過日テレビニュースで東京は皇居・千鳥ケ淵のお花見を特集していました。東京にいた頃は毎年行っていました。遠い、遠い昔を忍んで作詞をしながら「口語短歌」を楽しんで見ました。写真は参照写真です。作詞は後段に掲載しています。
口語短歌
「見る場所に よって表情を 変える桜 千鳥ケ淵で 今昔忍ぶ」
「千鳥ヶ淵」は、皇居内にあるお濠(ほり)。形が「千鳥」に似ているというのが、千鳥ヶ淵の名前の由来とされています。緑豊かな「千鳥ヶ淵緑道」や皇居内のお濠で唯一ボートに乗れる「千鳥ヶ淵ボート場」があり、見る場所によって桜の表情が変わります。1900年の道路整備によって千鳥ヶ淵と半蔵濠(はんぞうほり)に分断され現在の形になっています。今では都内で有数の桜の名所として、毎年多くの人が千鳥ヶ淵を訪れています。
千鳥ヶ淵で零れ桜が水面を漂う
口語短歌
「花びらの 水面に浮かぶ 花筏 お堀を淡い ピンクに染める」
千鳥ヶ淵の桜は例年3月中旬に開花が始まり、3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えます。また千鳥ヶ淵で満開を過ぎた頃に現れる零れ桜(こぼれざくら)は必見です。千鳥ヶ淵で零れ桜を楽しめるのは見頃を過ぎてから1週間ほどです。人の少ない咲き始めを狙うのか。満開の桜を見にいくのか。はたまた、散った後の美しさを堪能するのか。時期によって違う桜を楽しめる千鳥ヶ淵。あなたが訪れたいタイミングを見計らって、千鳥ヶ淵に足を運んでみてはいかがでしょうか。
千鳥ヶ淵緑道で空を見上げると桜のトンネルを目にできる
口語短歌
「トンネルは 桜の古木 大きくて 迫力まさに 淡いじゅうたん」
「千鳥ヶ淵緑道」は、千鳥ヶ淵沿いを南北に延びる全長約700mの遊歩道。約260本の桜が植えられ、皇居のお濠を淡いピンク色に染めます。桜が歩く人の頭上に咲く様子は、まさに桜のトンネル。1本ずつの桜の木がとても大きく、本数以上に桜の迫力を感じられます。千鳥ヶ淵緑道の桜は満開の美しさもさることながら、満開を過ぎた頃もロマンティック。零れ桜(こぼれざくら)がお濠の水面を漂い、桜色のじゅうたんが姿を現します。千鳥ヶ淵ボート場もあるので、水面から桜を見上げたい人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
千鳥ヶ淵公園 桜と菜の花のコラボ
口語短歌
「公園は 桜の名所 菜の花が コラボになって 春爛漫も」
千鳥ヶ淵と英国大使館に挟まれた「千鳥ヶ淵公園」。南北約450m、東西約20mの細長い緑地です。千鳥ヶ淵公園は、お花見客だけでなく仕事帰りのオフィスワーカーも訪れる人気のスポット。約170本の桜が植えられており、桜の名所になっています。千鳥ヶ淵公園の桜で見逃せないのが、菜の花とのコラボレーション。桜のピンクと菜の花の黄色がお互いを引き立て、絶妙なコントラストを作り上げます。桜とともに菜の花も見頃を迎える春ならではの光景は、瞬きを忘れるほど、春をより一層味わえるスポットです。
水面に映る千鳥ヶ淵の夜桜
口語短歌
「暗闇に 浮かぶ夜桜 影落とし 水面に映る 鏡の世界」
例年、開花時期に合わせて「千代田さくらまつり」と題し、ライトアップされる千鳥ヶ淵の桜。暗闇に浮かぶ夜桜が、千鳥ヶ淵を幻想的な空間に変えます。桜がライトアップされる期間は、千鳥ヶ淵ボート場が特別に夜間も営業。夜も水上から花見を楽しむことができます。風が弱い日に水面に夜桜が映し出された様子は、鏡の世界に足を踏み入れたようです。
北の丸公園からみた千鳥ヶ淵の桜
江戸時代に「江戸城北の丸」があった地とされている「北の丸公園」。昭和天皇の還暦を記念し、1969年に整備されました。園内にはソメイヨシノや八重桜など、約300本の桜が植えられています。北の丸公園からお濠を挟んで見えるのは千鳥ヶ淵緑道の桜。千鳥ヶ淵緑道を歩きながら見た桜を、違った角度から眺めてみてはいかがでしょうか。
「千鳥ケ淵のお花見」
作詞kencyan
1
いつもお花見は千鳥ケ淵公園
お濠を淡いピンクに染めるソメイヨシノ
水面に桜が浮かんだ花筏も素敵
桜のピンクと緑のコントラストがロマンチック
あなたと手を取り合って楽しい時間を過ごす
2
天下一、千鳥ヶ淵公園の桜
緑道から眺める石垣と可憐な桜の対比
美しい古木の桜に思いを馳せる
桜の絨毯のような光景が広がっている
ボート場の近く、フォトスポットで撮影を楽しむ
3
その後は「プリンスパークタワー」に
そこは絶景、窓一望のステラガーデン
真っ赤に輝く東京タワーが眼前に拡がる
感激のあまり、あなたは酔ってキスを迫る
刺激的な、甘い夜に愛は深まっていく、
愛は深まっていく~愛は深まっていく~
参照
https://thegate12.com/jp/article/361
https://hibinokiroku.net/2018/12/princeparktowertokyopremium/
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