庭木師は見た!~ガーディナー&フォトグラファー~

庭木師が剪定中に見たあれこれ。

庭木師は見た~魔除け~

2024-08-31 17:12:42 | 日記

                                     

 ある民家の軒下に、“カモメモビール”が揺れていました。

 昨年、剪定で訪ねた際もあり、なんとなく気になっていたのですが、今回はカモメのお腹あたりにトウガラシがぶら下がっていて、オヤ…?と思った次第です。

 このお宅のお奥様によれば、隣り町にある「道の駅」で買った赤いトウガラシを、小学1年年の息子さんがカモメにぶら下げたのだとか。トウガラシには魔除けの効果期待できると聞いたことがあります。なるほどです。

 カモメ」に赤トウガラシ!!。

 なんとなくいい感じでしたので、昼休み休憩時間に、そのカモメモビールを少し離れたところの木にぶらさげてパッチンしました。

 


庭木師は見た!~魚の葉っぱ~

2024-08-25 13:12:17 | 日記

     

 意識して探しているわけでは決してなのですが、庭木剪定作業中、ヒトの顔や生き物の姿を目にすることが少なくありませせん。

 ●ここで紹介するのは、「お魚」の形です。

 ・写真左(以前もこのブログで取り上げました)は、道に落ちていた枯れ葉です。

 ・写真右は、ある民家の物置の壁です。

 古い民家で寝ていて、見上げた天井にヒトの“顔模様”を見付けることがそう難しくないのと同じ感覚に思えます。

 


庭木師は見た!~終戦の8月~

2024-08-24 08:47:34 | 日記

                                           

 お盆明け後は天候が不安定な上、昨日は朝から気温がぐんぐん上昇、お昼前に39度に達したので、剪定仕事は午前中で打ち切りになりました。

 一緒に仕事をしている最高齢の方は88歳。「子供の時に、防空壕の中からB29の大編隊を見た」との話を、過去何度も聞きました。

 戦争体験は当然ながら、人生に大きな影響を与えます。

 写真はある訪問先の古い小屋です。その扉を目にしていたその方が、私の方を振り向いて聞きます。「軍馬に見えないか?」と。

 確かに…。そうですね。うなずく一方で、筆者は版画家・浜田知明(1917~2018)の代表的エッチング作品、『初年兵哀歌』にイメージが飛んでいました。戦争に駆り出された初年兵の戸惑い。軍馬の心の中もきっと初年兵と同じなのでしょう。                  以上


庭木師は見た~これ何?と副班長が~

2024-08-23 08:11:10 | 日記

                           

 お盆明け最初の庭木剪定。

 猛暑下、5人で民家を訪ねました。そのお宅の奥様は心優しく、われわれ庭木師に対し、休憩時間には冷たいの飲み物や、アイスクリーム、おせんべいなどを準備して下さる。アイスは昨年来値上がりしているので、申し訳ない気持ちであります。

 写真は剪定作業中に、副班長(79)が見付けたものです。

 この道10年以上の副班長は、庭木に関しては深い知識を持っていますが、その彼が、「なんじゃい、コレ?」と言っていたのが驚きでした。たまたま側にいた筆者は、すぐさま「蜂(ハチ)の巣じゃないでしょうか?」と答えたのですが…。だとしたら、何という名の蜂なのでしょうかね。

 掌に乗せて眺めると、角度によっては人の顔にも見えます。

 


庭木師は見た!

2024-08-05 08:10:43 | 日記

 日本海に面したある「魚の駅」に行ったついでに、近くの昆布店に立ち寄りました。

 お盆に東京に帰るにあたり、家族や友人への手土産にするためです。昆布は夏のお土産としてうってつけなのです。軽くて日持ちがしますし。

 その昆布店は、地元では歴史ある有名店です。昆布水を作るため、根昆布も買いました。女性の店長さんは「昆布は常温で保存して問題ないですが、冷蔵庫に入れておくと、より長く品質が保てます」とコメント。

 10袋ほど買い、お店を出て5~6分後、東京に住んでいる娘からメールが届きました。「黒とろろも買ってきてちょうだい。長男が大好きなので…」と。

 すぐお店に戻ったら、くだんの店長さんはレジ前にいて、私の顔を見るや、何か問題でもありましたか、という顔をしたので、「追加のリクエストが今し方来ました」と答えたところ、その50歳前後風の店長さん、両手を広げ「有り難うございます」と笑顔で答えていました。

(※写真:公園で拾った木の葉と、魚の駅で買った小さな鯛の尻尾を並べてパッチン)