ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
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ハルくんの独り言(本編11話)~その1へ
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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
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ハルくんの独り言(本編11話)~その2
七夕祭り当日。
『何年たってもみんな一緒にいられますように』
短冊に願い事を書いているとりっちゃんが覗きこんできた。
理人「ハルくんは何書いてるの?」
剛史「ふ~ん。何か子供の頃とおんなじだな」
春樹「いいだろ…。ほっとけよ…」
理人「『百花ちゃんと恋人になれますように』かと思った」
春樹「…なわけないだろ」
竜蔵「そんなおめ~は何書いたんだよ」
理人「『コンクール1位入賞』…」
竜蔵「いつも入賞してるじゃねえか」
理人「入賞しても1位と2位じゃぜんぜん違うんだよ!」
リュウ兄の短冊を剛史が覗き込む。
剛史「えっと『新しい…バイクが…欲しい』か」
理人「あれ? リュウ兄、もうバイク持ってるじゃん」
竜蔵「あれより大きいのが欲しいんだよ。今、貯めてる最中なんだ」
春樹「リュウ兄らしいね。タケは?」
剛史「『今読んでる最新刊の続きが早く読みたい』」
理人「そんなの待ってりゃ、そのうち出てくるじゃん」
剛史「だけど、なるべく早く読みたい」
短冊を吊るし終えると俺たちは出店を回った。
射的屋ではみんながひと通り的を狙った後も、リュウ兄だけがいつまでも粘っている。
理人「リュウ兄! そろそろ次に行こうよ」
その時、リュウ兄が歓声をあげた。
竜蔵「やった~!! プレステを当てたぞ!!!」
リュウ兄はプレステを受け取ると、喜びのあまりどこかへ走り出していった。
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タケとりっちゃんと手分けしてリュウ兄を探すことになった。
土手の上をリュウ兄の名を叫びながら歩いていると2人の人影が見えた。
通りすぎようとすると、名前をよばれた。
百花「え…ハ、ハルくん!?」
春樹「あ…佐々木と一護…」
ふてくされたように一護が言う。
一護「…よう」
春樹「…そっか、やっぱり2人で来てたんだ」
俺は嫌な予想が当たって、落ち込んだ。
佐々木に何をしてるのか聞かれて、リュウ兄を探してることを2人に話した。
子供みたいに走り出してしまったリュウ兄の話に2人は顔を見合わせた。
一護「…ちょうどいいや。ハルに聞きたい事があんだよ」
一護に睨みつけられて、俺はたじろいだ。
春樹「…何」
一護「ハル…お前、好きなヤツとかいんの?」
一護…。
なんで、今聞くんだよ…。