さて、そんな、成長論の持論を
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気にはなってもなかなか手を出さなかった分野、フェイク菓子、というかそのようなもののキットがあったのでやってみたわけだ。
その……あのー、説明書、英文作ったのはなんで……なのか、趣旨がすでに分からないほど時間が経っていたもの。例えば、売り場で「英語もわかる!」とかあったかもしれないわけで……。作家さんの紹介見ると、本が出たころに出したキットだろうから……10年ほど前になるの、このキット。10年て一昔だけど、日常の連続だとあっという間の時間でもある。
なお、日本語偏を読みつつ、書き方に困惑した。
「ビスタチオを作る」
「イチゴを乗せる」
……え?
「焼き色を付ける」はこげ茶を乗せるんだとわかるんだ、うん。
それ以外は結構「?」となってしまった。想像力ないのもあるけど。
そもそも、そのパーツをどの色で作るかという記載がなくて結構厳しい。
いや、記載はあるんだけど、読み取りづらい。線の多用とカタカナ文字たんまりと記号で。
おしゃれに、書いた結果……そっちの菓子の名前に疎く、カタカナ語に弱い人間には大変恐ろしく難解な物体になっているというおち。
書き方って難しいなぁと思う。
結果、写真見つつ、イメージを重ねて作った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/9c/8fa8e7de402056ccbc7184eb14b20a02_s.jpg)
白いアイシング部分があることで、素人が作っても、なんとなく「あ、お菓子ぽい」というのが浮かんでくるなーと素人、三個目作りながら思った。
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この手の難しいところ「少し」がどの程度かさっぱり。少しが多すぎて乗らなかったり、少なすぎて埋まったり。
その点は書き手も大変だろうなぁ。この作品に限らず。
最近、キット作ると、文章に目が行くようになっている?
きちんと読むようになったからなのか、慣れてきた結果なのか……さて、なんだろう?
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最後に、このキットの最大の問題が作った後にわかった。
ブローチに仕立てられるようにピンがついているのだけど、サイズが合わない。
今回、つつきすぎず、設計図に納まるのが二つ、15センチ羊毛のまま作ってちょっと大きいのが一つ。
設計図通りの長方形はいいんだけど、円形、確実に、ピンがはみ出る。
記載直径と、ピンの横幅があっていない。
……マジかー。
まあ、ピンにしなくていいので、そのピンは使えるし、素材ボックスにしまった。