人間を殺しても暴利を得ることに…
狂奔する財閥主導!の日本において…
「ジャーナリスト同盟」通信
本澤二郎の「日本の風景」(1617)様より
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52069102.html
城南信金の吉原理事長の
ロイターの記者会見は…
正に1本のローソクである。
経営者は、健全な国民生活を
確立する責任があると主張、
その精神を実践することで
金融界に一石を投じている。
<カネ儲けだけは間違い>
<よい社会・よい国づくり>
<原発は国家ぐるみの粉飾>
<東芝など原発事業融資NO>
<原発は反社会的存在>
<後ろめたい人間は屑>
「ジャーナリスト同盟」通信本澤二郎の「日本の風景」(1617)様より
2014/05/02 10:07
<城南信金の見識>
城南信金の吉原理事長がロイターの記者会見で、実にほれぼれするような発言を乱発していた。分かりやすく整理して伝える義務がある。精神をズタズタにされているここ数日間、盛り返す力を与えてくれる。
人間を殺しても暴利を得ることに狂奔する財閥主導の日本において、正に1本のローソクである。経営者は、健全な国民生活を確立する責任があると主張、その精神を実践することで金融界に一石を投じている。
<カネ儲けだけは間違い>
「資本主義は崩壊した」と決めつける学者も現れている昨今である。世界は欧米の1%、アジアでは日本の1%が暴走して、格差・貧富の拡大という負の遺産を築き上げている。中国でも1%が誕生して、水と空気と食料を汚染させている。
人々の資産を収奪するだけの暴利ビジネスは「本来の経営者の姿ではない」と強く否定する吉原の見識に誰もが賛成するだろう。
<よい社会・よい国づくり>
経済は国民の健全な生活向上にある。経営者はよい社会をつくるための経済・経営を求められている。
よい社会を作るための経済・経営方針であるべきである。そこに強い倫理・社会責任が、経営者には必要不可欠なのだ。市民・国民のための経営が、結果的に消費を増やし、等しく家計を上向かせる。
良い国・良い社会の実現を約束するのである。利益追及のみに走る財閥の暴走は間違っている。例を上げると、徳洲会事件の背後で、不法行為の医療ビジネス融資に走った三井など大手行に倫理観も社会的責任もない。
城南信金は、こうした財閥大手行とは相いれない。東電への融資はいうまでもなく、社債も株式にも手を出さない。悪徳企業への融資は、反社会的行為だからである。
<原発は国家ぐるみの粉飾>
吉原は、3・11で露呈した原子力発電所事故について「将来の巨額負担を無視した国家ぐるみの粉飾決算に近い」と断罪する。言い得ている。
「福島第1原発事故でわかったことは、将来の世代に責任を持てないエネルギーということだ」「原発コストが安いというのは間違い。将来の廃炉費用・使用済み核燃料の保管料・その処理費用・工事費・人件費・地代がカウントされていない」
国策の元に、国策に便乗した電力会社の対応は、正に粉飾そのものであろう。
誰か異論を唱えられる財界人・官僚・政治屋がいるだろうか。いるわけがない。この、いうところの壮大なる粉飾決算は、亡びの経営・政治と断罪されよう。
<東芝など原発事業融資NO>
たとえば城南信金の近くに、福島3号機で核爆発した東芝の本社がある。
原子炉製造を主力とする東芝から、仮に融資を求められても、融資はしない。
これが吉原の信念、城南信金の営業方針なのである。当然、東芝の社債や東芝株に積極的に手を出すこともしない。
日本の経営者が悪魔ビジネスに融資をしなければ、日本は明るく経済再生を果たすことが出来る。
戦争の危険に人々が怯えることはない。筆者が生涯、嘆き続ける戦争未亡人や戦争遺児を出さなくて済む。国家犯罪によって、人々に塗炭の苦しみを味合わせることもなくなる。
<原発は反社会的存在>
国民生活が良くなるビジネスに融資する金融機関が、全てだとすると、日本の危機はなくなるのである。そんな思いが吉原の経営哲学ではないだろうか。中国に行って、この見事な経営理念を有する信金の存在を知らしめようと思う。
彼は、従って断固として「原発は反社会的存在である」と決めつける。見事な認識であろう。まことの経営者である。彼こそが経団連のトップにふさわしい。
<後ろめたい人間は屑>
人間は心が純であれば、誰にでも胸を張れる。友がそうだった。命を捨てながら、それを実行した。吉原もそうなのだ。宇都宮徳馬がその代表だった。
誰にでも胸を張れる経営者であって欲しい。吉原が実践している。やれば出来る。後ろめたい人生は、人間は、屑である。しかし、反省出来れば、真っ当な人間になれるのも間違いない。一人でも、そうあってもらいたい。
<新エネルギー開発で日本再生>
吉原は原発に代わる新エネルギー開発に融資の重点を当てている。さすがである。
安心安全の新エネルギー開発で新たな雇用がうまれる。経済活性化の起爆剤となろう。武器弾薬や原発に特化する安倍・経済政策は、国家其れ自体が「死の商人」を意味する。
危険な国づくりに抵抗する吉原の企業者理念は、平和主義を基調にしているのであろう。日本国憲法に忠実なのだ。
<貧者の一灯>
城南信金にほれ込んだ筆者は、大人になって初めて預金した。従来、これらは妻の仕事だった。貧者の一灯でしかないのだが。大井支店に飛び込んだ。特定企業に惚れたのも初めてか。
<初めて洋酒購入>
パソコンのせいか、目の調子がよくない。新しくヤマダ電機内でメガネを新調した。
ついでに、妻がよく買い物先の一つにしていた「セイユー」店を、人に尋ねて見つけて、店内を覗いた。自分が飲む洋酒2本を初めて購入した。睡眠薬を兼ねたものだ。友に「酒を飲むな」と口を酸っぱく言われてきて、それなりに抑制してきたのだが、その禁を破ってしまった。許してくれるだろう。
吉原の存在は、乱れた精神を少しは和らげてくれそうだ。いつか会ってみたい。今朝、カンボジアから神田生まれの国際ジャーナリストのFさんが、激励の電話をくれた。「君のブログは国際的。広く読まれているよ」という。Fさんには、今日のブログをよく読んで、吉原の存在を国際的に知らしめるように頼んだ。
2014年5月2日10時00分記
「ジャーナリスト同盟」通信
本澤二郎の「日本の風景」(1617)様より
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52069102.html
“原発は反社会的存在”…原発は国家ぐるみの粉飾決算=吉原・城南信金理事長インタビュー
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