とあるキビ人の旅日記

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敦賀歴史探訪(2021.05.08)

2022-05-17 21:19:46 | 旅行
今回は舞鶴生活中に行った福井県敦賀市への旅についてです。
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9時頃、JR東舞鶴駅から旅はスタート。小浜線で東を目指します。

若狭湾の近くを走る時は綺麗な車窓を楽しめます。


2時間ほどで敦賀駅に到着しました。

さすが関西・北陸・中京圏をつなぐ交通の要衝、駅もデカく感じます(舞鶴にいるからなおさらそう感じるのかも)

電動アシスト自転車を借り、敦賀市内を散策することにしました。


まずは海沿いの金ヶ崎緑地方面へ。


旧敦賀駅跡地に建てられた「敦賀鉄道資料館」を見学。

古より大陸との窓口だった敦賀。

近代になると「欧亜連絡鉄道」を構成する重要地点ともなります。

東京からの鉄路とシベリア鉄道を敦賀~ウラジオストク間の連絡船で結ぶというものです。

「東京からヨーロッパへ鉄道で」なんてロマンがありますね。

続いて、「人道の港 敦賀ムゼウム」を見学。


第2次大戦中、杉原千畝の「命のビザ」を受け取ったユダヤ人たちは、先ほど述べた欧亜連絡ルートを用いて日本を目指しました。

日本海を超え上陸したのが、この敦賀の地でした(上陸の跡地を示す案内板)


敦賀にしばらく滞在したユダヤ人たちは、横浜や神戸に移動して第三国(アメリカやオーストリア)に渡ったそうです。

ロシア革命後のポーランド孤児も同じように敦賀に渡ったとのこと。

敦賀が古代から近代に至るまで日本海側の玄関口であることを実感。

その後は市街地の西の方に行き、気比の松原を散策。


岐阜ナンバーや名古屋ナンバーの車がひしめきあっており、改めて敦賀と中京圏の近さを実感しました。

確かに敦賀湾~伊勢湾あたりって日本列島が一番くびれてる所ですもんね。

その後は銀行の建物を改装した「敦賀市立博物館」を見学。


2021年大河ドラマ「青天を衝け」でも話題となった水戸藩士たちの墓もお参りしてきました。


さらに「気比神宮」にもお参り。

敦賀と言ったらここは外せませんよね。厳かな雰囲気の神社でした。

再び敦賀ムゼウムの方に戻り、「金崎宮」も見学。


こちらは2020年大河ドラマ「麒麟がくる」と関連する所ですね。

有名な「金ヶ崎の退き口」の舞台です。

頂上の方まで登るとかなり見晴らしが良かった。


こうしてみると、敦賀って本当に歴史ロマンに溢れる街なんだなと実感。
自転車を使うことで1日で効率よく敦賀を満喫することができました!


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