連れずれの記

声なき者の叫びを映す(思い上がりのたわ言)

心の中の「鬼子母神」

2024-02-12 20:54:40 | 夢の中の話
鬼子母神⇒ 鬼ノ子ノ母ノ神
 神として祀られ寺社まであるが、毘沙門
(多聞天)四天王や金剛力士、八部衆、
 十二神将、二十八部衆、八大竜王、
 さらに鬼神ともいわれる阿修羅や
「鬼子母神」十羅刹女、八大夜叉大将
 堅牢地神、風神雷神など、さらには
 本地垂迹の神や権現、雨宝童子など
  特に仏法および仏教徒を守護する神を
 「護法善神、護法神」と云うんだってさ。
仏法では諸天の一人として登場するが、
 実際に仏と出会うまでは、我が子第一
 (十羅刹女)を愛おしいが為に、夜毎
 他人の子を拐い、斬殺し死肉を食らう
 鬼女。ある時仏がこの噂を聞き及び
 十羅刹の一人(ピンガラ)を秘す
 鬼子母神は半狂乱で探し回り、仏に
 返してくれと訴える。爾 時に世尊は
 「多くの子を持ちながらも、ただ一人の子
を失うだけで嘆き悲しむお前、子を失う
親の苦しみをわかったであろう」と。
仏の言葉に、涙ながらに頷く。自らの罪を悔い、
 三法に帰依し仏法を守護すると誓いを立てたことで、
 隠していた子も 無事元に戻ったとか?
 我が子可愛さに、他人を殺し、悪鬼の所業
 をしたが、仏に帰依することで,善神に鳴に
 変わりそれ以降子を守り、多産信仰の対象
 になった。母性の強さと、強さを象徴する
 話である。昨今は我が子ですら、殺す悪虐
 な女性もいる。救いの道はあるのだろうか。
 



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