2017年度もの部分
2018年度もの部分
2020年度もの部分
2017年度もの全体
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2020年度もの全体
クリスチャン上村哲彌(カミムラテツヤ、1893-1978)は1946(昭和21)年に日本女子大学教授となり、1952(昭和27)年には【文部省社会教育委員会PTA審議会委員長】だったらしい(金子論文1992)。彼が日本両親再教育協会を起ち上げたのが1928(昭和3)年。NDLで1938(昭和13)年に出版された彼の著書『両親再教育と子供研究』が読める(※)。その書の「序に代えて」おしまいあたりに「なお付録として加えた、『米国に於ける両親教育機関』はハヴァード・カレッヂの社会学教授ブランク・ディー・ワットスン夫妻の論文を十年前に訳しておいたもので、本文の取扱った時期に於ける米国の実例を知るのに極めて恰好な資料である。」(文字遣いを現代ふうに変えた)と書かれているようだが、カタカナ部分に誤記があるので正す。
「ハヴァード」「ブランク」は間違いで「ハヴァフォード」「フランク」が正しい。
1922年に古典的名著を出版したフランク・デッカー・ワトスン博士(1883-1959)は当時ハヴァフォード・カレッヂの教授で専攻は社会学・社会福祉事業学。
▼Frank Dekker Watson の古典的名著の扉画像▼
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上村が訳した「ワットスン夫妻の論文」のうちPTA関連記事のタイトルは現代ふう文字遣いで『両親教師会全国連合会』である。
▼両親教師会全国連合会(上村哲彌の訳文)▼