こんなツイートを見た。
▼2020年9月18日のツイート(※)から▼
このツイートに心ひかれて大垣市議会の会議録を読んでみた。
2014年3月3日の会議録だ。
市長の発言が読めた。
市長の発言は「本日ここに、平成26年第1回市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました平成26年度の予算及び条例その他の議案につきまして御審議を賜るものでございます。」で始まっている。
読み進めて数十秒後、思わず「えぇえっ?!」と声が出てしまう一節があった。
その驚きの一節を画像にして紹介する。驚いたことを伝えたいので大げさな画像にした。
▼2014年3月3日・大垣市議会での市長発言ピックアップ▼
驚きの一節を含むオリジナル発言も、中略しつつ、画像にした。赤字部分はデザイン加工処理。
▼2014年3月3日・大垣市議会での市長発言▼
▼無空欄文字塊▼
◯市長(小川敏君)本日ここに、平成26年第1回市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました平成26年度の予算及び条例その他の議案につきまして御審議を賜るものでございます。説明に先立ちまして、私の市政運営に対する所信の一端を述べさせていただきたいと思います。初めに、昨年4月に大垣市長として4期目の重責を担わせていただき、1年間職責を全うできましたことを心から感謝いたしますとともに、議員各位を初め市民の皆様の温かい御指導と御協力に厚くお礼申し上げます。【中略】それでは、平成26年度予算で取り組んでまいります主な事業の概要につきまして御説明申し上げます。まずは、優先的かつ重点的に取り組む五つの重点プロジェクトの概要につきまして申し上げます。【中略】続きまして、四つ目の子育て日本一プロジェクトでは、学校や地域での教育環境を充実するとともに、子供が健やかに成長するまちづくりを進めてまいります。まず、情報技術の変化が著しい昨今、電子黒板を各教室に配置してある東中学校をモデル校としてタブレット端末を導入し、協働学習や個人学習での活用を通じて、生徒の知識や情報を活用する能力を高めてまいります。また、文部科学省の教育課程特例校として、平成27年度から市内全ての小中学校でふるさと大垣を教科として新設するため、授業で使用するテキストを作成してまいります。【中略】以上、平成26年度予算の基本的な考え方の一端を申し述べさせていただきました。依然厳しい財政状況ではありますが、第五次総合計画基本構想の将来都市像の実現に向け、市民重要度の高い事業を優先しながら取り組んでまいりたいと存じますので、議員各位を初め市民の皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。
この市長発言をもとに市議会で2014年度予算の審議が始まった。
とすると、「ふるさと大垣科」の「授業で使用するテキストを作成」する予算について、「議員各位を初め市民の皆様」は市長発言に騙されたまま審議した可能性がある。
言霊はコトダマと読むが、「ことばでだます」も略せばコトダマだろう。
「ATOK市長のコトダマ発言は2014年、雛祭りの日に行われた」と後世の歴史家は記すかもしれない。
大垣市教育界の関係者が「ふるさと大垣科=教育課程特区」と言ってきた、と思える公?文書を、今日たまたま見つけました。
大垣市教育長に対し、上記、公?文書のURLを添え、「ふるさと大垣科=教育課程特区」と公言し、そして大垣市立の小中学校の教員に信じ込ませ、土曜授業でふるさと大垣科を進めたという疑惑について、今、開かれている定例議会の中で事実が分かるように説明するよう、この連休中に市政への意見箱で問題提起したく考えています。
ご確認下さり、ありがとうございます!