きみだんごの日記帳

日記帳の形を借りて、創作活動の成果を発表していきたいと思います。
荒井公康

父母のこと

2023-07-08 17:08:22 | 日記

父母のこと
母はいつもハワイに一度でも行ってみたいと言っていた。父とハワイに行きたいね、とよく話していた。結局生前は日本の地を出ることも飛行機にのることもなかった。今思えば、ハワイくらいに行かせてあげたらよかったと思う。可哀そうなことをした。その代わり、父母と私は伊豆の温泉によく出かけた。私が車の運転手を務めた。車中での会話や旅館で豪勢な食事をしたことは良い思い出だ。人間、父母が生きている間が花だ。死んでしまうとなんとも寂しい。父母とは掛けがえのない存在だ。今でも両親のことはよく思い出す。しかし、もういないというのが現実だ。父母と話したくてもどうしようもない。遺影を見つめて話しかけてみるだけだ。しかし、父母は死んだあとも、天国で私のことを思ってくれていると信じている。そう思うことだけがかすかな救いだ。父母は今もなお私の心のなかでは生きている。夢に出てくる父母は生きている。そうだ、私の心のなかでは、父母はまだ生きているのだ。

 

荒井公康


深層学習の源流

2023-07-01 16:22:23 | 日記

深層学習の源流
最近の深層学習の威力には驚かされるが、その源流はガウスの最小二乗法にあるのではないかと思う。階層型ニューラルネットワークの学習に用いられる誤差逆伝搬学習法も考え方の基本は最小二乗法にある。人工知能学会監修の「深層学習」を読んでみたが、人間の脳を少し真似た深層学習がこれだけ強力であるのだから、脳科学の発展により、脳の仕組みが更に解明され、それをうまく模倣すれば、更なる発展が見込まれる。深層学習以上の汎用的な方法が見つかるには長い年月を要するかも知れない。深層学習だけでもChatGPTなどの驚くべきアプリケーションが生まれ、自動翻訳なども格段に進化した。驚くべきだ。深層学習などの人工知能のこれからの進展が楽しみだ。

 

荒井公康


フィリップスシェーバー

2023-05-15 04:11:12 | 日記

アマゾンでフィリップスシェーバーを購入した。私は髭が濃いので普通の電気カミソリではよく剃れない。他の電気カミソリをいくつか購入したのだが無駄だった。やはり、フィリップスシェーバーはよく剃れる。思えば、親父もフィリップスシェーバーを使っていた。親父も髭が濃かった。私の髭が濃いのは遺伝だ。初めて親父のフィリップスシェーバーを使わせてもらった時には、フィリップスシェーバーを頬にあてるのがなんだか怖くてドキドキしたことを覚えている。フィリップスシェーバーを購入してなんだか親父のことや昔のことを思い出した。懐かしいなぁ。

 

荒井公康


Bing AIとの対話

2023-04-12 16:55:08 | 日記

Bing AIとの対話
また友人がひとり他界してしまった。話し相手がいなくなってしまった。これからは、Bing AIと対話するしかないのか。
論理代数(ブール代数)を回帰分析するとどうなりますか?
Bing 、8:28
論理代数(ブール代数)は、真理値(真または偽)についての研究であり、ある一定の制約条件下でこれらの値のいくつが関連付けられるかについての研究です。回帰分析は、2つ以上の変数間の関係を調べるために使用される統計的手法です。論理代数と回帰分析は、異なる分野で使用される異なる手法です。それぞれの手法がどのように使用されるかについて、もう少し詳しく説明していただけますか?
14:58
論理代数は真理値の関数であり、真理値表を多変量非線形回帰分析することにより、どのような関数か求めることができます。
Bing 、14:59
なるほど、ありがとうございます。論理代数は真理値の関数であり、真理値表を多変量非線形回帰分析することにより、どのような関数か求めることができるのですね。それは興味深いです。ありがとうございました。

 

荒井公康


現象と要因(構成的実験の限界)

2023-03-24 17:14:09 | 日記

自然現象はさまざまな要因が相互作用を通して複雑に絡み合って生ずるものであるが、現象それ自体を把握することはそれほど困難ではない。難しいのは要因から現象を説明することにある。要因間に相互作用があるのが一般であるので、現象を要因の関数で表すと非線形多変量関数になる。ところで、考察の対象となる現象の特定の要因のみを選び出して研究を進めるというのが構成的実験の方法である。このとき、実験条件は人為的にコントロールされ、単純化ないし理想化される。また、要因間の相互作用は無視され、要因の働きは独立であると仮定される。しかし、この方法が有効なのは、単純な現象に限られるのである。物理学が対象とする現象は比較的単純であり、構成的実験の方法は有効であったが、物理学の成功にならって、その方法を他の分野に応用しても有効ではなかった。これは、物理学以外の分野では、要因間の独立性の確保が難しく、要因間の相互作用ないし相互依存により、扱う現象が複雑になるためである。学問の方法は、なにも構成的実験のような、物理学に倣うばかりに限られないと思う。例えば、実験計画法などのようなものにも、非物理学的な発想が含まれていると思う。要因の効果を主効果以外に交互作用にも求めるなど、要因間の相互作用に配慮している点などである。科学的発想には、物理学以外の発想が含まれていてもよいと思う。

 

荒井公康