「1260万円」とは「ふるさと大垣推進事業」の2014年度当初予算である。
以下の画像の赤線はオリジナルに無い。
▼『平成26年度 大垣市当初予算の概要』(※)p.27から▼
▼『平成26年度 大垣市予算主要事業一覧表』(※)p.25から▼
『平成26年度 大垣市当初予算の概要』にも『平成26年度 大垣市予算主要事業一覧表』にも「文部科学省の教育課程特例校の申請を行い、」と書かれている。
なお、2014年1月7日(火)、大垣市長は年頭記者会見の中で「ふるさと大垣推進事業」について触れた。その際に記者発表資料として配布されたのが『ふるさと大垣推進事業について』(※)だったらしい。
この記者発表資料には「文部科学省へ教育課程特例校の指定を申請し、」と書かれている。
▼2014年1月7日(火)大垣市長年頭記者会見資料『ふるさと大垣推進事業について』▼
▼無空欄無改行文字塊▼
記者発表資料平成26年1月7日所属教育委員会事務局学校教育課担当課長:佐野係:上野連絡先0584-81-4111(内線773)ふるさと大垣推進事業について1.目的平成27年度より、すべての小中学校において「ふるさと大垣」の時間を設け、ふるさと「大垣」の素晴らしさを知り、先人や地域発展に尽くした人々の感謝の気持ちや、ふるさとへの愛着をもつことにより、未来に夢と希望を持ち、今をひたむきに生きる子どもの育成を目指す。2.事業概要文部科学省へ教育課程特例校の指定を申請し、平成27年度から「ふるさと大垣科」(仮称)を教科として新設する予定である。平成27年4月には、全ての児童生徒に配付できるよう、平成26年度中にふるさと学習に必要となるテキストを大垣市文教協会と一体となって作成する。県内で初めて、大垣独自のテキストを使用して、教科「ふるさと大垣科」(仮称)を市内すべての小中学校で実施する。(1)テキストの構成第1部:自然・歴史・伝統文化の薫るふるさと大垣(小3~小6用)第2部:未来に夢と希望をもつふるさと大垣(中1~中3用)第3部①:俳句・文学の薫るふるさと大垣(小1~小6用)第3部②:俳句・文学の薫るふるさと大垣(中1~中3用)(2)配布対象各部とも使用対象学年の児童生徒に1人1冊市内教職員には1人1セット(第1部~第3部)(3)作成部数第1部:17,200冊第2部:12,600冊第3部①:17,200冊第3部②:12,600冊※平成27年度児童生徒分に加え、以後5年間(平成28年度~32年度)の新入児童生徒分も含め一括して作成する。
ATOK市長もATOK教育長も何らかの理由で「2014年度当初予算1260万円」を確保したかったのだろう。
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「ふるさと大垣科=教育課程特区」を申請したことについて、15日の中日新聞朝刊の西濃版記事によると、(文科省から?)指定を受ける必要がないと助言があり、指定を見送った、となっています。
しかし、上記予算化の意図、または、特区の聞こえの良さなどから、その後の「指定を見送った」という話が周知されず、大垣市教育関係者が特区を信じ、そして、あるまじき、「ふるさと大垣科=特区」が公言されてきたように思います。
別項でコメント投稿(申請)させていただきましたが、世の中に、ふるさと大垣科=特区を公言されてきたと思える公?文書を見つけました。
この文書を提示し、大垣市の教育関係者が事実に反して「ふるさと大垣科=教育課程特区」と言いふらしてきたと思える疑惑を、今月の大垣市議会が閉会するまでに、一市民として問題提起したく思います。
問題提起できましたら、自分のブログに内容を出すだけでなく、古知丸さんにコメント投稿(申請)でお知らせします。宜しくお願いいたします。