京都の闇に魅せられて(新館)

落合橋と赤橋トンネル・後編 @ 京都妖怪探訪(859)

 

 

 

 どうも、こんにちは。

 今年(2023年、令和5年)の5月連休時、京都の奥嵯峨から保津峡までの心霊スポット巡りに行ってきました。

 シリーズ第856回から続いて、そのレポート記事を。

 今回は、シリーズ前回に引き続いて、保津川の支流・清滝川にかかる落合橋と赤橋トンネルを巡ります。

 

 

 

 まずはシリーズ前回のおさらいもかねて、落合橋と赤橋トンネルがどんな場所かについて、簡単に解説を。

 この橋は、風光明媚な場所でもあり、よくドラマの撮影などにも使われたりしますが、落合橋から下の河原まで結構な高さがあり、過去に自殺や水難事故などが起こっているとも言われています。

 またよく知られるように、この辺りは平安京の時代から風葬の地としても知られますので、多くの死者の霊も彷徨っているとも噂されています。

 このスポットでは、「赤い橋の半ば」「周辺河原」「赤橋トンネル」の3カ所で、心霊現象が目撃されているとも言われています。

 

 

 

 

 

 

 よく言われている心霊現象の事例には、

 

 ・橋から繰り返し飛び降りる霊が現れる。

 ・トンネルの中に過去の風葬の死者たちの霊が横たわっている。

 ・清滝川と河原には水死者や自殺者の霊がいて、生者も川へ引き込もうとしてくる。

 

などがあります。

 このスポットでは、「赤い橋の半ば」「周辺河原」「赤橋トンネル」の3カ所で、心霊現象が目撃されているとも言われています。

 シリーズ前回では、そのうち「赤い橋の半ば」まで行きましたので、今回は「周辺河原」と「赤橋トンネル」を見て回ります。

 

 

 橋の半ばから、京都市側に戻って、河原へと降りる道を探します。

 

 

 

 

 

 

 橋から伸びる山道の先に人家らしきものと松尾芭蕉の句碑が。

 

 

 

 

 

 「清滝や波に散りこむ青松葉」と刻まれているようです。

 

 

 

 しかし人家の方は、玄関かガレージらしき場所にシャッターが降り、人気もなく静まりかえっています。

 

 

 

 

 門の前にある小さな離れらしき建物も。

 

 

 

 

 ポストまであるので、実際に人が住んでいたのでしょう。

 中が見えたのでちょっとのぞいてみますと、中はかなり荒れ果てて、廃屋となってから結構長い時間が経っているようです。

 その一方で、かつての住民が使っていたであろうテレビや家具が残されていて、妙に生活感もあります。

 完全に荒れ果てた廃墟や廃屋よりも、こういう中途半端に生活感というか、人が住んで居た痕跡などが遺っているものの方が、かえって不気味に感じてしまいます。

 もしかしたら、そのうちにこの廃屋も心霊スポットとして噂されるようになるかも、とも思えてきました。

 

 

  

 廃屋前付近に下の河原へ降りられそうな道がありました。

 

 

 

 

 

 

 しかし舗装された道と違って、傾斜があり、石や泥土が剥き出しになっている、足場の不安定なところを降りていかなければなりませんでした。

 新しく買った山歩き用の靴を履いてきて正解でした。

 

 

 

 落合橋下の河原に降りました。

 

 

 

 

 

 

 河原からあの廃屋を見上げます。

 

 

 

 

 

 河原から落合橋のアーチ。

 

 

 

 

 

 心霊スポットの噂もあるとはいえ、こうして見ると結構いい風景です。

 ここで釣りやキャンプ、バーベキューなどをしたら楽しそうだなあ、と思います。

 

 

 しかし・・・河原の一角に、何か妙なものを見つけてしまいます。

 

 

 

 

 

 これは・・・。

 この石積みの石塔のようなものは・・・。

 まるで「賽の河原」に石で積まれた塔みたいです。

 一体誰が、何の目的でこんなものを創ったのかは、わかりませんが・・・。

 もしかしたら、誰かが遊びで、ネタや冗談のつもりで立てただけなのかもしれませんが。

 心霊スポットと噂されている場所にこういうものがあると、いろいろと妙な想像をしてしまいます。

 あまり長居しない方がいいような気がしまして、早々に引き上げることにしました。

 

 

 

 橋を渡って。

 

 

 

 

 

 赤橋トンネルへ。

 

 

 

 

 

 「落合隧道(おちあいずいどう)」というのが、通称赤橋トンネルの正式名称のようです。

 

 

 

 トンネル内へ。

 

 

 

 

 

 

 中は、壁や天井は結構きれいで、真新しい感じがします。

 同じ心霊トンネルでも、東山の花山トンネルのように、あっちこっちがひび割れて水が垂れていたりはしていません。

 ごく最近に改修工事でも行われたのでしょうか。

 また、トンネルは短く、反対側の出入り口からの光も見えますので、それほど怖い感じもしませんでした。

 もっとも、この中には死者の霊が横たわっているとの噂もありますから。

 私が「見える人」だったら、何人もの霊が見えたのかもしれませんが。

 筆者が何も見えない凡人だからこそ、『京都妖怪探訪』などと称して、各地の妖怪伝承地や心霊スポット、曰く付きスポットなど巡るなどというバカなことを続けてこられたのかもしれません。

 それに昼間では無く、真夜中だったら、霊などが居なくても恐ろしいだろうなあ。

 そんなことを思いながらも、この時は何事も無くトンネルを抜けることができました。

 

 

 

 

 

 

 トンネルを抜けたところにこんな看板が。

 

 

 

 

 なんと、ここにはクマが出るのか!?

 などと、見えない凡人は、霊よりもむしろそっちの方にびびってしまったという話でした。

 

 

 さらに山道を進み、次の心霊スポットに向かいます。

 

 

 

 

 

 今回はここまで。

 奥嵯峨~保津峡心霊スポット巡りは、次回あともう一回続きます。

 

 

 

 

 

※ところで2023年の目標で、「新規スポットの記事を最低でも20以上、出来れば30以上書く」としましたが、前回と今回とで14カ所目。

 目標まであと6本(6カ所)です。

 

 

 

 

 

*落合橋と赤橋トンネルの周辺地図はこちら

 

 

 

 

 

*『京都妖怪探訪』シリーズ

https://kyotoyokai.jp/

 

 

 

ふるさとを守る脱米救国バナー  ふるさとを守る脱米救国バナー

 

 

 

岩上安身責任編集 ? IWJ Independent Web Journal

 

 

 

2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「妖怪スポット」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事