木村さんちのやきもの日誌

四日市市に住む陶芸家、木村元次、将人親子の作陶活動を紹介します。

関宿 大井邸 搬入

2012年10月31日 23時57分19秒 | ブログ

11月1日から始まる

『関宿 大井邸 木村元次・将人陶展』の搬入に行ってきました

元次さんの作品たち

                     

                                      将人さんの作品たち

るり色の花入れ(木村元次作)

ほっそりたたずむ花入れです。白い花を生けるととても映えます。

 

 

さて、先ほどの作品とはうってかわって・・・・↓

               

        お魚のハリセンボンみたいな 小壺(元次作)

        先日の珍獣壺(ちんじゅうこ)といい、今回は賑やかな作品のチョイスです。

        最近は元次さんは楽しみながら作ることも大切にされているようです。

        作者が楽しみ、お客様にも楽しんでいただけると嬉しいです。

        焼き物に詳しくない方でも興味を持っていただけたら・・・とおもいます。

 

 

 

こちらのおしゃれなペンダントは・・・?

                

元次さんの奥様、暁子さんの作品、茜色のペンダント

紐の材質は鹿の皮で、柔らかく、つけ心地も軽やかです

色、形 様々で、1つ1つ違いがあるため、オンリーワンの作品となっております。

元次さんの茜色の釉薬が、かかっており、

モダンな雰囲気が素敵です。秋の夕焼け色で、季節感あふれるペンダントです。

ちなみに帯留めもありますので、お越しの際はぜひ、ご覧ください。

 

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

 

 


掛分 珍獣壺 ぱぉーん?

2012年10月28日 21時16分11秒 | ブログ

10月の薪窯焚きでの作品を、元次さんが見せてくれました。

  

更新者「これなあに?ゾウみたいですね」   

元次さん『掛分 珍獣壺(かけわけ ちんじゅうこ)!どうや!』 

更新者「確かに珍獣ですね(笑)これは今度の【関宿 大井邸】用ですか?」

元次さん『そう、次出すやつや』

 

『珍獣壺』と戦う 我が家のアイドル

わんこさん「わほ!誰やおまえー!やるか!」

元次さん「ひひひwwwwww」

良いコンビです。元次さん、せっかくの作品落として割らないでね。

 

 

関宿では珍獣がお目にかかれそうです

 

 

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いつもありがとうございます


【個展情報】 関町 大井邸

2012年10月21日 22時59分15秒 | ブログ

次回の個展の詳細が決定いたしました。

会場:関宿 大井邸 三重県 亀山市関町中町566

    旧東海道・御馳走場跡隣り/亀山ICより車で10分

日時:2012年 111日(木)〜11日(日)

    午前10時〜午後時(※最終日は午後時までとなりますのでご注意ください)

 

木村元次、その妻 木村暁子 息子 木村将人の3人の作品が出展されます。

 

大井邸の外観↓

 

築100年以上の日本家屋

元はお医者さんがお住まいになっていたのですが、今はギャラリーとなっているそうです。

11月4日(日)にはお祭りがあるそうです。

詳細はまたブログでご紹介いたします。

 

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木村元次 薪窯焚き 2012.10.6~7 その2 豊かな自然

2012年10月13日 00時38分30秒 | ブログ

更新遅れてしまいました

今回は前回紹介した窯の周辺の自然があんまりにもきれいでしたので、ご紹介します

 

ちょっと高台から撮った窯場

下は段々茶畑

右の大きな樹はイチョウの樹。これから色をつけます。

高台から窯場を見下ろすと、秋晴れの空に高く煙が昇っていく様子が見えました。

ちなみに、窯の名前は「元昇窯(げんしょうがま)」

名前の通り、煙が昇る、昇る

 

 

下に降りると窯場の正面からこんな風景も見れます。

煙突と煙の影

更新者はこんな風に煙が昇る様子を楽しむのが実は好きです。

後ろの建物は昔の講堂。以前はここ、学校だったんですって。

窓には青空も映ってます。

太陽が昇り始めた朝限定の風景です。

右下にある黄色いのは・・・

 

 

黄色いコスモス(?)

蝶が隠れています。

毎年欠かさず咲いてくれます。秋だな~って感じです。

 

坂道で発見した彼↓

・・・と思いきや彼女だそうです(笑)確かにまつ毛が長くてステキですね。

流行のつけまつげはいらなさそうです。

・・・威嚇されまくりです。

おなかには卵がつまってるそうです。子育て中 失礼いたしました・・・

 

 

大トリは元次さん

すすで真っ黒です。

満面の笑みということはうまく窯があがったみたいですね。よかった~

 

窯出しはこの1週間後・・・14日ですね。

どんな作品が出てくるんでしょう?紅?深い緑?渋い鉄釉?

楽しみですが、投稿者は残念ながら参加できません。

いつか、個展会場でみなさまのお披露目となることでしょう。

最後になりましたが、

今回の窯焚きにご協力いただきましたみなさまに心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

 

そして、ただ今開催中の 木村将人 @おかげ横丁 だんらん亭 の写真が届きました!

こんな感じのディスプレイ(1部)

お膳の上にあるのは羽根つきの「羽根型箸置き」と季節感あふれる「イチョウ型箸置き」

その下は「ご飯茶碗」。どれも食卓に彩りを添えてくれます。

 

ロクロ実演中の将人さん

土日は在廊しております。気軽にお声をおかけください。

「ブログみたよ!」と言っていただけると、更新者も大変うれしいです。

 

【予告】

亀山の関宿にて親子展の開催が決定しています。

もしかしたら、近日ご紹介するかもしれません。

更新を楽しみにしていてください。

 

 

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木村元次 薪窯焚き 2012.10.6~7

2012年10月08日 22時45分03秒 | ブログ

今回の薪窯焚きも無事に終了いたしました。

その様子を「薪窯焚き」「窯周辺の美しい自然」の2回に分けてご紹介したいと思います。

 

深夜、更新者が到着。すでに窯焚き始まって半日が経過。

翌日の夕方ごろまで火を絶やさず頑張ります。

窯は倒焔(とうえん)式

成功を祈ったお神酒、榊、塩

壺、お猪口は元次作

窯の入り口に置かれています。

 

真っ黒なのは煙・・・薪は松です

 

12時ごろの温度

ここから約1200℃まであげて還元をかけるのは翌日の夕方。

1時間に1度しか上がらないことも・・・

 

薪を入れるたびにここから炎が噴出してきます。

窯の周辺も温度が上がってきて秋の山なのに窯小屋の中はほかほかです

炎はみていて飽きません。

人って、特に男の人は火が好きだよねー。と、手伝いに来てくださったDさん

 

そして次は今回のハイライト写真

元次さんです

すごい迫力。更新者はいまだ同じ光景を何度も見ていながら挑戦できません

防火服着用ですが、眉毛はやっぱりちりちり・・・

 

こうして長い時間をかけて出来上がるのがこちら

 

炎の中で灰と釉薬が溶け合って微妙で繊細な色合いが出来上がります

 

次の挑戦です↓

藁(わら)を一生懸命 坂道で焼いていただいてました。

その灰を水につけて、灰汁(あく)をぬいて、釉薬に混ぜるそうです。

どんな色になるんでしょうか?

更新者のイメージでは黒楽みたいになったらきれいだなぁ・・・

将人さんいわく、釉薬と酸素の加減によって色は違うようです。

難しい・・・

どんな色になるのか楽しみです。

 

 

 

最後は朝日と煙突

次回は窯周辺の美しい自然をご紹介します。

毎回なにかしら美しい光景や面白いものを見せてくれる山です

 

お楽しみに!