ガエゆだR。

~ガチとエンジョイとの狭間で未来の夢を抱くブログ・REBOOT。~

【ATTENTION】始めにお読みください【NOTICE】

この度は本ブログに足を運んでいただきまして、誠にありがとうございます。
本ブログを読むにあたり、注意事項がありますので、三つ…言わせてください。
一つ。本ブログはタイトルの通り、「デレマスのガチ勢なのかエンジョイ勢なのかよくわからない人のブログ」なので、
「若干ヒリつく話題にも首を突っ込み自分なりの解釈を述べるブログ」、という側面を持ちます。なので、燃えそうなヤツはいつの間にか無くなってるかもしれません。
二つ。管理人の性分がクソマジメちゃんなのでいちいち言う事が堅いです。ぶっちゃけクソつまんねー事も有ります。ご了承ください。
三つ。特にありません。…と言いたいところですが、自分の考えは飽くまで「ガチ勢でもないエンジョイ勢でもない半端者」のお話です。
読み流す程度にご覧ください。
以上となります。大変長らくお待たせ致しました。それでは、ごゆっくりお楽しみください。

神トヒトト

2024-09-19 20:02:16 | 家ゲー/アケゲー
どうもKlowです、おはようございます。

先日、嘗てPSVitaで発売されたFREEDOM WARSフリーダムウォーズの4k/HDMIリマスター版発売がサプライズ的に発表され、開発は当時の主体であった
ShiftDimpsのままバンダイナムコが発売するというエルデンやACVIのような商品展開を行うそうで、連鎖的に嘗てバンナムから発売され、
Shiftが開発を手掛けたゴッドイーターの話題がトレンドに入った事がありました。

というのも。現在は最新シリーズの展開がすっかり止まり、冬の時代を迎えており、現在も冬の時代真っ只中のはずなのですが、今日任天堂から訴訟された
「パルワールド」がリリースされた際に、

「人によってパクリ・パクられの許容範囲は異なるからパルワールドは静観かな」
「例えばポケモンに対してのデジモンは良いけど、モンハンに対してのゴッドイーターは駄目みたいなのがある」

(要約)

的な話をした方がおり、「モンハンのパクリゲーって雑に言われちゃ困るよ」とGEクラスタが蜂起。Twitterの各地で続編を諦めない
神機使い崩れのついったらーたちがGEの魅力を語る光景が繰り広げられ、それによってか知らずか「ゴッドイーター遊んでみます」と宣言し、
ダウンロードやパッケージでGEを買い、遊んでくれるプレイヤーが増えるという、GE3の終盤で起きたエルヴァスティの奇跡のように
神機使いの輪が広がっていく現象が起きました。その為、今のGE界隈は冬の時代であることを感じさせないかのように盛り上がっているのです。

そんな中、数いる神機使いの中でも特に発言力・影響力のあるアルファついったらーとも言うべきチグイロさん(@BostonGame777)が、
このようなお話をされておりました。それが、


「ゴッドイーターは人間であるか」

という論説です。
この話には自分も思う所があるので、つらつらと自分の理屈を書いてみようかな、と思います。
てなわけで当ブログ始まって以来の妄想・考察記事でございます。どうぞお付き合い下さい。

*初めに*
長くなりそうなので結論から言えば、俺は

「ゴッドイーターは生物学的には人ではくなったが、人であろうとしている・・・・・・・・・・ため、
『人間である』と言っても差し支えない


と思っています。理由としては、
ここで「ゴッドイーターは人間じゃない」ってはっきり否定してしまうと、普通の人間としての生活を捨てジリ貧の状況を少しでもひっくり返す為に、
仲間を一人、また一人と失いながらも、人類が平穏無事に暮らせる未来を夢見て戦い、生き延び、また次の戦場へ向かうゴッドイーターに対して、
余りにも酷い仕打ちである
と感じてしまうからです。以下、その主張と考えに至る話を色々と書こうと思います。

*失われた尊厳が戻るまで:AGEエイジの奴隷的扱い*
ゴッドイーター3では、灰嵐かいらんという現象によって灰域かいいきが各地に出現。これに対応するため、新世代のゴッドイーターを生み出す事が急務となった結果、
対抗適応型ゴッドイーター」、英語で「Adaptive God Eater」─通称「AGE」を生み出します。お陰で灰域で戦い易くなった他、灰嵐の影響で新たに登場した
灰嵐種アラガミにも太刀打ちできるようになりました。しかし、このAGEを作った辺りでGE世界の人類はGEに対してどういう訳か
ゴッドイーター達への人でなし扱いをし始め

「お前らは最悪死んでも替えが効く、ほぼタダ働きで命を張らせる奴隷である」

とでも言いたいのか、2つの腕輪を装着させた上で、普段は手錠のように腕輪を繋げて身動きを取り辛くさせ
牢屋のような場所に押し込んで戦わせる拠点が増えて行きます。最初に3の主人公たちが居た「ミナト」と呼ばれる拠点、「ペニーウォート」もその一つです。

主人公とユウゴを始めとした仲間たちは、何時かこのミナトから抜け出す事を夢見て日々戦っていましたが、
ある日ペニーウォート近辺で灰嵐が発生し、通信障害が発生。押し寄せてくる灰嵐にどうするか、と思っているとオープン通信をくれる人物が現れ、
ペニーウォートに居た看守達はそこを捨ててどこへ行ってしまったようで主人公たちは灰域踏破船「クリサンセマム」に保護されます。
顎で使うだけ使っといて通信が取れなくなったと見るや、戦場にAGEをほっぽらかして自分たちは逃げ果せる辺りもかなりAGEの扱いが悪いのが感じられますね。

人もゴッドイーターも暖かく出迎えてくれるミナトの名を冠するその船の空気はとても暖かく、少女型のアラガミであるフィムちゃんが加わってもそれは変わらず、
それどころかフィムちゃんは物語のキーパーソンとして、冒頭に触れたエルヴァスティの奇跡を起こすトリガーとなって行きます。

そして本編では、キャラクターとの会話の中でペニーウォート以外のミナトでもAGEにひどい扱いをしているところが幾つもある事が分かる他、
本編終了後にはAGEの待遇改善を目指した活動が活発に行われていくことが触れられる会話が聞けるという体験をしている他、やや極論ではあるし、結論ありきの
話にはなりますが、「ゴッドイーターは人間じゃない」って括っちゃうと、AGEを奴隷扱いしてる看守みたいな思考に行き着いてしまうんじゃないかと感じたし、
こういった先述の通りのGE3でのAGEの描写こそが、上記の結論のような考えに行き付いたと言えるのです。

*チグイロ流思考実験:人と人ならざる者の境目は…*
続いて、個人的にチグイロさんの話を引用した上で話をするのであれば、避けては通れないだろうなと思い、彼が実施した思考実験に至極真面目に返答してみようと思います。

Q.事故で手や足が義手・義足に置き換わる程の大怪我をしました。貴方は人間と言えますか?
A.当然のようですが人間と言えますね。

Q.下半身が丸ごと、そして両手が機械に置き換わってしまいました。どうですか?
A.まだ人間と言えるでしょう。辛うじて。けど、そこまで行くとサイボーグって言った方がカッコいいですね。

Q.脳以外がすべて機械になりましたが、これは?
A.それは既に人の身を捨てた正真正銘の「サイボーグ」である、と言えると思います。

Q.たった一つの脳細胞しか残らなくなったらどうですか?
A.ぶっちゃけこれは「生体パーツが組み込まれたロボット」だと思います。脳だけの状態からは最早人間ではないと言えるでしょう。

Q.脳細胞一つしか残らなくなったあなたの遺伝子情報からクローン人間が出来ましたが、
貴方は人間と言えますか?また、周りにはどう映るでしょうか?

A.これはクローンの中にロボットが1体いるとと言う風にしか映らないでしょうし、どれだけ自分は人間だと主張しようが、
顕微鏡で見なきゃわからない脳細胞一つ程度しか残ってないようなら上記の通りだと思っていいと思います。
自分だってそんな事になりゃあ「ああ自分はもうロボットなんだな」って自認を改めるでしょうし。

恐らくチグイロさんはこの思考実験を通して「要はゴッドイーターてのは体に偏喰因子を取り込んだ時点でもう人間じゃないんだよ」という理屈を仰りたいんでしょうけれど、
自分は少々違います。それを踏まえつつ、このあと彼の長文Tweetはおおむね自分と同じ結論に着地するのですが、俺はゴッドイーター達を
とても「人ならざる者」とはっきり定義する事は出来ません

GEの世界は、アラガミによって滅茶苦茶にされ、一時は人類が絶滅寸前まで追い込まれた世界です。そして、ゴッドイーターになる為の適合試験は、
それを受けた時点で死ぬかもしれない危険性を孕むものでもあります。それでも多くのゴッドイーターは、誰かを守る為に試験を乗り越え、試験を乗り越えた次は、
アラガミに喰い殺される恐怖を乗り越え、その身を削って戦います。そして、その姿にゴッドイーターではない人類は希望を見出し、彼らを支える事で戦います。

なので、俺にとってのゴッドイーターとは、

「八百万の神に等しい化け物共を喰らって生き延びつつ、
人と『人ならざる力を手にした者』が手を取り合い、更には
『化け物から生まれた人ならざる者』とも手を繋ぎ、より良い未来を目指す物語」


だと思っています。なので、続編で何度脅威が立ちはだかろうとも、この物語が好きなプレイヤーほど「やってやるよ!」と思える黄金の魂が、
根幹を貫く物語だと言えるし、少なくとも俺にとってはそうだと思っています。

という訳で長々と書いてきましたけど…

ゴッドイーター4(仮)まだですか!?

と叫びつつ、お終いとさせて頂く事にして。
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