京都の闇に魅せられて(新館)

千本えんま堂大念仏狂言『にせ地蔵』(前編) @ 京都妖怪探訪(349)





 どうも、こんにちは。
 前回に引き続きまして今回も、「千本ゑんま堂」に伝わる「千本えんま堂念仏狂言」をとりあげます。

 今回と次回との2回にわたって、その中の『にせ地蔵』という演目の模様をお届けします。
 何もかもがうまくいかない二人の男が、お地蔵様に化けて、お供え物をせしめようと企む話ですが……。

 それでは、早速紹介します。




 竹三郎(たけさぶろう)と梅三郎(うめさぶろう)という、いずれもうだつの上がらない、何もかもがうまくいかない二人の男が居ます。









 今風に言えば、「負け組」というところでしょうか。



 ここで竹三郎、「お地蔵様に化けてお供え物をせしめる」ということを思いつき、梅三郎を誘います。










 お地蔵様の服を着せますが、後ろ前に。









 お地蔵様のお面もつけますが、これも後ろ前に。
 つまり、頭の後ろ側にお面を被せられます。















 さらに錫杖と小道具を持たせて、それらしくします。









 それらしくなりました。





 面も服も後ろ前に着けているので、梅三郎は後ろ向きに立つことになりますが……。



 竹三郎は、村人に「尊いお地蔵様が天から光臨されたぞ」と、村人にふれ回ります。






 早速、お供え物を持った村人が参拝にやってきます。















 まんまとお供え物をせしめてしまいました。






 その後も竹三郎と梅三郎は、村人からお供え物をだまし取ろうと、お地蔵様に化け続けますが……。

 記事がそこそこの長さになりましたので、今回はいったんここで切ります。
 この続きは、また次回。





*千本ゑんま堂へのアクセス・周辺地図は、こちらをご覧ください。



*ゑんま堂狂言保存会のHP
http://www.geocities.jp/e_kyogen/



*千本ゑんま堂のHP
http://yenmado.blogspot.jp/





*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm





ふるさとを守る脱米救国バナー ふるさとを守る脱米救国バナー



岩上安身責任編集 ? IWJ Independent Web Journal



2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事