奇乃堂

木箱にあこがれるが、サイズがない

 店のディスプレイで気になる木の箱。
 店で販売してなくはない木箱。
 とはいえ、サイズがない。
 サイズがないなら作ればいい。
 作ればいいけど、どうつくるか?
 その技術はあるのだろうか?

 積んでる作業があるし、後回ししていた。
 木箱なら、引き出しにしやすいかなぁとちょっと考え始めて、作ることにしてみた。
 窓辺に勢いで買った端材の木やら段ボール、木箱が詰まれている状態をどうにかしたいのもあって……とりあえず、箱作れば進むかもしれない、と。

 木箱……あるにはあるのだけれども、それは、何時だったかに親戚からもらった菊水の肉が入っていた物。木箱かっこいいー、ということで、もらい受けて、幾歳過ぎたか……。

 今回はこの菊水の木箱とそのふた、端材を使って箱の改良、作成を行った。
 それにより、同じサイズで、高さが二種類の箱ができるのだ。ふたっていうのが、箱に載せるタイプだったから、サイズが本体と同じ。

 セメダインの木工用接着剤でとめる。
 ざっくりいえば、枠を作ってそれぞれ枠または板に載せる。角の強度を上げるために、箱の中、四隅に細い板をとめる。サイズがあってないから切ったり削ったり、はみ出たり……ええ、はみ出た……。

 接着剤でも圧着すれば問題ないって見たから、出来る限り止めようとしたけど、平面と平面を接着するのではなく、細い部分だったりするので難航。
 一応、箱にはなった。

 重い物を入れると怖いけど、入れる予定なのが、傷テープやガーゼ、買い置き歯ブラシなので、重くないし、大丈夫なはず。
 まだ、本体ができていないので中身は入ってない。むしろ、室内でたらいまわし中。
 DIYというか、狩った付は一つ一つ進めよう。
 結局、別のところで、仕事道具出したら、物が倒れて……優先順位上になったのだった。

今後ともよろしくでございます。

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