出歩記

気の向くままに歩き回り、歩いた軌跡を写真と共に記録に

京の紅葉2020 (3) 泉涌寺界隈

2020-11-19 | 京都日記

京の紅葉2020 (3) 泉涌寺界隈
これまでに行っていない紅葉の見どころが集まっている所ということで、泉涌寺界隈に行ってみることにした。
勝林寺
泉涌寺道バス停で下車。バス停から一番近い勝林寺に向かう。「秋の特別拝観」される社寺の一つで、ここの売りは「花手水(はなちょうず)」である。
入口は狭く、看板やのぼりがなければ通り過ぎてしまいそうな寺である。受付の脇にある「手水舎」の水盤には色とりどりの花が、これでもかとばかりにたくさん飾られている。東福寺塔頭であり、狭い庭にモミジの木が数本植えられちょうど見頃な紅葉であるが、その下に色鮮やかな和傘や、花で飾られた手水鉢が置かれ、華やかさを演出している。
  
  

泉涌寺(せんにゅうじ)
勝林寺を後に泉涌寺に向かう。これまでにも何回か訪れている寺で、昨年の秋にも訪れているが、紅葉の御座所の庭を見たことがなかったので拝観することにした。こじんまりとした庭であるが、モミジの紅葉が美しい。
  

雲竜院
泉涌寺の奥にある「泉涌寺 別院 雲竜院」。広々とした庭園も見応えがあるが、寺院の部屋から障子越しに見る庭園に風情がある。
  
  

今熊野観音寺
東大路通りの泉涌寺道バス停から泉涌寺方面に歩き、泉涌寺総門をくぐってしばらく歩くと道が3つに分かれる。右が泉涌寺の山門へ、中央が孝明天皇陵へ、そして左が今熊野観音寺へ向かう道である。雲竜院からの帰りに、その分かれ道のところで今熊野観音寺の「紅葉まつり」の看板が出ていたのでに行ってみることにした。「ぼけ封じ祈願」の旗が立ち並ぶ参道を進むと真っ赤に紅葉したモミジが目にまぶしいくらいである。。
  

東福寺
今熊野観音寺から光明院に向かう途中に東福寺の前を通る。拝観料を払わくても臥雲橋から通天橋方面を望むことができる。京都屈指の紅葉スポットはたくさんの参拝客が列をなしている。
  

光明院
光明院は東福寺の塔頭であるが、東福寺程の喧騒はなく、縁側に座ると、ゆっくりと紅葉を鑑賞でき、しみじみとした雰囲気に浸ることができる。
  


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