ガエゆだR。

~ガチとエンジョイとの狭間で未来の夢を抱くブログ・REBOOT。~

【ATTENTION】始めにお読みください【NOTICE】

この度は本ブログに足を運んでいただきまして、誠にありがとうございます。
本ブログを読むにあたり、注意事項がありますので、三つ…言わせてください。
一つ。本ブログはタイトルの通り、「デレマスのガチ勢なのかエンジョイ勢なのかよくわからない人のブログ」なので、
「若干ヒリつく話題にも首を突っ込み自分なりの解釈を述べるブログ」、という側面を持ちます。なので、燃えそうなヤツはいつの間にか無くなってるかもしれません。
二つ。管理人の性分がクソマジメちゃんなのでいちいち言う事が堅いです。ぶっちゃけクソつまんねー事も有ります。ご了承ください。
三つ。特にありません。…と言いたいところですが、自分の考えは飽くまで「ガチ勢でもないエンジョイ勢でもない半端者」のお話です。
読み流す程度にご覧ください。
以上となります。大変長らくお待たせ致しました。それでは、ごゆっくりお楽しみください。

ツイエル作品

2024-12-06 12:07:54 | (小難しい)雑記/お知らせ
どうも、Klowですお早うございます。

突然ですが皆さんは、最近実しやかに「女子供がコンテンツに関わると腐る」と言う風に言われているのをご存じでしょうか?
ぶっちゃけ自分はこれには滅茶苦茶懐疑的どころか死ぬ程嫌いな理屈で、

「どうせテメーらは硬派なファン気取ってる、
女子供が嫌いな女嫌いミソジニストやからそんな事言うてるんやろ?くっだらねぇ」


って思いつつ、同時にクソウゼーなと思いながら、その理屈に一理あるって言ってる奴らを片っ端からブロックかけるぐらいしてるのが正直なところです。
尤も、冷静に考えりゃ男だろうと女だろうと女の腹の中から出てくるってのにミソジニーってのは変な話だと思っちまうんですけどね。いろんな事情があるのは理解しますが。

では、なぜそこまで自分がその理屈に拒否反応を覚えているか、という話ですが。それは、自分は嘗てブシロード木谷高明会長が言った

「すべてのジャンルはマニアが潰す」

という理屈が大好きだからだったりします。この言葉、発現された当時も物議を醸したそうですが、俺は「いやー、その通り!」って思って、初めて知った時は
大拍手
だったんですよね。個人的には人よりちょっと強くなっただけでガチ勢が「弱い奴は去れ」っていう空気を出してくるような格闘ゲーム界隈の事を知ってるので、
そう言う界隈はガチ勢がガチになり過ぎてる…言わば「淀んだ熱気に吞まれてる」状態なので、そうやって自分にとって足手纏いなご新規を追い出しがちなんですよね。

一方、自分が専門にしているガンダム界隈でも似たような事があるんですけど、特にガンプラ界隈では、そう言う知識量や熱量でのマウンティングみたいなのが
横行してる印象がありまして。「ロクにガンダムの知識のないやつがガンプラ組むんじゃねえ」ってガチ勢が怒ってる光景を見た事があります。
だからなのかガンプラは売れるけどご新規さんがあんまり増えない、というのが現状になっちゃってるんですよね。

このように、ガチ勢はガチになり過ぎると自分たちの領域を神聖化し、ご新規さんの排斥にかかってしまうのです
で、結果どうなるかと言うと

ガチ勢の為の作品作りを続ければ、最初はまあ稼ぎにはなる

しかし徐々にガチ勢だった人が歳食ったからーとか飽きたーとかで、
その界隈から離れて金を落とす人が減り

ご新規さんはご新規お断りの空気から界隈に入って来なくなり

会社的にはその作品やブランド自体が大した稼ぎにならなくなってしまい

商売上がったりで畳まざるを得なくなる


と言う風に、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな理屈ですけど悪循環が生まれてしまう可能性があるんですね
だからハッキリ言いますけどそうやってアニメもゲームも漫画も玩具も、この世にあるエンタメ的な物ってすべて商売でやってんですよ。だから、
儲けなきゃいけないんです。だからこそ、丁度今のガンダムみたいなシリーズ物ならいろんなテイストの作品を世に打ち出し、それがテレビアニメシリーズなら
時に監督と脚本の采配がグダグダになり、折角取り込んだご新規さんは疎かオールドファンから白い目で見られようとも、これからもずっとずっと、
何時か来る最期の時まで続けて行こうとシリーズの将来を思えばこそご新規さんを取り込むことが大事になって来るんですね。
今取り込んだご新規さんはやがて既存ファンになりますからね。なので横浜ガンダムを基にした万博ガンダムグラスフェザーとか言う羽が生えるんですよ

といわけで「すべてのジャンルはマニアが潰す」とは、

「既存のファンを大事にするだけではファンの界隈も先鋭化し、コンテンツも先細ってしまうので、
(木谷会長の場合は)新日本プロレスを長続きさせるためにもご新規さんを取り込んで行くからな」


という理屈であり、決して「マニア化した既存ファンを排斥・排除する」という意味ではない、ということが分かって来ますね。
全ては今までのファンもこれからのファンも大事にしながら、且つ会社としてコンテンツでお金を設けられるようにする為と言えるんです。なので、
長々と書いてきましたが、「コンテンツに女子供が関わると腐る」とか宣ってる連中には、そう言うエンタメを会社が金を儲けるためにやってる、という
観点が抜け落ちている上自分が気に入らない方向にコンテンツが進んだから『腐った』って吐き捨ててるだけのお馬鹿さん
にしか見えない為、
そんな理屈に「一理あると思ってる」とか抜かそうもんなら

「ドアホ!お前みたいなのがコンテンツ腐らせるんじゃ!!!!豆腐の角にぶつけt(自主規制)」

って面と向かって言ってやりたいぐらいには寝言言ってる風にしか見えないし、大嫌いな理屈です。
大分今回の記事には怒りが滲んでますが、自分の本音をぶちまけたつもりですので、だいぶ語気が強くなりましたが、ご了承下さい。

文句を言う前にこの世にあるエンタメは全て金儲けに繋がってくることを理解して頂きたいと思いつつ、お終いとさせて頂く事にして。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神トヒトト

2024-09-19 20:02:16 | 家ゲー/アケゲー
どうもKlowです、おはようございます。

先日、嘗てPSVitaで発売されたFREEDOM WARSフリーダムウォーズの4k/HDMIリマスター版発売がサプライズ的に発表され、開発は当時の主体であった
ShiftDimpsのままバンダイナムコが発売するというエルデンやACVIのような商品展開を行うそうで、連鎖的に嘗てバンナムから発売され、
Shiftが開発を手掛けたゴッドイーターの話題がトレンドに入った事がありました。

というのも。現在は最新シリーズの展開がすっかり止まり、冬の時代を迎えており、現在も冬の時代真っ只中のはずなのですが、今日任天堂から訴訟された
「パルワールド」がリリースされた際に、

「人によってパクリ・パクられの許容範囲は異なるからパルワールドは静観かな」
「例えばポケモンに対してのデジモンは良いけど、モンハンに対してのゴッドイーターは駄目みたいなのがある」

(要約)

的な話をした方がおり、「モンハンのパクリゲーって雑に言われちゃ困るよ」とGEクラスタが蜂起。Twitterの各地で続編を諦めない
神機使い崩れのついったらーたちがGEの魅力を語る光景が繰り広げられ、それによってか知らずか「ゴッドイーター遊んでみます」と宣言し、
ダウンロードやパッケージでGEを買い、遊んでくれるプレイヤーが増えるという、GE3の終盤で起きたエルヴァスティの奇跡のように
神機使いの輪が広がっていく現象が起きました。その為、今のGE界隈は冬の時代であることを感じさせないかのように盛り上がっているのです。

そんな中、数いる神機使いの中でも特に発言力・影響力のあるアルファついったらーとも言うべきチグイロさん(@BostonGame777)が、
このようなお話をされておりました。それが、


「ゴッドイーターは人間であるか」

という論説です。
この話には自分も思う所があるので、つらつらと自分の理屈を書いてみようかな、と思います。
てなわけで当ブログ始まって以来の妄想・考察記事でございます。どうぞお付き合い下さい。

*初めに*
長くなりそうなので結論から言えば、俺は

「ゴッドイーターは生物学的には人ではくなったが、人であろうとしている・・・・・・・・・・ため、
『人間である』と言っても差し支えない


と思っています。理由としては、
ここで「ゴッドイーターは人間じゃない」ってはっきり否定してしまうと、普通の人間としての生活を捨てジリ貧の状況を少しでもひっくり返す為に、
仲間を一人、また一人と失いながらも、人類が平穏無事に暮らせる未来を夢見て戦い、生き延び、また次の戦場へ向かうゴッドイーターに対して、
余りにも酷い仕打ちである
と感じてしまうからです。以下、その主張と考えに至る話を色々と書こうと思います。

*失われた尊厳が戻るまで:AGEエイジの奴隷的扱い*
ゴッドイーター3では、灰嵐かいらんという現象によって灰域かいいきが各地に出現。これに対応するため、新世代のゴッドイーターを生み出す事が急務となった結果、
対抗適応型ゴッドイーター」、英語で「Adaptive God Eater」─通称「AGE」を生み出します。お陰で灰域で戦い易くなった他、灰嵐の影響で新たに登場した
灰嵐種アラガミにも太刀打ちできるようになりました。しかし、このAGEを作った辺りでGE世界の人類はGEに対してどういう訳か
ゴッドイーター達への人でなし扱いをし始め

「お前らは最悪死んでも替えが効く、ほぼタダ働きで命を張らせる奴隷である」

とでも言いたいのか、2つの腕輪を装着させた上で、普段は手錠のように腕輪を繋げて身動きを取り辛くさせ
牢屋のような場所に押し込んで戦わせる拠点が増えて行きます。最初に3の主人公たちが居た「ミナト」と呼ばれる拠点、「ペニーウォート」もその一つです。

主人公とユウゴを始めとした仲間たちは、何時かこのミナトから抜け出す事を夢見て日々戦っていましたが、
ある日ペニーウォート近辺で灰嵐が発生し、通信障害が発生。押し寄せてくる灰嵐にどうするか、と思っているとオープン通信をくれる人物が現れ、
ペニーウォートに居た看守達はそこを捨ててどこへ行ってしまったようで主人公たちは灰域踏破船「クリサンセマム」に保護されます。
顎で使うだけ使っといて通信が取れなくなったと見るや、戦場にAGEをほっぽらかして自分たちは逃げ果せる辺りもかなりAGEの扱いが悪いのが感じられますね。

人もゴッドイーターも暖かく出迎えてくれるミナトの名を冠するその船の空気はとても暖かく、少女型のアラガミであるフィムちゃんが加わってもそれは変わらず、
それどころかフィムちゃんは物語のキーパーソンとして、冒頭に触れたエルヴァスティの奇跡を起こすトリガーとなって行きます。

そして本編では、キャラクターとの会話の中でペニーウォート以外のミナトでもAGEにひどい扱いをしているところが幾つもある事が分かる他、
本編終了後にはAGEの待遇改善を目指した活動が活発に行われていくことが触れられる会話が聞けるという体験をしている他、やや極論ではあるし、結論ありきの
話にはなりますが、「ゴッドイーターは人間じゃない」って括っちゃうと、AGEを奴隷扱いしてる看守みたいな思考に行き着いてしまうんじゃないかと感じたし、
こういった先述の通りのGE3でのAGEの描写こそが、上記の結論のような考えに行き付いたと言えるのです。

*チグイロ流思考実験:人と人ならざる者の境目は…*
続いて、個人的にチグイロさんの話を引用した上で話をするのであれば、避けては通れないだろうなと思い、彼が実施した思考実験に至極真面目に返答してみようと思います。

Q.事故で手や足が義手・義足に置き換わる程の大怪我をしました。貴方は人間と言えますか?
A.当然のようですが人間と言えますね。

Q.下半身が丸ごと、そして両手が機械に置き換わってしまいました。どうですか?
A.まだ人間と言えるでしょう。辛うじて。けど、そこまで行くとサイボーグって言った方がカッコいいですね。

Q.脳以外がすべて機械になりましたが、これは?
A.それは既に人の身を捨てた正真正銘の「サイボーグ」である、と言えると思います。

Q.たった一つの脳細胞しか残らなくなったらどうですか?
A.ぶっちゃけこれは「生体パーツが組み込まれたロボット」だと思います。脳だけの状態からは最早人間ではないと言えるでしょう。

Q.脳細胞一つしか残らなくなったあなたの遺伝子情報からクローン人間が出来ましたが、
貴方は人間と言えますか?また、周りにはどう映るでしょうか?

A.これはクローンの中にロボットが1体いるとと言う風にしか映らないでしょうし、どれだけ自分は人間だと主張しようが、
顕微鏡で見なきゃわからない脳細胞一つ程度しか残ってないようなら上記の通りだと思っていいと思います。
自分だってそんな事になりゃあ「ああ自分はもうロボットなんだな」って自認を改めるでしょうし。

恐らくチグイロさんはこの思考実験を通して「要はゴッドイーターてのは体に偏喰因子を取り込んだ時点でもう人間じゃないんだよ」という理屈を仰りたいんでしょうけれど、
自分は少々違います。それを踏まえつつ、このあと彼の長文Tweetはおおむね自分と同じ結論に着地するのですが、俺はゴッドイーター達を
とても「人ならざる者」とはっきり定義する事は出来ません

GEの世界は、アラガミによって滅茶苦茶にされ、一時は人類が絶滅寸前まで追い込まれた世界です。そして、ゴッドイーターになる為の適合試験は、
それを受けた時点で死ぬかもしれない危険性を孕むものでもあります。それでも多くのゴッドイーターは、誰かを守る為に試験を乗り越え、試験を乗り越えた次は、
アラガミに喰い殺される恐怖を乗り越え、その身を削って戦います。そして、その姿にゴッドイーターではない人類は希望を見出し、彼らを支える事で戦います。

なので、俺にとってのゴッドイーターとは、

「八百万の神に等しい化け物共を喰らって生き延びつつ、
人と『人ならざる力を手にした者』が手を取り合い、更には
『化け物から生まれた人ならざる者』とも手を繋ぎ、より良い未来を目指す物語」


だと思っています。なので、続編で何度脅威が立ちはだかろうとも、この物語が好きなプレイヤーほど「やってやるよ!」と思える黄金の魂が、
根幹を貫く物語だと言えるし、少なくとも俺にとってはそうだと思っています。

という訳で長々と書いてきましたけど…

ゴッドイーター4(仮)まだですか!?

と叫びつつ、お終いとさせて頂く事にして。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続・メグル蝸旋

2024-05-31 21:01:06 | (小難しい)雑記/お知らせ
どうも、Klowですおはようございます。

今回はまだるっこしい前置きなく本題に参ります。今年冒頭世間を沸かせたセクシー田中さん事件から凡そ4か月、
日本テレビさんが社内に立ち上げた内部調査チームからの報告が寄せられました。ニュース記事はリンクになってる文字のライブドアニュースさんで
読んでいただきたいのですが、「矢張り」と言うかなんと言うか。芦原先生の意向がしっかりと日テレに伝わっていなかったことが明らかになったそうです。

まず、本ブログをお読みになっている方の中にも「セクシー田中さん事件」を忘れてしまったという方もいらっしゃるかと思われるので一応簡単に解説しますが。
本件は、漫画を原作にした実写ドラマ版「セクシー田中さん」において、脚本家の相沢友子先生のInstagramにおける「原作者がしゃしゃり出て来て仕事を盗られた」とでも
言いたげな投稿を受け、原作の芦原妃名子先生が、最終回手前の9話、及び最終回となる10話の脚本を自分で執筆した経緯を説明した内容を自身のブログに投稿した後、
一連の投稿を削除。その数日後、芦原先生は某所の山中で自殺し、ご遺体で発見されてしまったという、「テレビ局が一人の漫画化を殺した」と言っても過言ではない事件です。
これを受けて制作・放送した日本テレビは謝罪を行うと共に内部調査チームを設立すると約束、我々はその事件の行く末を静かに見守るだけとなっていた…というのが、
ざっくりした今までの経緯だったのですが、ここからは、ニュース記事に沿いながらいろいろと気になった所を突っ込んで行きましょう。

報告書によれば、去年2月頃に小学館の方から実写ドラマ化の提案があり、その話を聞いた日テレ制作陣は

「小学館から、『原作未完の部分はオリジナルのエンドで良い』と聞いた」

と言う風に認識しており、その一方小学館は最初から

「未完の部分は原作に影響しない、原作者が提案したもの・・・・・・・・・・を土台にしたオリジナルのエンドでよい」

と言う風に話していたそうで、この時点で日テレと小学館の間に認識の齟齬が発生していたのだそうです。
……この時点で「何?日テレには伝言ゲームで相手の言った事思いっきり取り違えてグダグダにするタイプのアホしかおらんの?」と思ってキレそうになった方、
頑張って我慢して下さい。俺もそうでした。堪えましょう。

また、「ドラマ化するなら、原作を大事にしてくれる脚本家の方でないと難しいと思う」とも小学館は伝えており、
その際は日テレ側も原作者の意向を無視するような改変はしません。リスペクトを持って取り組ませて貰います」と約束しており、
かくして製作が始まったそうですが、その後放送された実写版セクシー田中さんがどうなったかは皆様がよく知る次第ですね。

また、嘗て書かれた芦原先生は自身のブログ記事上でも、小学館を通じて

1.必ず原作漫画に忠実にする
2.漫画の今後に影響を与えないよう、粗筋から台詞まで用意する
3.原作者が用意したプロットは原則手を加えないで貰いたいので、ドラマオリジナルパートになる
 終盤の話
に関しては、原作者が用意した話をほぼそのままドラマ化することを想定して貰いたい他、
 場合によっては原作者が脚本を書く可能性もある


と言った条件を日テレに伝えて欲しいと小学館を通じて連絡していた…筈なのですが、調査を進めた結果、
なんと小学館、このとてもとても大事な条件を書面は疎か口頭でも説明せず、提示していなかったそうなのです。

「は?」

と思われた方、もう少しだけ我慢して下さい。気持ちは分かります。俺もそうです。今キーボードを打つ手にも怒りが籠って仕方ないので。

この結果、こういった条件が小学館から提示されているという認識が無かった日テレは脚本家にそう言った意向を伝える事もなく、芦原先生は
ただ日テレに不信感を募らせていくだけだったらしく、終盤になってあのような事態が発生し、このような事情を知る由もなかった相沢先生は被害者ぶったような
投稿をしましたが、それもその筈。
上記のような背景があった為であり、飽くまでスポニチアネックスの記事上では、小学館の大切な条件の伝え漏れが、
そもそもの原因と言っても過言ではないような書き方
でした。また、この報告書を受けた日テレの石澤代表取締役曰く、

「これまで以上に厳しく取り締まらねばならない事態が浮き彫りとなった為、
テレビドラマに関わる全ての方々が安心して製作に取り組めるよう努力していきます」


と言った風な反省をされたそうですが。

そんな現体制の改善目指しますって話より、
芦原妃名子先生のご遺族への謝罪と、今現在原作を踏みにじって設定を矛盾させ、
コケにしてるとしか思えぬ「アクマゲーム」の原作陣への謝罪は?


と思わざるを得ません。
俺が思うにですね、日テレが守るべきは自分トコのドラマ制作者の方々じゃないと思うんです

原作者でしょうが。

漫画や小説を原作にしたドラマなんて、その原作ありきじゃないと作れないんですから、もう少し原作を大事にするドラマ作りをするだけで…、
それこそ、原作となる作品を連載している出版社から「原作に忠実にして欲しい」って態々言われなくても忠実にするぐらい大事にするドラマ作りをするだけでも、
それだけでも原作者は救われると思うんです。
嘗て自身が作った漫画の実写版が余りにも原作と乖離し、筆を折りかけた漫画家の話を知っている以上、
日テレさんにはあまり期待こそしてはいませんが、原作を大切にするという言葉の意味から今一度考えて頂きたいと思います。

漫画家・小説家を問わず、多くの創作者にとって自身が生み出した創作物は、我が子のように大切な物なのです。
独りでパソコンや紙に向かい合って、キーボードを叩いて、マウスを動かし、ペンを動かし、字を書き、絵を描き。
こういう物語を作りたいとか、こういった物語をいろんな人に読んで欲しいとか、そう言った思いで作られた物の筈なのです。

今回の一件、自分としてはとても大事な事を伝え忘れた小学館についても自分は怒っています。出版社なら、
もっと自分の雑誌で連載を持つ漫画家を、大事にしてやれなかったのか、と。芦原先生から提示された条件を何故はっきりと伝えなかったのかと。
日テレばかりが槍玉にあげられる案件に見えますが、小学館にも我々はしっかりと怒りの声を挙げねばなりません
そんな癖してこんな事態が起こり、挙句の果てに「寂しいです、先生」という拙いお涙頂戴感の漂う追悼コメントを発表して、
何を被害者ぶっているのか、と
。ハッキリ申し上げれば、

「芦原妃名子先生の自殺の片棒を担いだ日テレの共犯者

と言う云われを受けても仕方ないんじゃないかなと思います

幾ら嘆こうが喚こうが芦原先生の命は戻りません。時を巻いて戻す術もありません。
抑々が「ドラマスタッフが安心してドラマを制作できるようにする」というそもそもの目的を履き違えた腑抜けた調査報告を上げてきた調査チームは勿論、
今回の一件で芦原先生への謝罪が1つもなかった石澤代表取締役など、怒りの矛先を向けようと思えば細かく分散できるでしょう。
ですが「原作者の意向をしっかりと伝えなかった小学館」にも同様に良からねばならないようになった結果が見え、自分は小学館を見損なってしまいました。
「結局、原作を虚仮にした日テレも、原作者の意向を伝え忘れた小学館のどっちも悪い話やん」と。日テレだけが悪者ならどれだけよかった事でしょうか。

正直セクシー田中さん事件の根深さは、小学館・日テレ双方にあるのだ、とやりきれない気持ちに苛まれると同時に、
二度とこのような事を繰り返さない為には、日テレが反省すればいい話ではないなと言う失望感を覚えています。
どれだけ多くの人が反省してるんだろうか?小学館もこの報告書を呼んだのだろうか?そして身につまされる思いを、しっかりと感じてくれたのだろうか?と。
再び光が見えなくなってしまいましたが、これで少しでも事がいい方向に進む事を祈りつつ、お終いとさせて頂く事にして。


【’24年6月5日追記】
日テレの報告書が上がってすぐ小学館の方の報告書も上がってきたので、
其方の方もニュース記事を参照しましたが、まず最初に芦原先生への哀悼の意を表す点や、

「芦原先生の死因を特定するものじゃない」(意訳)

言い訳がましいことを書いていた日テレとは違い、行った言わないの水掛け論に対してきっちりと調査を行い
そのほとんどで日テレ側の方が「聞いてない」という回答が得られたということだったそうで、見損なったぞ!と強く出た割に、
謝罪から始まる文章をお出しされ、一旦鞘を収めねばならないなと言う気になりました。その一方、日テレ側から

「原作に忠実にやって欲しいと言った旨の注文を付けられたらドラマ化は無理です、と断るつもりでした」(意訳)

との証言も得られており「ハナから原作に忠実にやる気がなかったんだな」という、テレビ局の驕りが見えてしまったなと思ってしまいました。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言イハルビジネス

2024-05-10 23:10:16 | (小難しい)雑記/お知らせ
どうも、Klowですおはようございます。

突然ですが皆さんは「せどり」という言葉に聞き覚えは有りませんでしょうか?元々は「掘り出し物(主に古本)を転売する」行為を指す言葉で、
そこには「高額転売目的での商品を購入し、それで利益を得る」という邪な思想が介在しないれっきとした日本語の言葉の一つだったりします。

そんな「せどり」なんですが、最近はめっきり高額転売目的で商品を購入し、フリマサイトなどに流して利益を得る、という
所謂「テンバイヤー」言い換えとして機能している言葉に成り下がってしまっておりまして、人の「商品を買う機会」を奪っときながら、何を勘違いしたのか
「私はこれで月30万~50万設けてます」とドヤ顔してる鼻持ちならない野郎共が自らを「せどらー」と自称したり、更には
その自分で培ったせどりのノウハウを烏滸がましくも人に教えようとせどりセミナーを開き「新しいビジネススタイルで儲けを出してます」という態度を取ったり、
セミナー講師の中にはツアーと称して受講生を買い手としてショップに送り込み、複数人で商品を購入して、せどり(もとい転売)を行う、狡猾なせどらーも存在します。

自分は今こうしてブログを書いている今日(※'24年5月10日)、Twitterでつい今日狡猾なせどり講師の実例を目の当たりにしてしまったのですが、
Yahoo!知恵袋に「せどり講師に良い様に使われて儲けが少なかった。ガンプラ見限ってポケカに絞ろうかな」と言った旨の質問を行った間抜けなせどらーが居まして、
どうやら彼曰く参加費5000円のせどりツアーに参加した者から自腹を切らせてガンプラを購入したけれど、5万~7万ぐらい儲かるかな、と見込んでいたら
3万6千円程度しかなく、合計3万円ほど自腹を切った筈なのに純利益は6000円しかなかった為、金を使う予定がパーになってしまったそうです。

その投稿を見た時は「最初は子供達の為にと思って参加した」と言いつつ「正直に言えば赤の他人の為にやってるんじゃない」と爆速で矛盾したり、
「ガンプラで利益を出した人は月30~50万も設けられると聞いてガンプラのファンになった」とか言う「金の匂いしか嗅ぎ取ってへんやんけ」と言いたくなる
余計な情報が幾重にも挿入されており、挙句

「いや、自分はテンバイヤーじゃない。真面目に働いてる働きアリみたいな人からすれば、
ちょっと妬ましいよね、ごめんねせどらーで(笑)」


とでも言いたげな投稿主の言い分が頭にきて毛細血管が何十本も切れててもおかしくない位激怒してた訳ですが、
言ってしまえば、こういう狡猾なせどり講師(笑)が転売を正当なビジネスであるという風に言い張ってるんですよね。

ただ…ここでひとつ思ったのですが。

この手の「せどりはビジネス」「せどりは儲かる副業」と言っているような方々って、正統な手続きを踏んで・・・・・・・・・個人事業主になっておられるんでしょうか?

「ビジネス」と言い張るのであれば、それなりに正式な手続きが必要だと思うのですよね
ちゃんと調べると、個人事業主としてなんかしらの事業を開業した際には、国税庁に「個人事業の開業・廃業等提出書」という
いわゆる「開業届け」を出すのが
必要になるんです。こういった話をするに当たって、個人事業主になるまでに必要な事を知らなかったので、こちらのページを参考にして調べたのですが、
ビジネスと主張するんならこう言った手続きを踏まえてらっしゃるんですよね?と思ってしまうのですよね。
おまけに、こういった転売行為は「一度自分で購入したもの」や「自分で使うつもりだったけど、売らざるを得なくなったもの」を売る
つまり「古物商」に該当する為、もっとビジネスとして主張したければ古物商許可証も必要になる筈なんです。

このブログを介してせどらーの皆さんに喧嘩を売るようですが、ビジネスと称してせどりを行っているせどらーの皆さんはよく読んでください。
あなた方はよもや開業届けも出さず、古物商許可証も取らずビジネスを気取っておられませんでしょうか?少なくとも自分はこの2つを満たしていないならば、
自分は残念ながら皆さんを「新しいビジネスを行っている事業者」ではなく、「人が物を買うチャンスを横取りし、薄汚い金を儲けて悦に入ってるテンバイヤー」だと
見做してしまいます
ので、ビジネスだと認められたければ、そして何万匹も"働きアリ"に群がられて鬱陶しいと思っているのであれば、
一刻も早くこう言った書類をしっかり届け出された方がよろしいかと思われます。

もしくは良心が痛むならさっさとせどりなんて止めちまえと思いつつ、お終いとさせて頂く事にして。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

止マルベカラズ"シンカ"

2024-03-18 11:25:46 | 家ゲー/アケゲー
どうも、Klowですお早うございます。
先週金曜日と去る昨日の日曜日、合計2日間の開催となりました、ガンダムブレイカーシリーズの最新作ガンダムブレイカー4」のオンラインテスト、
皆さんは参加されましたでしょうか。参加された方は大変お疲れ様でした。自分はテスター募集の際に応募し、参加した一人だったのですが、結論から言えば
(勿論テスト版なので当然っちゃ当然でしょうけど)

今の時点でも滅茶苦茶楽しかったが、幾つか改善点はある。

という感じがしましたね。その辺の改善要望点はユーザーアンケにも書いてきましたが、自分がどういう事を書いてきたかを
備忘録的に覚えておくためにも、改めてブログ記事として認めようかと思います。

先ずは、テスト期間に感じた問題点について幾つか。

まず一つ目は「特に射撃系のオプションを使った時のレスポンスが悪い上に、クールタイムが長過ぎる」という点ですかね。
これから問題点として挙げるポイントは全て言ってしまえば「今作のガンブレはこういう仕様なんかな」で割り切れなくはないんですが、
どうしても気になった点としてユーザーアンケに書き記して参りました。
実際に自分が遊んだ際に気になった点としては、例えばフルアーマー・ガンダム(TB)の足や、ドーベン・ウルフのバックパックに装備されたミサイルを使う際、
オプション装備として発射されるまでに体感1秒前後ほどワンテンポ置いて発動される上、FAガンダムのミサイルに関しては足を止めて発射する為、
そのたった1秒間の「攻撃が出ない隙」に、「もしこの間に攻撃が中断させられたら」、と思うと非常にもどかしく感じてしまいました

それから二つ目も射撃に関しての不満なのですが、
「射撃武器で長押しした際のレスポンスが滅茶苦茶悪く、単発射撃武器の弾速が遅過ぎてシステムと噛み合ってない」という点ですね。
ガンブレシリーズには「短くボタンを押した時と、長押しした時とで違った射撃ができる武器」というのが登場していました。例えば、ガンダムのビームライフルなど
シンプルなビームライフルでは、ボタンを押すと通常射撃になりますが、長押しするとダメージが上がったチャージショットを撃つことができます。
自分がその不満を覚えたのはνガンダムのビームライフルを持った時なのですが、νのビームライフルは短押しで速射、長押しでグレネードが発射できるタイプで、
試しにグレネードを撃ってみようと長押ししたところ、これが射撃系オプションと同じレベルのワンテンポ。
おまけに今作はヒット数や撃墜数を連続して繋げるとボーナスを獲得できるというシステムがあるのですが、実際に射撃中に相手の攻撃を食らってパーツアウトされ、
コンボが止まる事もあり、現状上述の射撃系オプションと合わせると、射撃を駆使する重火力機体で戦うのは厳しい仕様なのではないかなと思います。

三つめは「二刀流と二挺拳銃を"やった方が良い"仕様なのは流石におかしい」という点ですね。
今作ガンブレ4の売りとして「左右で同じ武器は勿論、違う武器を装備して二刀流&二挺拳銃ができる」というものがあり、筆者もそれをフル活用した俺ガンプラを作り、
存分に楽しませて頂きました。
…のですが、どうにもこのゲーム、現時点では「特に理由が無ければ二刀流や二挺拳銃を"絶対やった方が良い"」というシステムになっているように感じました。
というのも特に近距離戦を行った時に感じたのですが、今作は片手にしか近接武器を持っていない場合は、手が空いている方のボタンでタックルが出せる仕様に
なっているのはいいんですけれども、そのタックルが直ぐに出ないため、一刀流で戦ってもコンボを続けるのが難しいことを体感しました。
これなら特に理由が無ければ二刀流にした方が良いシステムになっているのは「開発スタッフから遊びを制約されている」と言う風に感じてしまったと同時に、
ハッキリ言ってしまうと上記3点に関しては、ガンブレの売りであり二本柱である筈の「爽快感のあるアクション」と、「自由度の高いカスタマイズ性」
その双方を損なっているガンブレシリーズにあるまじき仕様であると感じられたため、
「一刀流で戦っている際にタックルが早く出せるようにしたり、一刀流で戦ってる時でも近接ボタンを2つ使って近接が出せる様にして欲しい」とか、
「射撃武器のリロード速度や、オプションのクールタイムを短くして欲しい」といった要望とセットでアンケートとして提出しました。
ただ批判・非難するだけではクレーマーやアンチみたいなものなので、しっかりと改善案を提案するまでがβテスターの務めなのではないかと。

ただ、ここまで主にバトル面での問題点を書き連ねましたが、良い所もあります。
勿論二刀流と二挺拳銃は滅茶苦茶楽しかったですし、サーベルと斧を組み合わせての変則二刀流が中々面白く、こういう組み合わせもあるんや!と
目から鱗が落ちた次第です。更にバトル面では色々と口出ししたい一方、アセンブル面では滅茶苦茶完成度が高く、要素を箇条書きにするだけでも

パーツのサイズやくっついている位置を自由自在に、それもミリ単位で調整できる
○盾とバックパックだけだが、一部パーツを非表示にする事もできる
○今までは調整できなかったコーションマークの色味の調整もできる
○更に筋彫りの色や濃さまで調整できる
○ウェザリングの質感を弄れば鋳造したような質感にする事も出来る


と、俺ガンプラをアセンブルして、カスタムカラーにまで凝り始めたら自分が理想とする「ぼくのかんがえたさいきょうのガンプラ」を実現する為、
楽し過ぎて無尽蔵と言っても過言ではないレベルで時間が過ぎる神仕様になっておりました。ズームやカメラの移動が分かりにくいという点こそありますが、
アセンブルだけでも100点満点どころか200点になるレベルでとても楽しく遊ばせて頂きました。
Newガンブレや続くガンブレモバイルではオミットされてしまい、寂しい思いをしていたコーションマークも帰って来たどころか色を調整できるようにもなっており、
こんな細かく塗装できるようになって良いんですか!!!!!!!??????と衝撃を受けたのが正直なところでしたので。

ということでガンブレ4テスト版を遊んで見えた不満点・改善要望点はあったけどアセンブルは滅茶苦茶楽しかったよと言う話をしましたが、
オンラインテストに参加された方は今週木曜日、21日までならアンケートを提出できるそうなので、出来たら参加した皆さんが思った問題点や、
改善要望点があれば遠慮なく投稿していただければなと思います。何なら自分の記事を参考にしていただいても構わないので。
Twitter上でも語っていますが、自分はNewガンブレが嫌いじゃなかったどころかむしろ好きだったため、Newガンブレが無かったことにされて、未だに擦られ続ける現状を
そろそろ終わりにしたい
と思っており、その為には「全てのガンダムブレイカーシリーズを過去にするレベルの神ゲーになる」のがベストだと思っている為、
βテストに参加できた皆さんの忌憚ない意見が必要になってくると思います。皆様のお力添えを宜しくお願いします。

ガンブレシリーズをこよなく愛する一ファンの切なる願いと共に、お終いとさせて頂く事にして。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする