■こならの森89号■1995.9発行
表紙 「三滝」
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森10月号■
おぞねとしこのポエム…すずむし………3p
その他の情報…/猫バス……4p
知らんの5つの市/なかじま=…5p
海棠市子の映画評……………6p
書評・絵本紹介………………7p
創作童話 第5回 ………8p
結婚します…萩原さん夫妻…
JC・JOURNAL………10-11p
ポラーノ村 ………12-17p
インタビュー ………18-19p
インフォメーション9………20-25p
野良犬先生 ………26p
杜 @皇が占う今月の運勢…………27
協賛店マップ ………28-29p
新・こならの森から…………………30p
■■■■■■■■■■■
【本文抜粋記事】
インタビュー
『であいの街アルク』主催、スーパーバザール実行委員長の井上孝雄さんと副実行委員長の豊島逸夫さんに、バザールでのいきさつやエピソードなどのお話しを伺いました。
編集部 今回のイベントの成果は?
井上 結果的には大成功です。豊島 結束が固まったという事が、成功だと言える点ですね。井上 次にやって行く段階でもみんなやる気があるのではないですか。
編集部 次の話しも出ているということですが………。
井上 あの時期も「もう絶対にいやだ」といっていたのが、一週間たったら、今回は500万くらいかかったけれども、「来年は300万くらいでできるな~」とか、そういう前向きな話に変わってくるんですよ。
何人かが、ぶつかり合ったりしました。イライラして来ます、あの前後は………。夜中の12時頃にテントを運んだりしたでしょう、明くる日は8時に集まって掃除して、4日間というのはとにかくイライラの連続です。
編集部 眠れないような状況ですか。
井上 寝ていませんね。
編集部 かえってそのほうが面白い………。
井上 そうですね。充実感がありました。でも人材は豊富でしたから、恵まれていますね。
他のイベントよりは端的で良かったのではないでしょうか。
ただ、『アルク』という名前をつけたけれどもそれが定着するかどうか、出会いの街アルク、括弧して、医師会通りはまだ入るけれども、これはしょうがないですね。いずれは消していきたい。
編集部 今後の予定は。
井上 とりあえず街路樹をイルミネーションでライトアップする予定です。また、正月中旬に田沼の初午みたいなものをやりたいという話もあります。佐野ではあの時期に何も行事がないそうです。
豊島 なんだかんだ言っても、それまでは、あの通りを知らない人もいた。それが、自分の店などにも新しいお客さんが来てくれた。そのお客さんがここを知らなかったというんです。
井上 こっちは有名だと思っていたのですが、意外とそうでもない。
豊島 ですから、そういう意味でのメリット、金銭よりもそのほうが大きいと思う。
効果は2点あって、この街の結束と、アルクという名前をつけたこと、それによって人が呼べた。今後はこれを維持して行くことが問題です。
アイディアは一杯あります、一本松まえでどんど焼きをやるとかね。
井上 私などもたまたま指名されたお陰で、能力もないのに一生懸命やれた。指名されればみんな責任感でやっていける。
豊島 新しい持っている能力を発見しました。本当のコミュニケーションというのはケンカしたり、汗を流して涙流して、なんです。取っ組み合い一歩手前です。そういうことがあったから、より良く分かり合えた。
編集部 手づくりの味というか、今までのパターンではない、そこが良いのではないか。
井上 お金の問題もありましたから、手づくりということにならざるを得ないという面もありました。
豊島 新しい街だから仲間づくりには5年かかった。今までは本当の真剣勝負というのはなかったが、今回のイベントで真剣勝負をせざるを得ない状況になってしまったんです。
編集部 反省点は?
井上 反省点はいろいろあります。言い出したらきりがないが、駐車場なども問題なかったですね。吸収できる。この通りはいろいろなことがやりやすい通りです。
豊島 あえて言わせて頂ければ、地域の人を今度は引き入れたい。いわゆる商店街のイベントではなくて、スローガンは地域のイベントなんだけれども、回りを引き込むだけの力がなかった。時間的な余裕もなかった。
今度は本当に商店街の利益だけでなく、地域のみなさんとも祭りをしたいなと思います。
それから、「もっとやって欲しい」という人が多いんですね。当日だけでも5人の人から言われました。これは嬉しかった、いくら疲れていてもね。そういう面ではそれでもう成功だなと思いました。来ている人の顔が他の祭りとは違って見えた。みんなニコニコしていましたね。
表紙 「三滝」
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森10月号■
おぞねとしこのポエム…すずむし………3p
その他の情報…/猫バス……4p
知らんの5つの市/なかじま=…5p
海棠市子の映画評……………6p
書評・絵本紹介………………7p
創作童話 第5回 ………8p
結婚します…萩原さん夫妻…
JC・JOURNAL………10-11p
ポラーノ村 ………12-17p
インタビュー ………18-19p
インフォメーション9………20-25p
野良犬先生 ………26p
杜 @皇が占う今月の運勢…………27
協賛店マップ ………28-29p
新・こならの森から…………………30p
■■■■■■■■■■■
【本文抜粋記事】
インタビュー
『であいの街アルク』主催、スーパーバザール実行委員長の井上孝雄さんと副実行委員長の豊島逸夫さんに、バザールでのいきさつやエピソードなどのお話しを伺いました。
編集部 今回のイベントの成果は?
井上 結果的には大成功です。豊島 結束が固まったという事が、成功だと言える点ですね。井上 次にやって行く段階でもみんなやる気があるのではないですか。
編集部 次の話しも出ているということですが………。
井上 あの時期も「もう絶対にいやだ」といっていたのが、一週間たったら、今回は500万くらいかかったけれども、「来年は300万くらいでできるな~」とか、そういう前向きな話に変わってくるんですよ。
何人かが、ぶつかり合ったりしました。イライラして来ます、あの前後は………。夜中の12時頃にテントを運んだりしたでしょう、明くる日は8時に集まって掃除して、4日間というのはとにかくイライラの連続です。
編集部 眠れないような状況ですか。
井上 寝ていませんね。
編集部 かえってそのほうが面白い………。
井上 そうですね。充実感がありました。でも人材は豊富でしたから、恵まれていますね。
他のイベントよりは端的で良かったのではないでしょうか。
ただ、『アルク』という名前をつけたけれどもそれが定着するかどうか、出会いの街アルク、括弧して、医師会通りはまだ入るけれども、これはしょうがないですね。いずれは消していきたい。
編集部 今後の予定は。
井上 とりあえず街路樹をイルミネーションでライトアップする予定です。また、正月中旬に田沼の初午みたいなものをやりたいという話もあります。佐野ではあの時期に何も行事がないそうです。
豊島 なんだかんだ言っても、それまでは、あの通りを知らない人もいた。それが、自分の店などにも新しいお客さんが来てくれた。そのお客さんがここを知らなかったというんです。
井上 こっちは有名だと思っていたのですが、意外とそうでもない。
豊島 ですから、そういう意味でのメリット、金銭よりもそのほうが大きいと思う。
効果は2点あって、この街の結束と、アルクという名前をつけたこと、それによって人が呼べた。今後はこれを維持して行くことが問題です。
アイディアは一杯あります、一本松まえでどんど焼きをやるとかね。
井上 私などもたまたま指名されたお陰で、能力もないのに一生懸命やれた。指名されればみんな責任感でやっていける。
豊島 新しい持っている能力を発見しました。本当のコミュニケーションというのはケンカしたり、汗を流して涙流して、なんです。取っ組み合い一歩手前です。そういうことがあったから、より良く分かり合えた。
編集部 手づくりの味というか、今までのパターンではない、そこが良いのではないか。
井上 お金の問題もありましたから、手づくりということにならざるを得ないという面もありました。
豊島 新しい街だから仲間づくりには5年かかった。今までは本当の真剣勝負というのはなかったが、今回のイベントで真剣勝負をせざるを得ない状況になってしまったんです。
編集部 反省点は?
井上 反省点はいろいろあります。言い出したらきりがないが、駐車場なども問題なかったですね。吸収できる。この通りはいろいろなことがやりやすい通りです。
豊島 あえて言わせて頂ければ、地域の人を今度は引き入れたい。いわゆる商店街のイベントではなくて、スローガンは地域のイベントなんだけれども、回りを引き込むだけの力がなかった。時間的な余裕もなかった。
今度は本当に商店街の利益だけでなく、地域のみなさんとも祭りをしたいなと思います。
それから、「もっとやって欲しい」という人が多いんですね。当日だけでも5人の人から言われました。これは嬉しかった、いくら疲れていてもね。そういう面ではそれでもう成功だなと思いました。来ている人の顔が他の祭りとは違って見えた。みんなニコニコしていましたね。