会うと「攻撃・知らんぷり・逃げる」の3パターン
があるといいます。

ワンコを迎えて最初にしたのは「目を合わせる練習」だったと思います。
この先何をしつけるにしても、日常のコミュニケーションとしても、
目を合わせられることは基本になってきます。
たとえば、ご飯で「待て」をすることはよくありますね。そのときに、
飼い主の目をじっと見て「まぁだ?」というような眼差し。😍 

ワンコの目の高さにしゃがみ、ご褒美のおやつを自分の口元に持っていき、
ワンコの名前を呼びます。偶然目が合ったら即ご褒美。この「即」が大事。
「即」というのは、他の行動をする前にすぐ、です。
他の行動が入ってしまうと、何がご褒美の対象だったのかわかりません。
「これでいいんだ」ということがわかるように、はっきりしたサイン
出してあげることが大事です。

これを繰り返すと名前を呼ばれたら(と言ってもワンコにとっては、この
音が聞こえたら)いいものがもらえる、と思うようになるんですね。
目を合わせながら、名前も早く覚えてくれますよ。
もしできなくても、叱りません。「練習に付き合ってくれてありがとう」と
褒めます。

飼い主にとって好ましいことをしたとき、指示通りにできたときは、必ず
褒めてやりましょう。これも「即褒め」です。
ご褒美は、おやつに限りません。撫でたり心地よい声掛けをしてやるだけ
でも良いのです。
おやつを与えるのは何回かに1回でも、他のご褒美でよいので、必ず褒め
ましょう。

ご褒美におやつを使うのは、ガッツキの子にはやりやすいのですが、あまり
興味を示さない子には、結構難しかったりします。(どのしつけでも同じ。)
何種類か試して、その子が好むものをご褒美のおやつにして良いと思います。
前にうちにいた子は、レタスの芯が好きでした。😄 

<おまけ:食べさせてはいけないものの例>
チョコレート(興奮・心臓バクバク、命の危険) 玉ねぎ(貧血になる)
イカ・タコ・エビ・カニ(腰が抜けるといわれている)
*ブドウは、アメリカで下痢や貧血の報告があるとのこと
  
コメント (2)
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