昨日の職場はバッタバタでした
…って言っても、本来の仕事の方で忙しかった訳ではなくて。
何時だったかな~?
お昼より前なのは確かなんだけど
営業をしているOサンが、今日中に作らなきゃいけない書類があるってきてたのね。
3階にデスクがある、内務のミーチャンが
自分のパソコンの調子が悪くて、書類が作れないから降りて来ていたんだけど
本日公休日のゆるりんチャンのデスクには社長が座り電話中
急いでいるみたいだから、私のデスクを貸してあげて
私はパソコン無しでも出来る仕事を片手に、大テーブルの方に移動したの
そこへ、Oさんが質問をしに2階から降りてきて
一番近い席…私の席にいたミーチャンに質問をしたのね。
特別声が大きくもないし、通る声でもないけれど
普通に会話してれば何を言ってるか聞こえるハズなんだけど、
ミーチャンの声が聞こえるだけで、Oサンはモニョモニョ…と何を言ってるか分からない
アレ?
とは思ったんだけど、聞かれたくない話なのかな~?とか思っちゃって
その時は何も言わなかったんだけど…
2度目に降りてきてミーチャンに質問していた時は
私は自分の席に、ミーチャンは私の前のゆるりんチャンの席に。
この時は、Oサンの話も聞こえ、顔も見えてね
Oサンがオカシイロレツは回ってないし、顔も浮腫んじゃってて、目に覇気も無いの。
とりあえず質問に答え終えてからミーチャンが
『Oさん?具合悪いんじゃないですか? 何を喋ってるか分からない感じですよ?
』って聞き出して
やっぱり?と思った私も、体調について聞いてみたり、ミーチャンと病院に行くように説得したんだけど
『もう1件だけ書類を作ったら帰る、病院も行くから
』
って答えるOサン。
けど、絶対に病院には行かないだろうなぁ…って困っていたら…。
3階に戻ったミーチャンが、3階のメンバーにこの話をしたみたいでね
ダダダダダーーーッ3階から強力な
説得隊が降りてきてくれました
『Oサンは何処』
って2階に急ぐ、NサンとKサン。
数分後には、Yサンも降りてきて説得に。
『大丈夫よ』
とロレツの回らないまま病院を拒むOサンには説得してもダメと思ったらしく
Nサンが、強制的に救急車を呼んでくれました
そこまでしちゃえば嫌でも救急車に乗らないといけない訳だし
観念して病院に行く事にしたOサンだけど
それでもやっぱり『大丈夫なのに…』ってロレツは回らないまま…足もともフラフラしたまま
間違いなく、脳神経外科行きだろうと思いました。
みんなで心配したのだけど、とりあえず今のうちに病院に行けば大丈夫だろう…
でも70を過ぎた方なので、今日の様子だと…ちょっと怖いね…なんて話をしていた私たち。
その後、救急車も到着して行きつけの病院へ搬送してもらい
付き添いで一緒に病院に行った方からも、
検査でも異常は無かったよ、処方されていた薬が強く効きすぎたらしい
で、落ち着きました。
それにしても。
改めて今日の説得隊は、本当にありがたい
と思いましたね。
社長が不在だったんだけど、こうゆう方たちがいれば私たち内務も安心
結構高齢の方が多い職場なので、これからも同じような事があるかもしれないし…ね
さて。
Oサンが大事に至らなかった…って事で笑えるんだけど
このバタバタの中でも、秘かに私のツボにくる事が幾つかありました。
まずは、お菓子大好きKサン。
説得隊として、真っ先にOサンの元に駆け付けたKサンだけど
救急車を呼んで、病院に行く事になった…その後にね、
みんなで荷物を持ったり、フラフラしているOサンを抱えて1階に降りてきていた時…
Kサンたら………
ちゃっかり2階用のおやつを持って降りてきてまして
え…今?って思った瞬間、ポケットにしまってました
うーーん……。
ま、説得しに降りてきてくれたのだし…良しとしましょう
そして、この事態の時は営業で外に出ていたお助けマンF氏。
彼が戻ってきてから、Oサンの事を報告したのね。
『ロレツが回らないし、顔は浮腫んでるし、身体もフラフラで……』
って、一通り説明したつもりだったんだけど、F氏から出た最初の言葉が
『サバ』
・・・・・・・・・サバ?
???
それまで黙っていた、内務のSサンも
『サバ』 と思わず突っ込んでました。
えーっと
えーっと多分…お腹系じゃなくて、頭系だと思うんだなぁ~
と言っても
『ウチのお袋はサバで顔が浮腫んだよ?』
いやー…
うーん…
とりあえず、結果がまだだし何とも言えないけど、サバは忘れようか?
Oサンの様子を見た全員が、脳系だよねって心配していたので
サバって新しい意見が出た驚きと、それまで黙っていたSサンの素早い突っ込みが
見事に私のツボにヒットしたのでした
そして最後に内務のUサン。
病院での結果も出て、一段落してから
U 『あ…あの…ikoさん。』
私 『なに~?』
U 『こ…こ、コレ。Oサンに
救急車に乗る前に託されまして…
』
見ると、ちょーど彼女が勉強中の書類を持っててね
U 『フラフラ~っと近づいてきて、震える手でお願いって渡されましたぁ~
あの状態で託されたので、
わ…私、やり遂げないとっ』
ちょーど昨日から、その手の仕事を教え始めたという
なんともナイスなタイミングに
やり遂げないとっ
と言わせるには、これ以上無いだろう的なシュチュエーションでの頼み方
お見事っ加え、Uサンて少しドモリ気味の話し方をする子なので
その話し方もまた、お見事
思いっきりツボにハマってしまった私でした。
ちょっとゴメン
って断ってから、大爆笑させて頂き
『Oサンの為に、やり遂げてあげて下さい
』
と言うのが精いっぱいでした。
かなり慌てた一日だったけど
改めて、この職場ってイイな
って思えた一日でありました。