ガエゆだR。

~ガチとエンジョイとの狭間で未来の夢を抱くブログ・REBOOT。~

大火ニソナエテ

2023-01-17 21:56:45 | 家ゲー/アケゲー
どうも、Klowですおはようございます。

さて、新年一発目から吠え散らかすみたいな記事を書きましたが、
あちらの方ではちょっと怒りを込め過ぎたと言うか……今回はブログ上で触れておきたい話題があったので、
お口直しでこちらを読んでいただけると良いかなと思います。

2023年。今から16日前、遂に年が明けました。年が明けたという事は、そう。

ARMORED CORE VI:FIRES OF RUBICONアーマード・コア シックス:ファイアーズ・オブ・ルビコンの発売が控える年になった、という事でもあります。
(勿論2023年1月時点では「年内発売予定」というだけなので延期しなければの話ではありますが)

そこでこの記事では、前作ヴァーディクト・デイより10年と言う年が開きましたので、VIからやりたい!気になる!でもムズそう…と思ってる人にもそうでない人にも、
アーマード・コアとはなんぞや?ってのを知って頂きたい、というダイマ記事をお届けしたいと思います。既に多くの方々がそう言うのに着手していますが、
俺だっていち傭兵の端くれですので、先人に追随せねばと思いキーボードをバチバチと叩いています。お時間ある方のみどうぞお付き合いくださいませ。
それではよろろすおねがいするます。宜しくお願いします。

ではまず抑々アーマード・コア、略してACACってなんぞ?ってところから解説すると、公式では「メカカスタマイズハイスピードアクション」みたいなジャンルで
語られますが、敢えて自己流に解説しますと「ロボットカスタマイズTPS」というべき作品だったりします。
アーマード・コアというロボットを外装も内装も武器も自分好みにしたり、自分流のスタイルに最適化したりして戦場を駆け抜け、同業者の傭兵達と時に肩を並べ、
時にたまり合い
をしながら、やがて世界の命運を変えるような出来事を起こして行く、と言うのがストーリーの大筋として用意されている感じの作品になっています。
操作感覚はシリーズによって大きく分けて無印~3系4系V系で3つのパターンで異なり、且つ慣れるまでが長い骨太なゲーム性ではありますが、
いざ慣れれば自分が作ったACを自在に動かし数多の傭兵と渡り合ったりたった1機で敵拠点を鎮圧したりと大活躍も夢ではなく、作品によっては
自分以外のプレイヤーとのオンラインバトルで、飽きるまで鎬を削ることも出来る…という作品となっています。

…と、ここまで話した人でSwitchDEMON X MACHINAデモンエクスマキナを遊んだことがある人は「あ、なんやDxMみたいな感じ?」と、ピンときた方もいると思われますが、
DxMは比較的人間同士の関係性がそこまで殺伐としてなかったんですけれども、ACは結構殺伐としてます
なんなら同業者からの依頼を受けたら、騙し討ちされて殺しに来た…みたいな事もあります。しかも歴代ACシリーズでは割とお約束の展開だったりします。

しかし、そこで登場するキャラクターたちはビジュアルが一切用意されておらず、出てきたとしても影になってて顔がちゃんと見えないとかそう言うのだったりする為、
人によっては非常に淡白に感じられてしまうかもしれないのですが、無線越しに発する彼ら・彼女らの台詞には印象的な名台詞が多く、それ故に
「コイツどんな見た目してんのかな」とか、「コイツどんな人生歩んできたん?」とか、「コイツまさか改造人間とかAIとかやったりする?」と、
遊んだ人の想像力をバチバチに搔き立てて来る良いキャラクター達ばっかりが出て来るんですよ。なんで、そんなACのキャラ描写に想像力をゴリゴリに逞しく鍛えられた人達を、
本作がフロム・ソフトウェアさんのゲームである事に因んで「フロム脳罹患者」と呼んだりします。しかもコレ、元はと言えばフロム・ソフトウェアさんの原点である
「キングスフィールド」も、似たように本編中で断片的にしか語られない世界設定アイテムのフレーバーテキストなんかから想像・妄想を繰り広げて世界観を作っていく工程が
必要な物だった為、フロム脳罹患者と呼ばれる方々はそんな奥ゆかしい世界観が大好きであるが故、そう言った想像・妄想が止められなくなった人々であり、ソウルシリーズ
ブラッドボーン隻狼エルデンリングなんかに触れても彼らは活発に想像を繰り広げ、学会のように意見交換を行っている光景を見ることがありますね。

話が逸れましたが、もう一つ自分が思う魅力として、本シリーズは「本来ならゲームシステムに直接干渉しない細かい部分」が凝って作られていて、
その雰囲気作りに一役買っているんですよね。一応顔こそアップになったりはしないものの、ムービー中で人間が動いているシーンがシリーズを追うと出てくるようになりますし、
現行最新シリーズであるヴァーディクト・デイは、前作に当たるアーマード・コアVからの方向性としてシリーズでも群を抜く重厚感に凝った様々な演出、ギミックが凝られており、
本作ではACを組み上げ、アセンブル画面でグルグルとカメラを回して簡単にアクションを取らせながら、機体の出来栄えを確認できるシステムが用意されている為、
それを使ってどこが動いてどこが開いてどこが閉じてる?っていちいち確認しながらギミックを眺めているだけでも、十分に楽しい時間が過ごせる程楽しいんですよね。
この度発売するVIではどこまでそんなギミックに凝るかはまだ分かりませんが(※1月17日現在)、もしVIもそんな風にギミックに凝ってくれる作品になるのなら、
アセンブル画面を見てるだけでも楽しい作品になるかもしれませんね。俺個人的にVのこういうシステム大好きだったので残して欲しいものです。

以上、ACについてまだまだ語れる部分はありますが、これ以上長ったらしくなっても読むのが面倒臭くなると思われますので、一先ずACとは

○思い思いのロボット(=AC)を組み立てて任務を熟し、世界を変える物語を紡ぐロボットカスタマイズTPS
○キャラクターは一切顔が出ないけど台詞だけでもめっちゃ個性豊か、故にフロム脳罹患者が後を絶たない
内容に直接噛まない細かいギミックやアクション雰囲気たっぷりで最高

という、リアル系ロボアニメ好きなら1回はやってみて損はない作品である、ということがご理解いただけると嬉しいなと思います。
中でもガンダムって言うよりかは、ボトムズみたいな雰囲気の作品が好きな人の方が向いているかもしれませんね。ただ、ガンダムでも今作水星の魔女から見始めた人や、
水魔女の世界観が好き!というには、アーマード・コア4はお勧めできるかもしれません。何せ水魔女世界、様々な点でAC4と設定の類似を感じる作品ですし、
歴代シリーズの中でも操作が簡単な方なの今からPS3ごと買うという胆力のある方は、遊んでみるのもいいと思います。

…ええ。ぶっちゃけダイマと言いましたが、このACシリーズ、VI発売に至るまでにただの一度も「過去作の最新機種向けHDリマスター版」みたいなのが発売された事が無く
遊んで欲しいと言いたくてもちょっと難しい、と言うのが現状だったりするのです。なので、ACを知って欲しい!という方向性でのダイマとして、皆さんにも少しでも
その魅力が伝わり、且つ「ACってそんなゲームなんや、へぇ~」っていう認識が生まれてくれればいいなと思っております。

追々AC4を特にフィーチャーして語れる記事なんかも欠ければいいなと思いつつ、お終いとさせて頂く事にして。

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