keroの何気ない日々

主に、人間と犬がお互いに幸せであることを願って書いています。
ほか、雑談です。

しつけの考え方

2025-01-23 13:55:20 | 動物との暮らし
しつけの方法や技術的なことは変遷しています。
          
           かじるのはコレにかぎる。
        


昔は、人間にとって好ましくないことをすると、叱って教え込みましたが、
「叱る」と「怒る」は違うもの。感情的に怒るのはいただけません。

首に、引っ張ると締まるようなリードをつける方法もありました。
引っ張ると首が締まるから、嫌なのは当たり前。引っ張らなくなります。
それだと、犬は委縮してノビノビとできなかったかもしれません。
そういう方法のトレーナーさんにお願いすると、トレーナーさんが怖いから
なのでしょうか、犬はいうことをききます。
しかし、そのトレーナーさん以外の人の言うことはきかないこともあります。

最近では褒めて覚えさせることが主流のようです。人間にとって好ましいこと
をしたら、すかさず褒めてあげることが大事です。「陽性強化」といいます。
好ましくないことをしたときは声をかけそれをやめたら褒めることです。
人間の子供にもそうですが、叱るだけで、そのあとのフォローがない場合が
多くないですか?いうことをきいたのだから、そこは褒めましょうよ。

もし、悪いことをしたら現行犯で、こちらから出向いて行くと良いです。
遠くから言われても何のことかわかりません。
あとから叱っても、犬には何のことかわかりません。人間の子供でも同じで、
その場・その時が大事です。
しかも、こっちにおいでと言われたから行ったのに、叱られたら大損です。
もう、呼ばれても行かないことにしようと思うでしょう。
褒める時こそこちらに呼ぶ方が行くといいことがあると思いますよね。

褒める時にはご褒美があると良いですね。特別に、おやつをあげなくても、
撫でたり遊んだりしてやれば、十分なご褒美です。犬は遊び好きな子が多い
と思いませんか?
警察犬や介助犬も、遊びを楽しみながらお仕事を覚えるそうです。お仕事を
すると遊んでもらえるのが嬉しいのですね。

写真の子はガムを噛んでいます。噛んで良いものと悪いものを覚えました。
噛んで良いものを噛んでいる時に「じょうずに噛み噛みできるね」と言って
撫でました。
スリッパなどを噛んでいたころは「だめ」と言いましたが、声に反応して
やめたらすぐに「いい子~」と抱きしめたり撫でたりしました。




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