霞、霊、魔:・・・
霞 :春・・・そんなことできる訳ないよ・・・
? :(ほらっ!早く~!)
霞 :ほんとにどうしちゃったの・・・?戻って来て・・・
? :(早くってば!)
霞 :・・・!?春!?
霊 夢:な、なにっ!
霞 :今聞こえた・・・春が「早くっ」って言ってる声が・・・。もしそれが・・・
霞&魔:春の意志なんだったらやるしか・・・
霞 :ないよね・・・ 魔理沙:ないよな!
霊 夢:何よ・・・二人してこっち見て・・・
魔理沙:霊夢なら、春の想いと霊夢のしたいこと・・・どっちを取るか?
霊 夢:私のしたいこと?それが何かを分かったうえでそう言ってほしいわねっ!
魔理沙:最初からやるきだったんだな?
霊 夢:当たり前でしょ!?逃げるなんて選択肢・・・端からないわよ!
・・・
霞 :そういえば・・・その、青い箱に他に何か入ってないの?
魔理沙:え・・・と、・・・っ!?
霊 夢:どうしたn・・・!?
霞 :二人して固まって・・・何が入ってたのよっ!
魔理沙:あぁ・・・太刀と双剣と銃だ。春は、これで自分を鎮めてって言ってるんだな・・・
霞 :もうそれ、完全にゲームの中の世界じゃない・・・
霊 夢:こんな気持ちで狩りに向かうハンターなんていないでしょうけどね
魔理沙:・・・
霞 :あれ?魔理沙どうしたの?
魔理沙:もし、今ここがゲームの世界なら・・・赤い空に、展望公園の頂上・・・そして今、吹いている嵐・・・。まさか、春の正体って・・・
霞 :なに、その組み合わせ、まさか・・・
魔理沙:ほぼ間違いないだろうな・・・春の正体は・・・
嵐龍・アマツマガツチ・・・
後編に続く・・・