こんにちは。クララです
今日はまじめなお話っていつもまじめな話しかしてないんだけど…
高齢社会の到来で、難聴者が着実に増えています。
「一般社団法人日本補聴器工業会」は国内の推定難聴者を1994万人と推計。
65歳以上の4人に1人は、補聴器が必要な難聴と言われています。
しかし、実際に補聴器を付けている人は、必要な人の半分にも満たないのです。
難聴は「見えない」障害であり、徐々に進行するため、本人も気付き難いのです。
最近では難聴によって会話が成立しないことで抑うつ傾向が高まり、難聴を放置
することで認知症になる割合が倍増するとも言われております。これに視力障害
が重なると、認知症になる比率はさらに高まります。見ない聞かないで、脳を使わ
ないと認知機能が落ちるためだと言われております。
補聴器を付けても思ったほど聞こえないという方もいます。それは難聴を放置
した期間が長すぎたことが原因となることもあるんです。
したがって、補聴器は軽度難聴の段階から使用した方が良いんです。
世界保健機関(WHO)の分類では
◎軽度難聴 聴力レベル26㏈から40㏈まで
(小さな声や騒がしい場所では聞き取れないことがある)
◎中等度難聴 聴力レベル41㏈から55㏈まで
(比較的大きめの声でゆっくり話せば聞き取れるが、少し離れると聞き取れない)
◎やや高度難聴 聴力レベル56㏈から70㏈まで
(耳元で大きな声で話すと聞き取れる)
◎高度難聴 聴力レベル71㏈から90㏈まで
(耳元で大きな声でやっと聴きとれる程度)
◎重度難聴 聴力レベル91㏈以上
(普段の会話はほとんど聞き取れない)
41㏈以上の難聴者には補聴器の装用を勧めています。
また、71㏈以上の高度難聴になると、補聴器を付けても会話が難しくなる。
とも言われております。
とにかく、自分の聴力が今現在どの程度なのかを知っておくことが大事かな
もちろん『補聴器専門店 きりん堂』では、いつでも聴力の測定が出来ます。
私もお店でお待ちしてますので、お気軽にお越しください
『補聴器専門店 きりん堂』