田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

久しぶりの八溝川

2022-07-28 | 石ころ
 
 庭の剪定と草刈りが一区切りつきましたので久しぶりに八溝川まで探石に出かけました。.........

八溝川-1
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先日雷雨による大雨が降ったので石が動いているかなと思い覗きに来たんですが、岸辺には草が繁茂して探石にはあまり良くない状況です。

八溝川-2

それでも少しは見つかるかなと思い探索したんですがさっぱりです。でもこんなのを見つけました、セミの抜け殻、小さいですねぇ、何セミでしょうか?

八溝川-3

少し急峻な土手にきれいな花が、小っちゃいですが薄紫のギボウシです、久しぶりに見ました。

八溝川-4
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清流にはこの他に小鳥や蝶、トンボなどがいたんですが、残念ながら私のカメラでは動きについていけませんでした。唯一そぉ~っと近寄って撮ったのがこれ、ぶれてますねぇ、トンボ?、ひょっとしたらカゲロウかも。

八溝川-5

1時間半ぐらい歩いたんですが探石の方はさっぱりです。暑さと湿気そして繁茂した草むらで集中力が続きません。諦めてあがることにします。車に戻りドアを閉めてエンジンをかけると窓の外に一番会いたくないヤツがやってきました。ガラス越しなんでピントがブレブレですが、アブです。コイツに刺されると厄介ですのでさっさと帰ることにします。

八溝川-6

帰り道の道路わきの石垣に山ユリを見つけました。
まずは「一人娘」。

八溝川-7
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つづいて「姉妹」

八溝川-8

最後は「三姉妹」。

八溝川-9

少し山を下ったところの廃屋の脇にきれいなピンクのムクゲを見つけました。

八溝川-10

ムクゲと芙蓉の違いがはっきり分かりませんが、葉っぱにギザギザが見られますのでムクゲだと思います。

八溝川-11
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今がピークですかね、キレイです。

八溝川-12

さらに少し下ったところに今度は真っ白いムクゲ?を見つけました。

八溝川-13

これも葉っぱにギザギザが見られるのでたぶんムクゲだと思います。それにしても花がデカイですね。

八溝川-14

この時期、ムクゲ、芙蓉、タチアオイとか似た様な花が多くて困ります。

八溝川-15

夏の探石あまり期待していなかったんですが、予想通り結果は小さいのが1個だけでした。でも、久しぶりに清流、鳥のさえずり、キレイな花、トンボ、蝶などを見られたので良しとしましょう。
(花には詳しくありませんのでもし名前が違っていたらゴメンナサイで~す)
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蟹真黒石‐3(2022年)

2022-04-05 | 石ころ
三蔵川
 松葉川が流れる旧黒羽町からさらに10㎞ほど北上すると那須町の道の駅「東山道 伊王野(いおうの)」に到着です。「東山道(とうさんどう)」ってあまり聞いたことがないんですが、調べてみると畿内から陸奥の国を結ぶ古代の街道らしく、ここ伊王野からさらに北上すると福島県に入り有名な「白河の関」に至ります。「三蔵川」はその道沿いを流れています。............

三蔵川‐1
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余談ですが「三蔵川」はてっきり「みくらがわ」って読むものと思っていたんですが、これが以外にも「みくらがわ」ではなく何と「さんぞうがわ」、私の勝手な思い込みでした。そして「三蔵川」はちょっぴりややこしい川で最初は松葉川同様すぐに那珂川に注ぎ込んでいるのかなと思っていたら、ここの道の駅「東山道 伊王野(いおうの)」から1㎞ほど下流で黒川に注ぎ込み、黒川はさらに1㎞ほど下流で余笹川(よささがわ)に注ぎ込み、余笹川がさらに5㎞ほど下流でやっと那珂川に注ぎ込みます。この短い区間で4つもの川が合流しています。

三蔵川‐2

そんな「三蔵川」ですがここも小口川、松葉川と同じような感じで護岸工事、川床工事がされていて川床に下りられるところが見あたりません。そして砂利が溜まっている川原も見つかりません。

三蔵川‐3

そんな中山間地を流れる川沿いを石ころが転がっている川原を探して車を走らせました。なかなかありませんでしたがしばらく走ったところの橋のところでやっとやや大きめの川原発見、ラッキーなことに川原に下りる道もついていました。車を道端に停め早速探索開始です。

三蔵川‐4
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水辺を中心に2~30分探したんですがそれらしき石は見つかりませんでした。あきらめかけていたんですがここで水辺ではなく作戦を変え土手沿いを探してみることにしました。

三蔵川‐5

すると直ぐに小さいですが網目模様の入った黒い石を見つけました。よく見てみると文様は薄いですが一部に蟹のハサミ模様が確認出来ます。

三蔵川‐6

小口川、松葉川の蟹真黒石と比較すると文様は薄いですが紛れもなく蟹真黒石、三蔵川でも蟹真黒石が採れるのが確認することが出来ました。これで小口川、松葉川、三蔵川で蟹真黒石が採れるというネットの記述を実証出来ました。

三蔵川‐7
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地図で小口川、松葉川、三蔵川の八溝川西側山ろくの源流域を調べてみると結構離れていますので、蟹真黒石の供給源も広範囲に点在しているように思われます。
そしてこんな石も見つけたんですがちょっと見しま模様の「虎石」に似ています。どうもこの黒い部分が蟹真黒石のような気がします(割ってみれば分かるんですが……)。そういえば蟹真黒石の本家「瀬田川(滋賀県)」でも虎石が採れるということを聞きました。何か状況が似てますね。

三蔵川‐8

蟹真黒石はいわゆる水石の山形とか舟形などといった形状の石はほとんど見当たらず、そういった点からの楽しみ方はなかなか難しいようです。まぁ石の表面のきれいな文様を楽しむ石なんだと思われます。
そして3つの川の蟹真黒石を比べてみると数的にはやはり小口川が一番多く、松葉川、三蔵川の順で、三蔵川はかなり少ない感じです。またそれぞれの川の蟹真黒石の特徴はほとんどなく、見た目はほとんど一緒で見分けがつきません。混ぜてしまったらどこの川の石か判らなくなります。

三蔵川‐9

そんな八溝山西側山ろくの蟹真黒石の探索、あちこちウロウロしましたが結構楽しめました。そろそろ田植えの準備でこのあたりの中山間地の田んぼも忙しくなって来ますので、田植えでも終わるころにまた機会があれば来ることにしましょう。
そろそろ時間ですので帰ることにします。車までの戻り道の土手のあちこちでツクシが顔を出しています。

つづく
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蟹真黒石‐2(2022年)

2022-04-03 | 石ころ
松葉川
 那珂川町(旧馬頭町)を流れる小口川から10㎞程北上すると松葉川が流れる旧黒羽町に到着です。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅で逗留したところで有名ですが、今は合併して大田原市になっています。松葉川はそんな旧黒羽町の市街地をくねくね縫うように流れ、ここからほんの少し下流に行ったところで那珂川に注いでいます。........

松葉川‐1
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川原に下りられるところを見つけましたので下りてみました。街中を流れているせいかお世辞にも清流とは言い難い感じ、石も白っぽく汚れています。10分ほどチェックしたんですが蟹真黒石らしき石は見あたりませんでした。蟹真黒石が松葉川でも採れるというネットの記述はガセだったんでしょうか。

松葉川‐2

下流域だけの探索で結論を出すのも如何がなものかと思い少し上流の方も探してみることにしました。鍵の手になっている旧黒羽町の市街地の狭い道路を北に進みます。2~3㎞ほど走ると小口川と同じような中山間地に田園地帯が現れ、そんな田んぼの中を松葉川が流れています。
途中にあった橋の袂から松葉川を見てみると、両側はがっちり護岸工事がされていて流れは細くゆるやかそして川床には枯れ草がびっしりはびこっています。見たところ川原どころか石ころさえ見当たりません。

松葉川‐3

これは厳しいダメかなと思いましたが、もう1か所だけチェックして戻ろうと流れの緩やかな感じの田んぼの中の橋にやって来ました。
ここは流れが緩やかなせいか流されて来た土が川床に溜り盛り上がっています。そこに後から流されてきた石が量は大したことありませんが溜まって見え隠れしています。護岸も川床が底上げされているせいでそんなに高くなく何とか下りられそうです。

松葉川‐4
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ということで川床に下りて枯れ草の間に転がっている石ころを探すと、何と何と「蟹真黒石」があるではありませんか。小さいですがついに「蟹真黒石」を見つけました。やっぱりありましたねぇ「蟹真黒石」、ネットの古い記述はどうやら間違いなかったようです。

松葉川‐5

ちょっぴり感激、5㎝ほどの小さな石なんですが蟹のハサミの文様もかなりハッキリしています。

松葉川‐6

こっちの石は文様が少し細めで何か象形文字のようにも見えます。

松葉川‐7
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いずれも5㎝~10㎝ほどの小さな石ですが紛れもなく「蟹真黒石」、これで小口川に続いて松葉川でも「蟹真黒石」が採れるのを確認出来ました。

松葉川‐8

土手のタンポポも心なしか嬉しそうに輝いて見えます。さて小口川、松葉川と確認出来ましたので最後の三蔵川を探索しに行きます。

つづく
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蟹真黒石‐1(2022年)

2022-04-01 | 石ころ
小口川
 ちょうど昨年の今頃ネットで那珂川支流の小口川という小さな川で「蟹真黒石」が採れるという記述を発見、実際に小口川に出かけて探索、蟹真黒石を見つけました。その後いろいろ調べていくと「蟹真黒石」は小口川だけではなく八溝山西側山ろくを源流とする松葉川、三蔵川でも採れるとの記事を発見しました。ということで今日(3月25日)は本当に松葉川、三蔵川でも「蟹真黒石」が採れるのか確認すべくのこのこやって来ました。県境の伴睦峠を越え栃木県に入ると那須連山でしょうか日光連山でしょうか雪を被った山々が正面に現れました。...........

小口川‐1
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山々はまだ雪を被っていますが道端の土手に目をやると菜の花や水仙が咲き出して、春の装いです。

小口川‐2

小口川に到着、ここは昨年「蟹真黒石」が採れるのを確認していますので省略してもいいんですが、再チェックです。

小口川‐3

小口川、松葉川、三蔵川はいずれも中山間地の区画整理された田んぼと点在する小さな集落を縫うように流れる川幅2~3mの小さな川で、農業用水の確保と氾濫を防ぐためにキレイに護岸工事と川床改修工事がされています。このため川床に下りるのが一苦労、階段でもあればいいんですがそれもなく、何とか小さな沢を見つけそこから川床に下りました。

小口川‐4
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ここは少しカーブになっていて石が溜まるところで昨年「蟹真黒石」を何個か見つけたところなんですが、今年は川床がキレイに平らにならされていて「蟹真黒石」は見当たりません。その替わりにこんなのを見つけちゃいました。「蟹」は蟹でも沢蟹の方、まぁ同じ「蟹」なんですが……。

小口川‐5

小口川、松葉川、三蔵川いずれも川床改修工事がされていることから石が溜まっているところはそんなになく、「蟹真黒石」どころか石ころを見つけるのもなかなかなところです。場所を変えてみようと道路に戻りふと脇の用水路を覗くと石ころが見えます。何となく気になってチェックしてみると探していた「蟹真黒石」がありました。

小口川‐6

石の表面に蟹のハサミのような文様が見て取れます。

小口川‐7
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推測するにこの小口川は護岸工事がされる前は暴れ川で、大雨の度にあちこち流れを変え上流からこの一帯に石をばらまいていたんだと思われます。その後耕地整理事業と川の改修工事がされて砂利などは撤去されたものの一部は田んぼの中や土手に残り、それが何かの拍子に用水路に流されて来たものと思われます。ひょんなところで「蟹真黒石」発見です。

小口川‐8

これで再度小口川で「蟹真黒石」が採れることが確認出来ましたので、次はここから10㎞ほど北にある松葉川を探索しに向かいます。

つづく
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石ころ置き場

2022-03-17 | 石ころ

ウォーキングがてらちょこちょこあちこちに探石に出かけていると結構石が溜まってしまいます。気に入った石は庭に並べてあるんですがもう並べるところが無くなって来てしまいました。ということで地面に置いて(ぶん投げて)あるんですが、地べたにそのまま置いておくと雨で土が撥ねて石に泥がついてしまいます。せっかく拾ってきた石が泥を被ってしまうのはちょっぴり忍びないんで石ころ置き場を作ることにしました。

石ころ置き場‐1 
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早速ホームセンターに材料探しに、最初のイメージはレンガを土台にして板を敷きその上に置こうって感じだったんですが地面から空間を開けて作るとそこに草が生えて来てしまうんで、庭用のレンガ、タイルコーナーで見つけたこれを敷き詰めてみることにしました。これ正式名称はなんて言うんでしょう、庭用敷石タイル?ですかね。1枚200円ぐらい、それを12枚と隅っこ調整用のタイル3枚で3,000円ぐらいでした。

石ころ置き場‐2 

これでしばらく様子を見て、よければ拡張するなりもう一か所作るなりすることにします。石は枯れたり腐ったりしませんので慌てずに行きます。
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蛇尾川-2(2022年)

2022-03-13 | 石ころ
ジャグレ真黒石
キャンプ場の敷地を通過すると直ぐ川原に、この付近を探したんですがここも見つかりません。せっかくここまでやって来ましたのでそこそこのヤツを何とか一つぐらいは見つけたいですね。う~ん、もう少し上流に行ってみましょう。..

ジャグレ真黒石‐9
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ヒップウェーダーを履いていたものの膝上ギリギリまで水量があって結構厳しかったですが何とか渡渉して、堰堤の上にたどり着きました。それにしても水がきれいです。

ジャグレ真黒石‐10 

水辺をウロウロ探してやっとジャグレ真黒石を見つけました。大きさはまぁまぁですが何とか見つけることが出来た嬉しい1個です。

ジャグレ真黒石‐11 

そしてすぐそばにもう1個、これはジャグレ具合がいまいちですが質感の方はなかなかです。

ジャグレ真黒石‐12 
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さらに歩いて行くと奥の院が見えて来ました。かなりの高さの堰堤、15~20mぐらいありそうです。

ジャグレ真黒石‐13 

近づいてよく見ると右端に梯子が掛かっていて、さらにその上にロープが続いています。渓流歩きの方や釣り人はさらにこの上に登っていくんでしょうが私には無理、ここまでです。

ジャグレ真黒石‐14 

堰堤の下でコンビニのおにぎりで少し早い昼食、おにぎりを食べながら何気なく足元を見るとジャグレ真黒石がありました。これはジャグレ具合も色合いもなかなかいい感じ、惜しむらくは大きさがいまいち、でも十分、これでここまで来たかいがありました。

ジャグレ真黒石‐15 

まだ昼なんですが結構遠くまで歩いて来ちゃいましたので折り返して帰ることにします。空を見上げると青い空、白い雲、そしてトンビが、何か時間がゆったりと流れて行きます。風もなく誰もいないのどかな川原、川の流れに陽があたりゆらゆらゆらめいて、何となく春の感じです。

ジャグレ真黒石‐16 

車を停めた駐車スペースに2時ごろ到着、久しぶりの探石で疲れましたが今日はいい石に出会えましたので心地よい疲れ、でもまだ自宅まで2時間ちょいありますので注意して帰ることにします。蛇尾(さび)川、水もキレイでいい川です。
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蛇尾川-1(2022年)

2022-03-12 | 石ころ
ジャグレ真黒石
「石拾い」の方も車中泊旅を兼ねてどこか遠くに遠征したいんですが、コロナが収まりませんのでそうも行きません。仕方ないので昨年から訪れるようになった近場の那珂川支流の蛇尾(さび)川にやって来ました。近場と言っても90㎞ぐらいありますので我が家から2時間前後かかります。今日は早起きして5時30分ごろ出発、7時30分ぐらいに到着しました。日の当たる所にはほとんど雪はありませんが山影に行くとこんな感じで雪が残っているところがあります。
(蛇尾川は正確には那珂川支流の箒川の支流です)

ジャグレ真黒石‐1
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川原に車を停めてコンビニ弁当で朝食をとり準備を整え川原に下ります。まだ雪解け水はそんなに出てないようで水量もかなり少ない感じ、これはかなり期待が持てます。

ジャグレ真黒石‐2 

勇んで探石を開始したんですが一向に狙いの「ジャグレ真黒石」が見つかりません。1㎞ぐらい歩いたんですが小さいのが1個だけ、いつもなら少なくても5~6個は見つかるんですが……。ああやっぱり、置き石がいくつかありましたのでどうやら何日か前に先行者があったようです。

ジャグレ真黒石‐3 

ちょっぴり悔しいので私もひとつだけ置き石を置いてみました。これは大きさはなかなかの大物なんですが、私的には質的形的にいまいち、どなたかに拾われて下さい。

ジャグレ真黒石‐4 
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そんなこんなでウロウロ探していたら大きな堰堤まで来てしまいました。この先に行くには、高さ2mの堰堤を越えなければなりません、さてさて。

ジャグレ真黒石‐5 

やはり人間は考えるもの、梯子?がありました。たぶん釣り人が設置したものでしょう。利用させてもらいます。

ジャグレ真黒石‐6 

堰堤を越えて川の脇を通る林道に出ました。でもここ昨年出来た『龍の国』オートキャンプ場の敷地なんですよね。入口に無断駐車お断りの看板がありました。でも徒歩で通過するだけなのでお願いしてダメだったら戻ることにして先に進むことにします。

ジャグレ真黒石‐7 

あらぁ、すごくキレイに整備されていますねぇ、去年とは様変わりです。通過の許可を貰おうと受付の建物に行きましたが閉鎖されていてまだオープン前のよう、工事関係者の車は何台か停まっているんですが人影は見当たりません。ということで取り敢えず通らさせて頂きました。

ジャグレ真黒石‐8 

せっかく遠路はるばる探石にやって来ましたので何とかいい石に出会いたいものです。

つづく
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笹目石-1

2022-02-23 | 石ころ
里川
当地でもここもとオミクロン株が猛威を振るっていまして気軽に遠くに外出できる状況ではありません。ということで探石も県外遠征などにはなかなか出かけられないということで、今日は近場の久慈川の支流の里川にやって来ました。..

笹目石‐1 
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狙いは「笹目石」、供給源は里川のさらに支流を遡った山中なんですが、今日はそこまでは行かずに里川に流れ出た転石を探そうと思います。石探しのポイントはこの「旧町屋変電所」の前付近なんですが、川を覗いてみると護岸工事がされていて川に下りられそうになくまた水量が多いせいか川原も見あたりませんので、下流の別なポイントを探すことにします。

笹目石‐2 

笹目石はカンラン岩が地中深くで地熱などにより蛇紋岩に変わりさらに熱変成により再結晶化した白蒼の模様のキレイな石です。その独特の模様が笹の葉などに似ているところから笹目石、竹葉石、斑石、また地名から町屋石などと呼ばれていて当地茨城県と熊本県の2か所のみで産出される珍しい石です。
(以前に書いた詳細 町屋石-1 町屋石‐2
この辺りは道路わきに住宅が並んでいて駐車スペースが見つからないんですが少し走って橋の近くに空き地を見つけ車を停めました。川を覗くと小さな川原が見えましたので探してみることにします。

笹目石‐3

石は泥を被って白っぽくなっていてなかなか探しずらいです。

笹目石‐4
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それでも根気よく探していると砂の中にまだら模様の石を発見、これです。大きさは15㎝ほど笹目模様ではないですが白蒼の模様がはっきり見て取れます。笹目石は大まかに「笹目」「もみじ」「ぼたん」「霜降り」の4つの模様に大別されるようですが、これはそのうちの「もみじ」ですかね。(あるいは「ぼたん」かも?)

笹目石‐5

こっちにもありました、大きさは5~6㎝と小さいです。う~ん、これも「もみじ」でしょうか、いまいち微妙な感じです。

笹目石‐6

何とか名前の由来にもなっている「笹目」模様の石を見つけたいですね。

つづく
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石ころ-5(八溝石)

2022-01-08 | 石ころ
八溝石
昨年出会った石ころシリーズの最後を締めくくるのは地元茨城県の石「八溝石」、まぁ地元ということで探石に行く回数も多く採取する数も多いためどうしても愛着が湧いてしまいます。産地は杉が植林された山ということで森林保護の観点から山石は採取禁止と聞いています。したがって八溝川に流れ込んだ川石を探すことになるんですが、転石は小さな石が多く大きくても15㎝前後、20㎝オーバーは滅多にありません。...........
この石もそんな小さな石の一つで、高さ5㎝ほど硬くてジャグレや色も良くそこそこ八溝石の特徴を備えています。植木鉢の根っこの辺りにポンと置いておくと映えそうな感じです。......
(八溝石の詳細については過去にこちらに書きました「八溝石の特徴」)

八溝石‐1
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これも5㎝前後の小さな石なんですが、質感も良く八溝石にしては黒が濃くてなかなか、お気に入りの一品です。真ん中に挟んでいる白はたぶん石英、そして形が何とも見たことのない不思議な形です。上下左右どこから見立てるのがいいのか、ちょっぴり悩んでいるところです。

八溝石‐2 

その他にも紹介出来ませんがたくさんの石と出会うことが出来た一年でした。石を探しているときは集中力が高まり夢中であっという間に時間が経ってしまいます。おまけにいい石に出会えた時は妙に心豊かになりひとり川原でニヤニヤしてしまいます。
今年もたくさんのいい石に出会えることを願っています。
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石ころ-4(神居古潭石)

2022-01-07 | 石ころ
神居古潭石
地中深く溶岩が熱と圧力を受けて変成、地殻変動などの影響を受けて神居古潭峡谷に露呈したのが神居古潭石です。したがって熱変成や圧力変成の受け方によってさまざまな形状や色の石があります。
この石も形はいまいちですがクリームを流したようなぬめ~っとした表面で何とも言えない味を醸し出しています。........

神居古潭石‐4
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写真では肌触りまでは伝わりにくいんですが、表面はでこぼこしているものの神居古潭石独特の質感、高度そしてツルツル感も具備しています。

神居古潭石‐5 

最後はこれ、黄金色の神居古潭石と言いたいんですが残念ながらそこまでは黄金色ではありません。最初見つけた時は泥をかぶっていて普通の感じの石ころだったんですが、少しだけ黄色いところがありましたので水辺に持っていき泥を落としたら黄金色が出てきました。たぶん神居古潭石に何かが混じってジャスパーになったんだと思うんですが、ところどころ欠けもありましたので最後までキープするかどうか迷いました。でも最初に出会った神居古潭石の色付き石ということで記念に持ち帰ることにしました。しばらく養生するとさらに味わいが出てくるかもしれません。

神居古潭石‐6 

神居古潭石、しばらく楽しませてくれそうです。
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