Cube3で走るオーストラリアの旅2012

シドニー、メルボルン、アデレードそしてタスマニアを訪れ、夫婦のんびり旅行のエピソードや楽しみ方を伝えたいと思います。

やっと来たBlue Mountains

2012年05月11日 | 旅行
2月10日(金)朝8時、First Fleet Memorial Gardenを出発し、Scon , Muswellbrook, Singleton,そしてKatoomba今日の目的地The Blue Mountainsを目指してドライブする。
Muswellbookには昼まえに着いた。この街の交差点はそれぞれの角に銀行が立派なオフィスを構え、ショップも多く人々でにぎわっていた。その理由はこの街を通りぬけ30kmほど走ると遠くに大砲を垂直にしたような大きな建造物が見えてきた。徐々に近づくに連れそれが巨大な火力発電所の施設であることが分かった。その周辺は多くの無数の送電施設があり、そしてその周辺は石炭を運送する貨車が驚くほど多数の車両を連らねている。この街は炭鉱として古くから栄えていたのだろう。採掘した石炭を近くにある発電所で利用している。
しばらくしてSingletomの街に着いた。私達は市内にある公園でケーキを食べながらコーヒーブレイクとする。平日にもかかわらず周りには仲間とBBQを楽しむ人たちでにぎわっていた。この人たちは、鉱山か発電所で働く人たちかもしれない。その傍を100両程の車両を連ねジーゼル機関車がゆっくりとMuswellbookの方向に移動していく。これから石炭を積み込むのかもしれない。
夕方、Katoombaに着く。駅の周りはBlue Mountainsを訪れる観光客向けショップが多くみられる。The Three Sistersが見えるEcho Pointまでここから目と鼻の先である。
私達は、明日ゆっくりBlue Mountainsを楽しむ予定だがやっと来ることが出来た興奮を抑えることが出来できずに早速、Echo Pointに向かった。初めて見るThree Sistersは姉妹と呼ばれるのにはふさわしくないほど荒々しい岩肌を見せている。よく山に女性の名前を付けるのだがこの頑強な岩山から想像するAussieの女性はきっとたくましいのかもしれない。
 今日は週末とあって宿泊施設やCaravan Parkは込んでいるのだろう。私達はその中でも一番近いCaravan Parkに向かったが、案の定、受付はCamperが列を作くり申し込みの順番を待っていた。
私は、Unpowered Site(電気を利用できない場所)を確保した。いつものように早々、幸子が夕飯の支度にとりかかる。少し前に雷をともなった豪雨があったが、ぬかるんだ土の上にCamper達は、モクモクのテントを張っている。
その隣で私は幸子の作ってくれたつまみとビールでのんびりとくつろいでいる。そのリラックスしている自分にとても満足感を覚えるのだ。
夜10時頃、外は又、大雨になったがCube3の車内はフラットシートであり、車内高も充分確保できとてもゆったりとしてすごしやすく、屋根を打つ雨も私達は何も不安を感じなかったのは、雷が鳴らなかったからだろう。このCube3は、この旅行にとって、ベストマッチなすぐれ物である。
さあ、今夜も焼酎一杯飲んで熟睡だ。今日のCube3の走行290km。