全国の夕日と海が美しいフォトジェニックなスポットを集めました。まるでゴジラが口から火を噴いているように見える「ゴジラ岩」や瀬戸内海の島々を茜色に染める様子が見られる「鷲羽山」、天空の鏡ともいわれ神秘的な写真が撮れる「父母ヶ浜」など様々。ぜひ、お気に入りの夕日スポットを見つけてください。
山口県「夕日岬」
口語短歌
「太陽が奇岩の穴を指し通し 夕陽のライン心震わせる」
瀬戸内海にある「笠戸島」は、島全体が瀬戸内海国立公園に指定されている自然豊かな場所です。大小無数の奇岩が点在し、変化に飛んだ海岸線が特徴的。この笠戸島にある「夕日岬」から、海水の浸食でできた「はなぐり岩」の穴を通してできる夕日のラインがとても美しいです。島内にある海上遊歩道やキャンプ場、ハイキングコースなどからも夕日を見ることができます。様々なスタイルで島から見える夕日を満喫してください。
福岡県「桜井二見ケ浦」
口語短歌
「夏至の頃寄り添う岩の間には 神秘的にも沈む夕日が」
糸島市の北部に位置する桜井二見ヶ浦には、福岡県の文化財である櫻井神社の社地として崇敬されている夫婦岩があります。まるで夫婦のように寄り添う岩の間に張られているのは、長さ30m、重さ1tの大注連縄。夏至のころにしか見ることができない、岩と岩の間に沈む夕日を写真におさめようと、多くの人たちが訪れます。撮影ポイントを変えると、鳥居と夫婦岩が入ったショットを撮ることができるので、好きなアングルを見つけてみてください。
佐賀県「浜野浦の棚田」
口語短歌
「玄界灘棚田も海も黄金色 見える景色は絵画のような」
玄界灘の小さな入り江にある浜野浦地区には、海岸に向かっていくつもの棚田が連なっています。一つひとつの田んぼは、大きいものや小さいものなどがあり、高台から見下ろすと幾何学模様のよう。毎年、4月下旬から5月上旬は田植えの時期。水が張られることで棚田も海も黄金色に染まり、つながっているかのように見える景色は、まるで絵画のような美しさです。
大分県「真玉海岸」
口語短歌
「干潮時光と影のコントラスト 幻想的な風景に魅了」
「日本の夕陽百選」にも選ばれていて、美しさに定評のある真玉海岸。中でも、夕日が特に美しく見ることができるのは干潟が現れる数時間です。満潮、干潮の繰り返しや、海風により砂浜が隆起し、海水があるところはオレンジ色に染め、砂浜は黒い影を落とす、光の影のコントラストが見事。潮の満ち引き具合、光の強弱などが影響するため、日によって異なる風景を見ることができます。多くの写真愛好家や観光客を魅了する、幻想的な瞬間ひと時を見逃さないでくださいね。
参照
https://www.jalan.net/news/article/459272/
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