Colors of Life

ミシンキルト独学中。数が増えてきたので、完成キルトは年別のカテに。

The Silent Twin, there was an old woman

2018-05-15 10:55:32 | 

久しぶりに読書の記録を。



イギリスが舞台のミステリー

双子の女の子が
家の周りで遊んでいた時、
片方が姿を消した。
残った片方は
その日以来
口を閉ざしたまま…という話。

犯人の日記も織り交ぜながら進みます。
 日記の内容から犯人はバレバレでは?
と思いながらも、
そう単純なはずがない
と思って読み進めましたが、
そうきたか!
と思わせる真実がやはり最後に待ってました。

アイルランド人作家ですが、
「積読」という言葉が出てきて
かなり驚きました。

  



ニューヨーク
母親が倒れて入院したと知らせを受けて、
家庭のある妹の代わりに
母親の家の片付けに行ったEvie。

家に行ってみると、
庭の草は伸び放題で
家の中は粗大ゴミやらで溢れかえっていた。
そんな中で場違いのように置かれた大きなTV。
猫も飼っていないのに
大量の猫缶の空き缶。
そして、札束…

すぐ隣に住む
90過ぎのMina。

まだまだ1人で
なんでもできるというのに、
ケアホームに移そうと
必死な甥に嫌気を感じながらも、
ハンドバッグが冷蔵庫の中に入ってたり、
弱火で煮始めた料理が
強火で焦げているのを発見したりしているうち、
もしかして本当に
記憶が飛んだりしてるのではないか
と思い始めたりする…

そんな2人を中心に進む話。

これもかなり面白いミステリーでした。
そしてMinaのキャラがいい!

大体は想像した通りでしたが、
事件の背景には驚きました。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ ミシンキルトへ
にほんブログ村


本:When They Come Calling

2017-08-19 09:22:00 | 



布にも、
「どうしてこんなの買ったんだろう…」
と思うものがありますが、
本にもあります。

これは、それほどひどくはないものの
そう思った一冊。

多分、99セントという値段だからでしょう。

物語は、
霊が見えるだけではなく、
霊をあの世に送り出すことができる能力がある
ある女性のこと。

この世を征服したい悪霊たちが
目障りな彼女を攻撃しにくる。
そこに、
彼女を守り、助けるためだと
突如現れた
奇妙なだけど素敵な男性。

もうこの時点で私の興味から外れました。
プロットも新鮮さがない上、
美人で頭が良い主人公に加え、
ハンサムな文句のつけようがない男性…

ダメです。
つまらないです。

ストーレートで単純なキャラ設定が
受けがいいのかもしれませんが、
文章力で魅力的に見せる方が断然面白い
と私は思うんですよね。

シリーズの1冊目のようですが、
私の積読リストに次はないです。

Ç…ÇŸÇÒÉuÉçÉOë∫ äCäOê∂äàÉuÉçÉOÇ÷

放り出すほどつまらなくはないです。
普通です。


本:「屍鬼」「Before I Go to Sleep」 

2017-08-05 12:51:47 | 

初めての小野不由美さんの小説。
単なるホラーかと思っていたら、
全然違いました。

怖いことは怖いですが、
クリスチャンへの挑戦?
と思えるような事も書いてあって、
なかなか興味深い
そしてちょっと切ない
思っていた以上の作品でした。

ネタバレ的な単純な感想を言うと、
 静信、がっかりよ〜
彼の性格を考えると、
完全に納得できる事なんだけど、
個人的には残念でした。
あともう一つ。
夏野は殺して欲しくなかった!!!!





発売当時から気になってた本ですが、
値段がなかなか下がらないので
忘れてました。
でも、セール($1.99)時に購入。

ある事故がきっかけで
記憶を無くしてしまった女性の話。
無くしただけでなく、
記憶は蓄積もされず
眠ってしまうとリセットされてしまう。

日記をつけて
歩んで来た人生を
どうにか形にしようとするんですが、
主人公が日記を読む場面と
リアルタイムの記述とが
重複することも多くて、
そういう部分は不要じゃないか
と思ったりしましたが、
退屈せず読み進めることができました。

エンディングは、
読み始めに思った通りで
少し残念でした。

Ç…ÇŸÇÒÉuÉçÉOë∫ äCäOê∂äàÉuÉçÉOÇ÷