庭木師は見た!~ガーディナー&フォトグラファー~

庭木師が剪定中に見たあれこれ。

庭木師は見た!~床下のハクビシン~

2024-06-13 04:21:15 | 日記

         

                  (ハクビシンに似た礎石)

 

 能登半島地震で、知人宅の柱がずれたと聞き、被害の状況を見せてもらいました。

 その家は、明治期に建てられただけに、建物を支える柱は、2人でやっと抱えられる程の大きさの石の上に乗っていました。その土台石を礎石(そせき)と呼ぶのだとか。

 しばし床下を眺めていて、その石の形からハクビシンを連想しました。家主に聞けば、この家の床下や屋根裏に本物のハクビシンが住み着いているのだとか。

 寝室の天井板に人の顔が浮んで見えると言う話はよく聞きます。同じ空間に生活していると、何らかの理由で、互いに影響しあうのでしょうか。

 私がその“ハクビシン石”にカメラを向けていたら、知人は、「ならばエサも一緒にどう?」と台所からボウルに入れた玄米を持って来てくれました。並べてパッチン。

 

 


庭木師は見た~能登半島地震とお墓~

2024-06-09 08:03:30 | 日記

      

                (富山県氷見市のお墓)

 正月の地震がお墓に与えた影響を調べているのなら、能登半島の付け根に位置する富山県氷見市の市営墓地を見てきたらいいよ、と知人が教えてくれましたので、足を運びました。

 このあたりは地盤が良くないのでしょう、ブルーシートがかかったお墓が目立ちました。

 写真の墓は、墓地の中でも手入れがよくなされていて、目を引きました。ボトルがいくつかロープで縛り付けられていたので、お酒なのかな?と思い、近づいてよく見ると「除草剤」と記されていました。

 軍手も添えられていたことから、埋葬されているのは農業関係の方かと想像しました。

 私はそうなので、持って来た花を添え、合掌!。

 


庭木師は見た!~

2024-06-02 17:44:20 | 日記

                                   

                 (龍か鳳凰?。玄関扉に浮かぶ“風水模様”)

 

 庭木剪定の仕事から帰宅したら、能登半島地震で痛んだ玄関の修理をお願いしていた大工さんは、既に到着していました。

 その大工さん(76歳)曰く。「オレは若いころ文鳥を飼っていたが、その時を思い出させる鳥かごが玄関先に置いてあって懐かしかったよ。…たまたまさっき、お隣のご主人が回覧板を届けに来たので雑談。彼が言うには、“今春、ウグイスが自宅近くでしきりに鳴いていた。…どうしたんかな?”と、思っていたのだが、そうか、ここの家で鳥かごを玄関先に置いていたからか。ウグイスを呼び込んだのだな…」と、言っていたよ。        

 …なるほど。うーむ、お隣りにしてはウイットに富んだコメント、と感じた次第であります。

 それにしても、大工さんが座っていた玄関先の古い扉の模様は、龍と鳳凰をミックスしたようで、どことなく「風水」の世界にも近いと感じた次第であります。        以上