日本各地には、世界的に有名な絶景から、まだまだ知られていない絶景まで多く存在します。そこで、日本の絶景100選を紹介したいと思います。一度は見ておきたい絶景スポットを求めて、観光や旅行に出かけてはいかがでしょう。
岩手「平泉」
口語短歌
「もののふの夢跡残る中尊寺 いにしえ語る文化のかおり」
平安末期の寺院や遺跡群、四季の自然が美しく映る平泉。平泉観光には、観光地を巡回する「るんるん」バスや自転車で巡ってみるのがおすすめです。平泉はおよそ100年近くにわたって繁栄し、みちのくは戦争のない「平泉の世紀」でした。しかし、平氏政権を倒した源義経が、兄頼朝と対立し平泉に落ちのびて間もなく、義経を保護した秀衡公が病死すると、四代泰衡公は頼朝の圧力に耐えかね義経を自害に追い込みます。その泰衡公も頼朝に攻められ、文治5年(1189)奥州藤原氏は滅亡したのです。鎌倉時代以降、大きな庇護者をうしなった中尊寺は次第に衰退し、建武4年(1337)の火災で惜しいことに多くの堂塔、宝物を焼失しました。しかし国宝建造物第1号の金色堂をはじめ、建築、絵画、書跡、工芸、彫刻、考古、民俗の各分野にわたる文化遺産が現在まで良好に伝えられ、東日本随一の平安仏教美術の宝庫と称されています。所在地:岩手県西磐井郡平泉町平泉
岩手「猊鼻渓(げいびけい)」
口語短歌
「岸壁が石灰岩の溪谷で 春夏秋冬景色楽しむ」
猊鼻渓(げいびけい)は、北上川支流の砂鉄川沿いに続く断崖に囲まれた渓谷です。珍しい形をした奇岩の数々や木々が生い茂る景色を堪能できる舟下りがおすすめ。日本百景のひとつ「猊鼻渓」は、北上川支流の砂鉄川沿いに高さ50mを超える石灰岩の岸壁が、
およそ2キロメートルにわたって続く渓谷で、大正14年10月8日、国の史蹟名勝天然記念物に、名勝指定県内第1号に指定されました。舟下りができ、春夏秋冬さまざまな景色を
水上から楽しむことが出来ます。所在地:岩手県一関市東山町長坂字町467
山形「銀山温泉」
口語短歌
「温泉はレトロ雰囲気抜群で 香り漂う大正ロマン」
銀山温泉は、ガス灯に照らされ、大正ロマンの香り漂う温泉街です。特に冬の雪景色は銀世界とレトロな雰囲気が絶妙なハーモニーを醸し出し、幻想的な姿を見ることができます。山形県の北東部に位置する「銀山温泉」は、大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が並ぶ温泉街。山桜色に染まる春、紅葉の秋、銀世界になる冬…四季折々の景色を楽しみながら湯治ができる観光地として人気があります。日が落ちると、大正ロマンに溢れたレトロな風景が、ガス灯の明かりに包まれて一層幻想的に。所在地:山形県尾花沢市銀山新畑地内
山形「宝珠山立石寺」
口語短歌
「夏迫りセミの鳴き声しみいりて 眺められるや芭蕉の影も」
松尾芭蕉の句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が読まれた地といわれる宝珠山立石寺。五大堂から眺めることができる山々の景色は、風情を感じ、心落ち着く絶景といえるでしょう。山形で一度は訪れたいスポット宝珠山立石寺、通称「山寺」。1015段の石段を登る参拝であることから、夏は暑くて大変そう...と思う方もいるのでは?夏の「山寺」は、楽しい寄り道をしながら煌めく緑の世界を楽しむのがおすすめ。急がず慌てずゆるりと登って降りれば、パワースポット「山寺」の穏やかな気に触れ、煩悩はどこかに去り、身も心もリフレッシュできます。所在地:山形県山形市山寺4456-1
参照
https://helloaini.com/entry/life/archives/32682
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