2022年度版・薔薇の花(仏)「ピンク・サクリーナ」~モネの色彩と「Rose Library」(39)
2022-08-30 06:21:21
モネの色彩「軽井沢レイクガーデン」2022年6月28日現在
四季折々に語りかけるナチュラルガーデン
イングリッシュローズ、フレンチローズ中心に約400種類のバラと宿根草約300種類を植栽
「フレンチローズガーデン」
フレンチローズを中心とし、クレマチスとバラのバーゴラが魅力のエリア
「ラビリンスローズガーデン」
宿根草とバラの競演が楽しめる、石に囲まれたウッドランド内のエリア
「フレグランスローズパス」
日本最大級の長さを誇るバラの小径で香り豊かなバラを存分に楽しめるエリア
「イングリッシュローズガーデン」
イングリッシュローズを中心に160種600株の英国系バラが楽しめるエリア
クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
1840年フランス生まれの印象派、クロード・モネ。彼は「印象派」を生み出すきっかけとなった作品「印象・日の出」を描いた人物である。17歳のときパリに出て風景画制作に没頭していた時、ルノアールやセザンヌ等と出会い、1874年に彼らとともに開催した展覧会に彼が出品した作品「印象・日の出」によって、印象派が確立された。モネは「光のモネ」と言われるだけあって、同じ題材でも、1日のうちに光の加減などで見え方、写り方が違ってくるため光の効果を永延と研究し、描き続けた画家としても有名。
「日本にあるモネの作品一覧」
「サン・タドレスの断崖」
口語短歌
「鮮明な 色彩表現 追求は 青と白との 筆触分割」
「サン=タドレスの断崖」は、モネが27歳の時の作品で、第一回印象派展(1874年)より以前の筆触分割の黎明期にあたります。ブーダンに習って、空の範囲を広くとって、斜めに横切る断崖が広い空を隠す構図によって、断崖の傾斜を巧みに強調しています。まだ明確な印象派の筆致は認められず外光派に近い筆触ではあるものの、深い青の空と白い雲とのコントラストに、鮮明な色彩表現を追求する姿勢がうかがえ、その後の筆触分割に至る始点を垣間見ることが出来ます。モネは、観光客の居ない秋と冬にエトルタを訪れて何枚もの海景を描いたそうです。これが描かれた頃は、すでに印象派の活動が盛況を迎えており、その中心的存在だったモネは、ここで自由かつ感覚的な筆致によって断崖に打ち寄せる波の動きを捉えています。
ウィルデンシュタイン作品番号 w. 93a
制作年1867年
技法・素材 油彩・キャンパス
サイズ縦×54cm×79.5cm
所蔵先 松岡美術館
参照
http://blog.livedoor.jp/a_delp/2017-08-29_Monet
※ウィルデンシュタイン作品番号(英語: Wildenstein Index Number)は、ダニエル・ウィルデンシュタインおよびその一族・会社が編纂したクロード・モネ、エドゥアール・マネ、ポール・ゴーギャンといった画家のカタログ・レゾネ(総作品目録)において付された作品番号。作品の真贋査定に使われることが多い。
「ピンク・サクリーナ」2022年6月28日撮影
口語短歌
「紅をさし ピンクの花弁 ひらひらと 桜の花の 優雅さ競う」
一重咲きの5枚の花弁が桜のようなハート型で、おしべも美しいバラです。わずかに紅をさしたようなピンクの花弁が咲くにつれ桜色となり、散り方もひらひらと桜の花のようで優雅です。花付きもよく、どんどん新しい花が上がってきて、1房に1~15輪もの花がまとまって咲きます。ピンクサクリーナは黒点病に強い修景バラです。うどん粉病に強いです。
品種名 ピンク・サクリーナ
分類と系統 シュラブ
原名 Pink Sakurina
咲く時期 四季咲き
花形 丸弁平咲き5枚
花色 ローズピンク
花径 小輪
香り 中香・ティ系
樹勢 強い
育てやすさ 初心者におすすめ、耐病性強い、耐寒・耐暑性強い
作出年2006年 作出者メイアン 作出国フランス
参照
https://item.rakuten.co.jp/hana-online/rose_fl_pinkusakuri-na/
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