さらに臼杵に向かって帰る途中に豊後大野市清川村に「轟橋」というのがあったので寄ってみました。奥嶽川に架かる径間(アーチの両端を結ぶ直線距離)が32.102m、26.521mで日本1位だそうです。昭和9年に営林署の林道軌道橋をして設置され、昭和30年代までは木材を満載したトロッコが渡っていたそうです。現在は自動車も人も通れる橋です。少し下流には日本2位の「出会橋」(径間29.3m)もあります。
傾山を下山した後、帰り道に円形分水があるみたいでしたから、寄ってみました。円形分水とは水路を流れる水を水量が変化しても一定の比率で分配できる合理的な構造です。この円形分水は昭和11年に竣工したみたいです。時期的に水は通っていませんでしたが、全国には30ヶ所ほどあるそうです。