岐阜県議のブログの最新エントリを読んだ。
▲エントリ「ふるさと大垣科」パネル展へ行ってきました。 - 野村美穂(ノムラミホ) | 選挙ドットコム (go2senkyo.com)から抜粋加工▲
「来年度から廃止されるようです。」は誤解のような気がする。正解は「来年度も廃止されないようです。」のような気がする。
岐阜県議のブログの最新エントリを読んだ。
▲エントリ「ふるさと大垣科」パネル展へ行ってきました。 - 野村美穂(ノムラミホ) | 選挙ドットコム (go2senkyo.com)から抜粋加工▲
「来年度から廃止されるようです。」は誤解のような気がする。正解は「来年度も廃止されないようです。」のような気がする。
2016年3月9日(水)の市議会で、教育長は「FYK(ふるさと夢会議)とFOK(ふるさと大垣科)と主権者教育の関係」を解説するような答弁をした。
▼会議録から▼
このエントリは、エントリ『主権者教育:その2 - 古知丸さんちのブログだよ (goo.ne.jp)』の続きです。
2016年3月9日(水)の大垣市議会。市会議員「長谷川君」の一般質問と教育長「山本君」の答弁が会議録で読める。
▼長谷川君(※から)▼
今年度から本市では土曜授業が始まり、先週5日に今年度最後となる10回目の授業が行われました。各学校においては、土曜授業の初年度ということもあり、今年度の反省も踏まえて、来年度にはさらに実りのある授業ができるように創意工夫がなされるものと思っております。この土曜授業は、学校週5日制の導入により、平成4年からの10年間の移行期間を経て完全になくなりました。現在の小中学生の保護者でこの移行期間を経験した方も多くいらっしゃると思います。私自身も高校生ぐらいから土曜が休みになり出した、そんな記憶があります。
さて、この土曜授業について、1年を終わってみて、いろいろな声が聞こえてきます。もちろん今までが休みであった子供たちからは、休みが減ったことを残念に思う声も上がることはありますが、例えばスポーツ少年団では試合数の確保や日程に頭を悩ませているといった声や、受験を控える子供や保護者からは、どうして受験で大切な時期に、ほかの子は塾に行っているのに、大垣市では塾を休ませて学校に行かないといけないのかといった声も聞こえてきました。これは土曜授業が全ての自治体で行われているわけではないといった現状があるからです。ちなみに今年度の実施状況を見てみますと、西濃地域では、池田町、神戸町、垂井町、そして大垣市、岐阜県内では7市3町のみの取り組みとなります。土曜授業の賛否はもちろんあると思いますが、問題なのは、土曜授業を行う意図や意義、つまり、何のために土曜授業を行うのかが十分に理解をされていないことです。
そこで質問をいたします。
土曜授業を行う旨の情報提供は市の広報や各学校でもされていると思いますが、土曜授業を行う意図や意義は何でしょうか。そして、それらをしっかりと理解してもらえるような働きかけはできているでしょうか。また、アンケートなどを使い、土曜授業などに関する素直な意見を、生徒、保護者、教職員から意見を求めて、よりよい土曜授業となるような取り組みはなされているでしょうか。まず、この3点についてお尋ねをいたします。
私自身は土曜授業に賛成でありますし、やるからにはぜひ充実したものにしていただきたいと思います。そこで、土曜授業の実施について、私の懸念と提言の2点についてお尋ねをしたいと思います。
1点目は、前回の議会でも教職員の長時間労働について触れましたが、土曜授業による授業数の増加で教職員の負担がさらにふえることが懸念をされますが、負担軽減にどんな対策がなされているのか。
二つ目は提言ですが、土曜授業を地域による学校づくりの場にも活用していただきたいと思います。これについては、岐阜市の加納小学校の事例を紹介します。加納小学校では、PTA総会を活用して土曜授業に関する報告をしております。その中身は、土曜授業の内容や年間スケジュールのお知らせ、土曜授業に関するアンケート調査の公表、その内容は、保護者の意識や子供の意識、そして親子の意識の違いなどが比較されています。また、改善に向けた現状分析と課題の解消、最後には、次年度の方向性や年間スケジュール、具体的な活動やその意義を示しながら、地域で授業をつくるための具体的な役割を示した学習支援ボランティアの募集を行うといった、学校、保護者、地域が一緒になって授業をつくっていこうとする、そんな思いを非常に強く感じ取れる取り組みがなされています。
こうした事例を参考にしながら、それぞれの学校づくり、それぞれの学校に合う取り組みをつくり出してほしいと思います。今回の土曜授業の導入によって授業数がふえ、今までよりも詰め込みにならずに、ゆとりを持った年間スケジュールを立てることも可能になったと考えられるので、こうした土曜日を運動会や授業参観、また総合の時間など、保護者や地域の方が参加する行事や授業にも充て、地域による学校づくりのよい機会にしてはどうかと考えますが、教育長のお考えをお尋ねします。
▼山本君(上に同じく※から)▼
◯教育長(山本 讓君)
土曜授業について御答弁申し上げます。
本市の土曜授業は、ふるさと大垣に誇りと愛着を持ち、大垣のすばらしさを語れる子供たちを育成するため、土曜日に実施する利点を生かし、豊富な知識や経験を持つ方々の協力を得ながら、ふるさと大垣科の学習を中心として実施しているところでございます。こうした土曜授業の意義を市民の皆様に御理解いただくため、広報おおがきへの掲載やリーフレットの配布など広報活動を進めるとともに、各学校で土曜授業の参観の機会を設けております。また、よりよい土曜授業の実施のため、各学校では今年度の実施状況を踏まえ、来年度の授業に向けて改善に取り組んでおります。
教育委員会といたしましても、保護者代表などで構成するふるさと大垣科推進委員会を設置し、市民の皆様の幅広い意見の収集に努めるとともに、教職員対象のアンケートを実施して、指導しやすい体制づくりに生かしてまいります。
教職員の負担軽減につきましては、土曜授業日の代休を夏休みや冬休みに取得できるよう休暇制度を設けております。また、ふるさと大垣科の資料の整理、地域講師に関する情報の共有、学校支援ボランティアの活用など、授業の準備に要する負担を軽減できる体制づくりに努めてまいります。
今後も、学校、家庭、地域と連携して土曜授業の充実に取り組んでまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
▼長谷川君(上に同じく※から)▼
土曜授業は、ふるさと大垣科の中心的な位置づけをすることで、ふるさとに愛着や誇りを持てる子供を育てるという狙いがあることはわかりましたし、ぜひ継続して続けていただきたいと思います。また、ふるさと大垣科のより充実した事業が展開できるように、ふるさと大垣科推進委員会などでの議論や各学年、学校などでもしっかりと話をしていただくと同時に、生徒本人はもちろん、保護者等にも丁寧に説明をして、納得は難しくても理解をしてもらえるように、粘り強い働きかけをお願いしたいと思います。
また、御答弁の中で職員に対してアンケートもとるというお話がありましたが、これも定期的にとっていただきながら、また、教職員の負担については休みの振りかえ方などがうまくとれる体制づくりを引き続き考えていただき、心身ともに万全の体制で授業に臨めるようにしていただきたいと思います。
市長はかがやきメールで、土曜教育やふるさと大垣科を通して子供たちがふるさとの歴史、伝統から誇りや愛着を持ち、文化や先賢の偉業に学ぶことで新たな創造ができる人に育ってほしい、温故知新を具体化していくというメッセージを発信しておられます。ぜひこうした思いを、教職員、保護者、生徒はもちろん、地域が共有できるようにしてほしいです。そうした上で、土曜日に行うという利点を生かし、保護者や地域の方が授業に参加し、地域と連携した学校づくりへとつなげていただきますよう要望をしておきます。
このエントリは教育長「山本君」の答弁の印象深い部分を画像化して終えたい。
今日から。
▲「ふるさと大垣科」パネル展│イベントニュース│イオンモール大垣 公式ホームページ (aeon.jp)からアレンジ▲
もちろん今月のイベントカレンダーに載っている。
▲211231_eventcalendar_ogaki.pdf (aeon.jp)からアレンジ▲
今年度初のFOKパネル展は今年2回目のFOKパネル展で通算3回目のFOKパネル展。
第1回FOKパネル展の様子を伝える貴重な写真はこれだろうね。
このエントリは、エントリ『FOKパネル展、今昔 - 古知丸さんちのブログだよ (goo.ne.jp)』に関係しています。
今週土曜日に予定されていた差別的行事FYK(ふるさと夢会議)は中止と決まったのかもしれない。
今日付で公表された西部中の行事予定表を見て、そう思った。
▼r03yotei6.pdf (ogaki-city.ed.jp)からピックアップ加工▼
『中止して第3回FOKパネル展でもするのだろうか』とも思った。
このエントリは、エントリ『FOKパネル展、今昔 - 古知丸さんちのブログだよ (goo.ne.jp)』に関係しています。