仕事柄、契約書の作成なんてな仕事もあったりする。
数年前、すごい契約書に出会ってしまった!
大抵、契約書ってのは会社間での契約だから、出だしは、「株式会社○○(以下、甲という)と、株式会社▲▲(以下、乙という)は…」こんな感じ。
そして、
第1条 【販売権】
甲は乙の製造する商品◇◇(以下、商品という)を国内独占で
販売する権利を有する。
とか何とか始まって、色々細かく契約して、最後に双方捺印する。
数年前、他部署の若い女子が契約書の作成を頼まれ、上司の手書きの原稿を必死にワープロした。その上司の依頼で私がチェックした。
最後まで読めなかった。
笑い死にしそうだった。
彼女は必死に手書きの原稿通りに打ったんだ。
だけど…
「乙(おつ)」が全部「己(おのれ)」になっていた。
見ただけではそんなにおかしくない。声に出して読むと、すごい契約書だった。
「甲は、おのれの製造する商品を…」
「おのれは、おのれの故意による返品の…」
「おのれは、甲が指定する金融機関に…」
こ、こわいぢゃないか。巻き舌で読むと、さらに迫がつく。
ごめんね、もし本人が見ていたら。でも私はとっても楽しませていただいた。
ちゃんと(?)彼女に指摘して、二人で笑い転げたから大丈夫。
決して、影で嘲笑しているわけではありません。
(って、こんなとこで晒しておいて、今さら言い訳を必死にしている私)
だって、かわいいじゃん
契約書の作成をするたびに彼女のことを思い出す。
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おのれら~~~
契約というより「契(ちぎり)」を交わすって感じね。
絶対に不履行にできへんわ。
捺印する手が震えそうやわ。
「己らは」とかって複数形になっちゃったりしてね。
あ。。。上にも関西人が同じような反応してる。爆!
恐い、契約書だわ~~~!!
そんなに、おのれ!おのれ!って言わないで~~!(爆)
って、感じやね。
巻き舌で、言われたら、、、関西人でも後ずさりするわ(^o^)