哲学日記

市川雷蔵「陸軍中野学校」

往年の大映名作「陸軍中野学校」が今

GYAO!で無料視聴できます。3月26日(日)まで

陸軍中野学校

GYAO!タイトル情報より引用させていただきます。

雷蔵の代表作のひとつ。“現代の忍者”ことスパイ・椎名次郎が激動の昭和史を暗躍する「陸軍中野学校」シリーズ第1作。任務のためには愛する者まで殺さなければならない運命、非情さの内に秘めた葛藤を増村保造がクールに描く。
のちに陸軍中野学校と呼ばれたスパイ養成機関、秘密裡に入学させられ肉親との連絡はもとより戸籍まで消され、秘密戦士としての使命に青春のすべてを捧げた若者の哀歓を描く異色超大作

 
 
戦争という悪魔的状況の中では、優秀な善人が自分の個人的幸福の全てを犠牲にして可能な最善を尽くしても、まさにその一途な奮闘が、はかり知れない惨忍無道の結果を招いてしまう。
往年の市川雷蔵主演映画「陸軍中野学校」は、その人を狂わす戦争の底気味悪さを、雷蔵独自のニヒルな色気を最大限活かすことで映画の娯楽性を失うことなく見事に描いた名作だとおもう。 
 
 
 
アニメ「ジョーカー・ゲーム」も十分おもしろいが「陸軍中野学校」に見事に描かれた、人を狂わす戦争の底気味悪さには達してない。
 
 
数年前実写版 「ジョーカー・ゲーム」も作られた。こちらはルパン三世風の軽いエンターテイメントに劣化してる。


ジョーカー・ゲーム 予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  (My Favorite Songs)
 
(過去記事編集再録) 
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