室内にいても、一緒の布団で寝ても、ご飯は決めた時間なら人間より先でもいいのですが、
犬を擬人化しないというのは大切だと思います。賢いのは確かですから、
お話が良くわかる子がいます。
何のお話?お耳ピン!
しかし、少し残念なことですが、人間の言葉がわかるわけではないようです。
人間が動物の鳴き声をきいて、何を言っているのかわかりますか? 研究結果
で警戒・餌がある・仲間を呼ぶなど鳴き分けはわかりますが、言葉がわかるの
とは違うと思います。犬にとっても、人間が発する声は、音のようなものだと
思った方が良いのではないでしょうか。
でも、飼い主が嬉しそうとか、怒っていることや不機嫌なことなど、「感情」
は伝わっていますよ。飼い主が元気がないことも伝わります。
また、しつけは、お手やハイタッチ、何かの芸を仕込むことではありません。
「待て」「おいで」「おすわり」などは、危険なものから守る音(言葉)にも
なります。
でも、「話が分かる子だから大丈夫」「声掛けをすれば制御できる」と思うのは
危険です。だから、飛び出し事故から犬を守るためには、外出時にはリードを
つける、と飼い主が認識し、犬が小さい頃から習慣をつけてほしいです。
それが「お散歩」という音(言葉)の意味とつながり、リードをつけることを
嫌がらないようになるのではないでしょうか。
犬はリードをつけるものです。そこを「かわいそう」と人間に置き換えて判断
してはいけないと思います。
<おまけ>
たぶん、犬が自由に動けるようにと考えてのことだと思いますが、伸びるリードをつけている
のを見かけます。飛び出し事故からは守れないのではないかな?と、個人的には一般道路で
使うものではないと思っています。