骨髄移植にともなう副作用として起きるGVHD(移植片対宿主病)・・・・移植された骨髄など
の中の免疫細胞が、患者の体を攻撃する病気で、年間約1200人が重いGVHDを発症し
て、このうちの約500人は治療薬が効かず死に至ることがあるという。この攻撃を抑制する
医薬品が今年度内に承認申請され2014年秋に施工される改正薬事法で推進する方針で
す。国の承認を受けた医薬品というのは、大半が化学物質で細胞自体を使うものはなく、
今回は培養した細胞を医薬品として承認申請したのは初めてですが、細胞の場合はウイ
ルスの混入など科学物質と違う課題があり国は感染症などの危険性を慎重に審査する必
要があると説明しています。ips細胞を始めとする再生医療製品の普及に向けた先行の事
例になりそうです。とりあえず朗報です。
kirabon ←ガンガン癌もお願いします。