マイルスデイビスのドキュメンタリーをNetflixで見た。
ともに過ごした女性達の他、いろいろな方の話も興味惹かれるもので、見ながら書いたメモはノート5ページに渡った。
20代の後半あたりに、自叙伝を読んだりマイルスのアドリブ譜を買ったりはまっていった。
このドキュメンタリーもマイルスの知らないことを沢山教えてくれ、引き込まれていった。
マイルスデイビスの演奏をハービーハンコックが「彼の演奏は水面をスキップしていく石のような音なんだ」と、ウェインショーターは、「金持ちの客を1音で満足させる」と語っていた。
若かりしマイルスは、楽しく踊るだけじゃない新しい音楽を作っていたチャーリーパーカーとディジーガレスピーに憧れて、ニューヨークへ出てきた。やがてパーカーとステージをともにできたが、恥ずかしさとストレスで吐いたりしていたようだ。
その悔しさやストレスも、創造性を高め追求することにつながったんだと思う。
そう創造性を第一に考え、音楽を次々と作り残していった。
「創造性は年月で得れない。あるかないかだ」とハービーハンコック23歳、トニーウィリアムス17歳でバンドメンバーに迎えた。
ロンカーター、ウェインショーターも加わり、変調やテンポなど組み合わせ変えて音楽を創造していった。
「ステージで生きろ」
「客前で生み出せ」といって、リハーサルはしない。
ハービーハンコックは、「つまり
経験に頼るな」って事さと。
「フットプリント」は、ウェインショーターが軍隊にいたごろに作りノートに書きとめていた曲だと。ぶっつけ本番で録音したとショーターは語っていた。
一緒に暮らした素晴らしい女性達からの証言も沢山あり感慨深かった。
マイルスのアルバムに写真が載ったジュリエットグレコ。彼女の王子様なんだとのろけておりました。そのグレコは、なんとアルバムジャケットのホクロは、付けボクロだと暴露したり…。
ロック歌手のベティメイブリーは、ファッションに大きな影響を与え、スーツ姿から後期マイルスのファッションへと変身させた。
酒、タバコ、コカインを繰り返し、彼女達へ暴力を振ってしまいわかれた。
晩年は、移動中の車のなかでも絵を描いており、一緒に絵をかいた画家ジョーゲルバード。
健康的な生活をしていたが、
身体はかなりガタがきていたようで1991年入院した。脳卒中だった。
他にも沢山のエピソードあり。
面白かった。
プリンスとの共演シーンも少し流れた。
そうそう、来週のこの番組再放送も見逃せない。
マイルス・デイヴィスのNHKドキュメンタリー『巨匠たちの青の時代 帝王への扉を開けたサウンド』8月27日再放送
https://amass.jp/150095/?fbclid=IwAR28aMkfFNnA1Z2Cc03E8fhqAuKC073-65JU4vhpb52SBZ5dhfun12dmCwQ
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