連れずれの記

声なき者の叫びを映す(思い上がりのたわ言)

刺客の本質

2024-04-22 16:04:48 | 夢の中の話
モノノフ
刺精魔
 武士と民、所謂市井の衆人が根本的に違うのが、
 人を斬る事への覚悟。迷いなき「殺」の修練であろう。
 生きざまとして刀を持ち、目的は斬る事のみそこに、
 戸惑いや迷いを見せてはならない。これは血脈として
 「DNA]が受け継がれるのではないかと思う。幼い頃より
 人と争わず、諍いを避けてきた本当の理由は王手にある
 「殺」の恐怖からだった。映像などでやたらと語る侍、
 対峙した時おびえる者。まったく嘘であろう。物言わず
 人を斬れる。抜き身を握ったとき何をすべきかを迷いなく
 行動できる.その為に訓練しているのだから。映像で怖がり
 震える演出は、作者の希望であり「侍」じゃない普通人の
 感性だろう。私の中の「殺」の血がそう言っている。

 心の中に顰むモノ
 じっとしてると闇が広がり、身動き出来ず、悶え抗い
 夢中を彷徨う。その大元が「殺」の輩だったと気づいた。


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