そんな中、組合の定期大会に参加してきました。
組合で実施している残業実態調査の報告がありました。
もちろん、私たちは、教員特別という名で
4%のいわゆる残業手当が付いていますので、
残業代は出ません。
昨年度の平均は、月40時間をついに超えました。
そして、初めてアンケートに加えられたそうですが
休日出勤の時間調査もあり、
それの平均を加えると42時間になったそうです。
毎年平均時間は増えてきています。
組合の多忙感解消は、毎年あがりますが、
軽減されるどころか、
昨今の学校現場に求められる教育の成果を出すには、
仕事は決して減ることはありません。
自分の場合で考えてみました。
平日は、平均9時終業でしたので
4時間×5日=20時間
休日は半日で4時間
合わせて24時間×1ヶ月(3週とすると)=72時間
当地の言葉で言うと
「もうてなし」な私ですので、
人よりも何をするにも時間がかかる証拠にも
なっているようですが・・・
ところで、
今回、勤務時間の短縮が実施され、
公務員は15分短縮されました。
市役所などでは、休憩時間をほぼ確実にとれますので、
時短の意味もありますが、
学校現場では、休憩時間の確保は無理です。
昼休みは、子どもと遊んで、児童理解を深める人
提出された宿題や授業で集めたノートを点検、○付けをする人
貴重な仕事時間になっています。
さて、
今日の定期大会は、16:30から始まりました。
出席するために、時間年休を取得していきます。
昨年度までは、勤務時間が8時間で、年休は分単位で取得できていました。
ところが、勤務時間が7時間45分に短縮された結果(?)
今年度から、1時間単位でしか年休がとれなくなりました。
つまり、本日定期大会に参加した教職員は、
全員が15:30~1時間の年休で参加したわけです。
会場までの交通時間を考慮しても
16:15に職場を離れれば出席できます。
16:15~16:45の30分年休で済むところを
しっかり1時間取らないといけませんでした。
未曾有の大不況の昨今、
仕事があるだけで、十分という思いもありますが、
教育公務員の権利などは、このようなものです。
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